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ビジネスシーンからみたThinkPad X250の利点(X260との違いも)

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前回のレビューでは「もっと軽いといいのに……」と質量だけにフォーカスしてしまった感じがありますので、ここで改めてビジネスシーンからみたThinkPad X250の利点を考えてみたいと思います。
ThinkPad X250

ThinkPad Xシリーズの進化として「軽さ」は重要なポイントになると思っていますけど、実際のビジネスシーンで考えると持ち歩く時間は多くないですから1kgを切らないと使えないかというと、そうでもないですからね。


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ちなみに、今の会社では某P社のパソコンを200台近く、某M社のタブレット端末を100台近く導入していますが、オンタイムでもデスクに置いてあることも多いですし、週末もそのままという状況をよく目にしますから、仕事で使っていても持ち歩かない人も多いと。

調達&システム側としては、もう少し有効活用してもらいたい気持ちもありますけど、それが現実というところなのかもしれません。

なんて愚痴っぽいのはいいとして、本題に。

ThinkPad X250の利点(X260との違いも)

他社製品もそれなりに見ている中で、ThinkPad X250の利点を上げるとしたら以下の6つ。

・キーボードが良くキータッチが秀逸
・トラックポイントが付いている
・ノングレアの液晶
・フルHDの液晶も選択可能
・アナログVGAポート搭載(X260はHDMIのみ)
・長時間のバッテリー駆動も可能

その他、X260になるとCPUが第6世代のSkylakeに、メモリが16GBまで対応(X250は8GB)、Bluetoothのバージョンが4.1(X250は4.0)に、USB3.0のポートが1個追加で合計3つになるといったバージョンアップがされています。ただ、この違いはビジネスシーンでは大きな差にはならないと感じています。

キーボードが良くキータッチが秀逸

これはもう改めて言う必要もないくらいですね。
ThinkPadといえばXシリーズに限らずキーボードに関しては、人間工学にもとずいてこだわりにこだわりぬいたものなので、キータッチについて不満は一切ありません。
ThinkPad X250

正直、キーボードはThinkPadの生命線だと思っています。

トラックポイントが付いている

マウスに変わる操作には「ThinkPad クリックパッド」もありますけど、ThinkPadならではの操作デバイスがトラックポイントですね。クリックパッドの操作性もいいですが、細かい作業をするときにはトラックポイントのほうが使い勝手がいいのは確か(多少の慣れは必要)。
ThinkPad X250

会議のときなどマウスをわざわざ持っていくのが面倒なときでも、トラックポイントを使いこなせば、マウスに近い操作感があるので荷物を減らすことも可能です。

※さすがに、丸一日のパソコン作業をマウス無しだと厳しいとは思います^^

ノングレアの液晶

無駄な反射がなく目に優しく、長時間使っていても疲れないのがノングレア(非光沢)液晶。

これはもうビジネスシーンではマストアイテムです。
モバイル2-in-1タブレットや、タブレット端末もビジネスシーンで使う人も多くなってきていますが、タブレットメインの場合グレア液晶が選択されていることも多いため、若干使いにくく感じることもあります。
ThinkPad X250

フルHDの液晶も選択可能

ThinkPad X250は標準ではHD IPS液晶(1,366×768)ですが、カスタマイズでFHD IPS液晶 (1920 x 1080)にアップグレードすることも可能です(プラスの費用は19,440円)。

12.5インチにフルHDは若干やり過ぎ感があるにはありますが、解像度は高いほうがなにかと使い勝手はいいので、選択肢としてあることには大きな意味はあると思います。確かに、高解像度にすると基本ベースとして表示の文字サイズが小さくなってしまうので、視力との兼ね合いもあります。

また、この後の外部ディスプレイとの接続とも関連しますが、解像度の選択は本体のみで作業をする時間と、外部モニタを接続して作業する時間--デスクワークの時間の違い--で選択肢が変わってくる感じですね。

アナログVGAポート搭載(X260はHDMIのみ)

ここがX250とX260で大きく違ってしまう点です。

アナログVGAがいいか、HDMIがいいか、、、、、
これはメインで使用する外部ディスプレイ機器--モニタ、液晶テレビ、プロジェクターなど--によって変わってきてしまうので、一概にどちらがいいかは決めきれません。
ThinkPad X250

色々と使っている中ではプロジェクターだけはまだアナログVGAが主になっている印象があるため、ビジネスとして広く使うことを考慮するとX250を選んだほうが無難なのかと思っています(モニタもまだアナログVGA対応が多いですし)。

もちろんアナログVGA対応のために変換アダプターを持っていればX260でも問題はないといえるので、ほんと状況に合わせてかな。

長時間のバッテリー駆動も可能

モバイルノートパソコンとして、欠かせない部分がここ。
ThinkPad X250とX260はともにフロント・バッテリー「3セル(24Wh)」とリア・バッテリーの2つが搭載可能となっていて、リア・バッテリーは3種類のバッテリー「3セル(24Wh)」「6セル(48Wh)」「6セル(72Wh)」から選択できます。
ThinkPad X250

公式の情報でバッテリー駆動時間は「最大 約16.9時間(3セル+3セル Li-Poly システム・バッテリー搭載時)」と記載されています。ただ、フロント・バッテリーはオプション(追加料金は5,400円)になっているので、最小構成では公称の約半分程度になる計算です。

それでも、約8.45時間は駆動する計算になりますから、ちょっとした打ち合わせや会議などで使う分にはまったく問題ないといえます。

もし、バッテリー駆動時間が心配な場合は、フロント・バッテリーを追加or大容量のバッテリーパックにアップグレードしておけば安心感も違ってきます。もちろん、バッテリーを追加した分質量も大きくなってしまうので、この辺は持ち歩く時間とのトレードオフで考えたほうがいいところですね。

最小構成でも約1.3kg(実用的な仕様だと約1.4kg程度)、6セルのバッテリーを搭載する--以前レビューした仕様--と約1.5kgはちょっと重たいな、、、、なんて感じてはいますが、普通に仕事で使うシーンを考えると持ち歩くことはそんなに多くないし、それ以外の部分もしっかりとしているので、やっぱりThinkPad Xシリーズはビジネスに向いているノートパソコンなのは間違いないと。

あとは、アナログVGAが必須かどうかでX250にするか、X260にするか迷う所ですけど、この記事を書いてる2016年2月時点では、X260が出たてで本体価格の面ではX250が買い時になっているので、今のタイミングならX250がオススメとなります。

ThinkPad X250

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