X1 Carbon Touchがタッチ操作ができるようになった代償は質量(重さ)か…
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発売当初に「タッチ操作」をアピールしすぎたため、「Windows8=タッチ操作」という認識が高くなって、メーカーとしても「タッチ操作対応モデル」の導入がマストになっている中(多分ですけど)、X1 Carbonにもタッチ操作対応モデルが登場しています。
そのタッチ操作対応モデル(=正式モデル名はX1 Carbon Touchをお借りすることができたので、X1 Carbonとの違いについて少しチェックしてみました。
外見は基本的に同じ
筐体に関しては同じものを使っていて、ハードウェア的にタッチ操作に対応しただけですから、当然ながら外見は同じです。
なので、比較してもあまり意味がないので今回お借りしたX1 Carbon Touchの写真だけ数枚紹介しておきます。
ただ、筐体がまったく同じでタッチ操作の有無が選べるというのは技術的には凄いなと単純に感心するだけなんですけど、ユーザーとしては「選択肢が多くなる」という点で非常に有難いことだと言えます。
タッチ操作に関して賛否両論あるとは思いますが、タッチ操作が優れている場面も確実にありますし、タッチ操作が必須という人もいますからね。
タッチ操作の動きはこちらの動画でご確認ください。
質量は+180g
X1 Carbon TouchとX1 Carbonの一番の違いが「質量(=重さ」で、X1 Carbon Touchがカタログスペックで約1.54kg(実測では1.506kg)なのに対して、X1 Carbonはカタログスペックで約1.36kg(実測では1.329kg)と180g(実測では+177g)ほど重くなっています。
◆X1 Carbon Touch
◆X1 Carbon
この差はタッチ操作対応のパネル(内部構造も含む)に依存する部分が大きいと思います。
180gというと缶コーヒー1本分程度の違いなので、絶対的な重さではそんな気にすることはないんでしょうけど、X1 Carbonは「世界一軽い14型ウルトラブック」と謳っているだけに、たかが180gされど180gとなる気もしますね(それだけこのレベルの軽量化はシビアということですよ)。
まあ最後の「価格」との兼ね合いも確かにありますけど、端的な表現でいうと
タッチ操作 > 質量
タッチ操作 < 質量
このどちらになるかで、X1 Carbon TouchとX1 Carbonを選択すればいいのかな(もちろんタッチ操作重視が1 Carbon Touchになります)。
お値段の違いは…
質量の違いは分かったとして、気になるお値段の違いを見てみます。
ただ、X1 Carbon Touch、X1 Carbonとも最小構成のパッケージが「エントリーパッケージ」ではあるんですけど、プロセッサーが違っているので、今回はX1 Carbonを少しアップグレードして「バリューパッケージ」X1 Carbon Touchを「エントリーパッケージ」で比較してみました。
※価格は2013年7月29日時点のものになります。
揃えたスペックと価格がこちら
X1 Carbon Touch | X1 Carbon | |
---|---|---|
プロセッサー | インテル Core i5-3427U プロセッサー | |
OS | Windows 8 (64bit) | |
ベース | インテル HD グラフィックス 4000 | |
メモリー | 4GB | 8GB |
ハード・ディスク・ドライブ | 120GB ソリッド・ステート・ドライブ | |
バッテリー | 4セル リチウム・ポリマー バッテリー | |
172,830円 | 169,890円 |
この2機種の差額はたったの2,940円
ここだけみるとほんと「使い方次第」といった感じですね。
ただし、比較で登場させなかったのですが、X1 Carbonのエントリーパッケージではプロセッサーに若干クロック数の低い「インテル Core i5-3337U プロセッサー」を採用していて、メモリも4GBなのですが、それ以外のスペックは同じで価格が142,800円のお買得価格になっています。
こちらだと差額は「172,830円-142,800円=30,030円」と結構な金額になってきます。
正直なんでここまで違うんだろう、、、、
という疑問もなくはないですけど、プロセッサーの価格は素人ではわからない部分もあるので、今の価格を素直に受け入れた上でどちらを選択すればいいのか判断するしか無いですね。
個人的にはビジネスユースではタッチ操作は必要ないと思っているし、プロセッサーの違いも体感できるレベルではないと思っているので、モバイルノートパソコンとして選択するならX1 Carbonのエントリーモデルがコストパフォーマンスも優れていていいかなと思いますよ(タッチ操作対応機をお借りしてこの結果って^^)。
<詳細はこちら>
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