米沢生産になったThinkPad X250の課題は重さ(質量)かな……
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ThinkPadの一部製品が米沢工場で生産されるようになってそれなりに時間が経っているので、その部分はいいとして今回レポートするのは、ThinkPadの中でもモバイル向けラインナップXシリーズの雄「ThinkPad X250」。
ThinkPad XシリーズはX200とX200Tabletを所有していて、その他でもX230、X240、X240sとそれぞれ長期間のモニターをさせてもらったので、手に馴染んだ感じのあるマシンではあります。
使ってみた正直な感想としては、よくも悪くもThinkPadの伝統を継承しているため、先代のX240と比較して変わった部分を見つけるのが難しい印象です。もっともThinkPad Xシリーズは元々完成度のたかいノートパソコンなので、大きな変化がないことが一番だとは思います。
それでも気になるのは重さ(質量)
今回お借りしたThinkPad X250の重さを計測したところ約1.5kgありました。
バッテリーに大型の6セルを搭載しているため、通常仕様と比較して重たくなっていますけど、カタログスペックの最小構成でも約1.3kg(実用的な仕様だと約1.4kg程度)になっていて、今時のモバイルマシンとしては若干重たいのが実際のところ。
ThinkPad Xシリーズとしては以前から「重さ」の部分は課題と言われていましたが、この点については改善はされずというところかな……
もちろん、剛性の問題や、タッチパネルへの対応、バッテリー駆動時間などのバランスを取った結果としての数値なので、ある程度は仕方ないと思いつつも、せめて1.1kg以下になってくれないと持ち歩くのはしんどいと思います。
常にモバイルマシンに最適なノートパソコンを探しているのですが、重さの部分だけでThinkPadを外さざる負えないのが残念なところです。
ビジネスシーンに必要なインターフェイスを搭載
ThinkPad X250は薄くなっているにも関わらず、相変わらず「VGAポート」を搭載。これに加えて「Mini-Displayport」も搭載しているため、マルチモニタ対応やプロジェクターへの出力など、ビジネスシーンで過不足なく使える環境が整っています。
VGAポートがあるため、一般的なモニタとの接続も問題なく
また、USBポートはUSB 3.0 x 1、Powered USB 3.0 x 1と2つしかないのがちょっと気になりますが、最近ではストレージはネットワーク上やクラウド型になっていますし、プリンターもネットワーク経由で出力になっているため、パソコンにUSB機器を数多く接続しなくなっていますから、必要十分な感じもあります。
USBポートをもっとも使うのはマウスだと思いますが、Bluetooth v4.0搭載のため、Bluetoothマウスを使用すればワイヤレスでかつUSBポートを塞がなくていいので、選択肢としてありだと思います(Bluetoothマウスも安価になっていますし)。
重さという結構シビアなところにフォーカスがあたってしまいましたが、ThinkPad Xシリーズは常に気になっているシリーズですし、その最新のThinkPad X250も基本的な部分の完成度は高いので、もう一つ進化してもらえるとより良いかなと感じています。
いや、、、、真面目な話、ThinkPad Xシリーズで1kgを切るモデルが出たら、相当な人気になると思うのですが、、、そして、自分も絶対に買いますよ。
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