新しいThinkPad X1 Carbonは3つのディスプレイが選択可能!
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新しいThinkPad X1 Carbonは2012年6月発表の「ThinkPad X1 Carbon」、2013年1月発表の「ThinkPad X1 Carbon Touch」の後継モデルとなる製品で、名前こそ「おいおい!」というものですが、ThinkPad X1 Carbonの弱かったところをしっかりと補強した製品になっています。
写真は旧ThinkPad X1 Carbon Touch
特にディスプレイに「2,560×1,440ドット(WQHD)のIPS液晶」を選択できるようになったことは、解像度の面で遅れを取っていたThinkPad X1 Carbonにとっては嬉しい出来事だといえます(個人的にはフルHDでもいいとは思うが)。
旧ThinkPad X1 Carbonのレビューも書いていますので比較として
→ThinkPad X1 Carbonを徹底検証!
→X1 Carbon Touchがタッチ操作ができるようになった代償は質量(重さ)か…
ディスプレイは「HD+」「WQHD」「WQHD+マルチタッチパネル」の3つ
カスタマイズの構成によってプロセッサーやメモリは、ストレージは組み合わせが沢山ありますが、今回ポイントにしているディスプレイはこちらの3つになっています。
・14.0型HD+ (1600×900 250nit) LEDバックライト、光沢なし
・14.0型 WQHD IPS液晶 (2560×1440 300nit) LEDバックライト 、光沢なし
・14.0型 WQHD IPS液晶 (2560×1440 270nit) LEDバックライト マルチタッチパネル(10点)、光沢なし
「HD+」も「WQHD」も縦横比としては[16:9]ですので、解像度をアップするにあってソフトウェア的な無理はせず、素直にドットの数を増やしたというところですね(余談ですけど縦横ともドット数は1.6倍、トータルのドット数は2.56倍になっています←細かい話だ)。
ベースモデルはHD+ではなくて、フルHD(1960×1080)にしてくれるともっと良かったのですが、旧製品はHD+を搭載していいましたから、開発費や製造コストのこと考慮すると新規に2つの解像度のディスプレイを準備するのが難しかったのは想像に難くない所です。
ディスプレイによる本体サイズと質量の差
製品名は「新しいThinkPad X1 Carbon」と一緒ですが、実は選択したディスプレイによって本体サイズと質量が微妙に違ってきます。いずれも微妙ではありますけど、質量はリアルモバイルノートパソコンとしては100g単位でしのぎを削っているので何気に気になるところではあるので、一応確認しておきます。
ディスプレイ | サイズ | 質量 |
---|---|---|
14.0型HD+ | 約331.0 x 226.8 x 13.6-18.16mm | 約1.34kg |
14.0型 WQHD | 約331.0 x 226.8 x 13.2-17.7mm | 約1.28kg |
14.0型 WQHD タッチ | 約331.0 x 227.1 x 13.9-18.46mm | 約1.43kg |
サイズはほんと微妙だ(笑
でも質量をみると、14.0型HD+よりも14.0型 WQHDのほうがこれも若干ではありますけど軽くなっているんですね、これは搭載されている液晶がIPS液晶になったのが最大の要因だと思います。今回の比較では登場しませんが旧X1 Carbon Touch(約1.54kg)と比較しても軽くなっています。
どんな製品でもタッチパネルを採用すると重くなるのは一緒のようなので、ここは完全に重さと使い勝手のトレードオフになっているといっていいです。
ただし一旦タッチパネル非対応のモデルを購入してしまうと、後付でタッチパネルを追加することはできないので「タッチ操作が必要 or 軽さを重視」に関してはしっかりと吟味してから購入する必要はあると思います。
ディスプレイによる価格差
最後に選択したディスプレイによる価格差を確認します。
「14.0型HD+」がすべてのパッケージで初期設定されているためここが「0円」の基準になります。
【追加料金】
・14.0型 WQHD+15,750円
・14.0型 WQHD タッチ+32,500円
個人的な感覚では、14.0型 WQHDが+15,750円は割りと妥当なラインだと思いますが、タッチが付いて32,500円(タッチ分は16,750円)はちょっと割高かな、、、、と感じます。
もっともそれは自分がモバイルノートパソコンに関して言うと「タッチ操作自体が不要」だと考えているから余計に差額が気になるだけであって、タッチ機能の追加と考えると一応は許容範囲だとは思っています(それでももう少し抑えてくれると手を出しやすいと思う人がほとんどかな)。
あと他の製品(13.3型の製品です)を使ってみて感じているのが、液晶サイズが14型でも「WQHD (2560×1440ドット)」は高精細すぎて文字やアイコンなどが小さくなるので、サイズの調整など使いやすいようにカスタマイズしないと使い勝手が悪くなることもあります(特に視力が弱い人はしんどい)。
なので、WQHD高解像度液晶が凄いことはわかりますが、まだ使う人を選ぶ製品(選択)だということは抑えて置いたほうがいいと思います。
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