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ThinkPad X1 Carbonを徹底検証!

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レノボのUltrabookで前々から気になっていた「ThinkPad X1 Carbon」をお借りすることができたので、徹底的にチェックしたところ、大部分では満足できるものでしたが、バッテリー駆動時間がだけが残念な結果になってしまいました。
ThinkPad X1 Carbon

薄く、それなりに軽く作ろうとするとどうしてもバッテリー容量が犠牲になってしまうのはわかってはいますが、もう少し長持ちしてくれるといいのにな、、と感じたのは確かです。


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ThinkPad X1 Carbonのバッテリー駆動時間は?

バッテリー駆動時間をバッテリーベンチマークソフト「BBench」を使ってテストした結果はこんな感じ

ちょっとわかりにくいですが、左下にある時間が概ねバッテリーで駆動できていた時間なので、3時間ちょっとなりますね。ログをみると11321秒(=約3時間)となっているので、ほぼほぼ同じくらいと。

ノートパソコンで3時間駆動してくれれば使い方によっては及第点なのはわかっていますけど、Ultrabookは常に持ち歩いて使いたくなるイメージ(実際はリアルモバイル機ではないですよ)なので、3時間はちょっと物足りなく感じます。

→自分の場合仕事が終わる18時すぎから帰宅する24時くらいの間が一番ノートパソコンを使う時間なので、この時間フルで使うとすると6時間はないと困ることになります(実際フルで使うことは少ないですけど^^)。

バッテリーのお話はこの辺で、それ以外部分についてもレポートしておきたいと思います。

気持ち長くなっているので、ここから先の目次を(今回のレビューはページを分けませんでした

ThinkPad X1 Carbonのデザイン

ThinkPad X1 Carbonのデザインの特徴はなんといっても、ThinkPadの基本カラーといえるブラックに、これもThinkPadらしい装飾もないシンプルなデザインに追加して、薄くてフラットになっているところ。また、製品名からわかるように素材にカーボン(炭素繊維強化プラスチック)を使っているのも特筆すべき点です。

ThinkPad X1 Carbon
ThinkPad X1 Carbon
ThinkPad X1 Carbon
ThinkPad X1 Carbon
その薄さは薄いノートパソコンの代名詞ともなっている、MacBook Airと比較しても遜色ないレベルになっています。
ThinkPad X1 Carbon
ThinkPad X1 Carbon
ThinkPad X1 Carbon

それでいて、ThinkPadらしい剛性感があるので、カバンに入れていても安心感が違います(さすがに借り物なので満員電車ではドキドキしましたけど)。

底面も凹凸を最小限に抑えフラットにしているのも拘りの部分だと思います。ただ薄さを追求したためか、最近のThinkPad製品の傾向なのか、猫足ではなくて丸足になっているのは少し残念な感じですね。
ThinkPad X1 Carbon

この写真をみてお気づきかと思いますが、ThinkPad X1 Carbonはバッテリーが完全内蔵型になるため、バッテリーの交換ができないため、複数バッテリーを用意したり、大容量バッテリーに交換することができません。
ThinkPad X1 Carbon

ThinkPad X1 Carbonのインタフェース

ThinkPad X1 Carbonに搭載されているインタフェースは、USB3.0 x 1,Powered USB2.0 x 1, Mini DisplayPort x1,マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャックと必要十分な感じですが、有線のLANポート、VGAがないのでこの2つを使う人はアダプターを使用しないといけないため注意が必要です。
ThinkPad X1 Carbon
ThinkPad X1 Carbon
ThinkPad X1 Carbon

ちなみに、今回お借りしたセットの中には有線LANとVGAのアダプターが付属していました。
ThinkPad X1 Carbon
ThinkPad X1 Carbon

有線LANとVGAは古くからある規格で、その大きさは決まっていますから、薄さを追求していく場合どうしても搭載が難しくなってしまうようです。ThinkPad X1 Carbon以外でも薄いノートパソコンでは搭載していない製品も数多くあります。

あともう一つ、これまでのThinkPadたちと大きく違っているのは「ACアダプタの形状」。これまでの製品では丸型を採用していましたが、四角型のものに変更になっています。これも薄さ対策だと思いますが、旧製品のACアダプタを共有できなくなってしまいましたね。

左がThinkPad X1 Carbonで、右が以前のもの
ThinkPad X1 Carbon

実際に充電している様子
ThinkPad X1 Carbon
ThinkPad X1 Carbon

ThinkPad X1 Carbonのベンチマークテスト

カスタマイズが可能なThinkPad X1 Carbonの場合、スペックに関してはどこを基準にしたらいいのか微妙だったりしますが、とりあえずお借りしていたマシンのベンチマークを行なってみましたので、参考値としてみてください。

まずはテストしたマシンのスペックから

OS Windows 7 Home Premium 64ビット 正規版
CPU Intel Core i7-3667U
メモリ 4GB
ストレージ SSD 256GB
ディスプレイ 14.0型ワイド(1600×900)
グラフィック インテル HD グラフィックス 4000

ベンチマークの結果はこちら

1回目 2回目 3回目 平均値
Mark(総合) 193434 200843 201651 198643
ALU(整数演算) 47691 47752 47665 47703
FPU(不動小数点演算) 43638 46471 47196 45768
MEM(メモリー速度) 40026 40306 40016 40116
HDD(HDD速度) 35688 39471 39722 38294
GDI(グラフィックス) 16272 16366 16549 16396
D2D(DirectDraw) 2201 2535 2539 2425
OGL(OpenGL) 7918 7942 7964 7941

最近チェックしたThinkPad T430sと比較するとメモリサイズの違いもあってい若干数値は低いですが、それでも高い数値にはなっているので、普通に使用する分には不満を感じることはないと思います。

ThinkPad X1 Carbonの質量

実測したThinkPad X1 Carbonの質量はこちら
ThinkPad X1 Carbon
1330gですね

比較として自分が使っているMacBook Air(2011年購入)は1335g
ThinkPad X1 Carbon

微妙なところですが、ThinkPad X1 Carbonは14インチ、MacBook Airは13.3インチですから、サイズが大きくなって軽くなっていると。したがってMacBook Airを持つ感覚でThinkPad X1 Carbonも持ち歩けるということになります。MacBook Airの軽さに憧れていたWindowsユーザーはちょっと嬉しい数字ですね。

ちなみに、ACアダプタの質量は428gでした(写真が行方不明に、、)
ThinkPad X1 Carbon

バッテリー駆動時間を考えるとACアダプタも携帯したいとところですが、セットで持つと1758gとちょっと重たくなってしまうので、セットで持つのはちょっとしんどいかな。

ThinkPad X1 Carbonのパッケージ

2012年11月7日現在確認できている、ThinkPad X1 Carbonのパッケージは次の4つ

ThinkPad X1 Carbon:エントリーパッケージ
ThinkPad X1 Carbon:バリューパッケージ
ThinkPad X1 Carbon:ハイパフォーマンスパッケージ
ThinkPad X1 Carbon:オフィスプリインストールパッケージ

スペックを比較すると次のようになっています

エントリー バリュー ハイ オフィス
CPU インテル Core i5-3317U プロセッサー インテル Core i7-3667U プロセッサー
OS Windows 8 (64bit) Windows 7 Home Premium 64ビット
グラフィック インテル HD グラフィックス 4000
メモリ 4GB 8GB 4GB
ストレージ 120GB SSD 256GB SSD
価格 124,110円 150,360円 166,950円 190,050円

4パッケージ中3パッケージがすでにWindows 8仕様か、、、
まあそうなるな。

お借りしたマシンはWindows 7だったのでパッケージでみるとオフィスプリインストールパッケージのようですね(もしかするとWindows 8以前のハイパフォーマンスの可能性も^^)

※Windows 8搭載モデルでも購入時にOSをWindows 7にすることは可能です。
※ただ、サイトを見る限りだとWindows 7した場合にWindows 8のインストールメディアが付属するかまではわかないので、気になる方は直接確認をしてください。

今のタイミングだとOSをどうするかは悩みどころですが、14インチで1.3kg台のノートパソコンは数少ないですから、大画面でも軽いノートパソコンを探している人にはお勧めの1台だと思います。あとバッテリーの駆動時間に納得できる人ね。

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