HP SlateBook10 x2はAndroid搭載の分離型(ハイブリッド)ノートパソコン!!
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日本HPから販売されている最新モデルの分離型ノートパソコン(タブレット?)の「HP SlateBook10 x2」をお借りすることができたので、実際に使ってみた感想などを含めてレポートしたいと思います。
写真&分離型ということ見て勘の良い人ならすぐに気がつくと思いますが、基本的な構造(筐体)に関してはすでに発売されている「HP ENVY x2 」とほぼ同じになっています。そのためギミックに関しては特に触れませんのでご了承ください。
ギミック(動き)に関しては、以前HP ENVY x2 をレポートした時に書いているので、ここが気になる方は是非こちらをご覧ください。
→[動画]HP ENVY x2の脱着とか開閉をチェック
「HP SlateBook10 x2」と「HP ENVY x2」の違い
筐体の形状からいって兄弟モデルといって問題はない「HP SlateBook10 x2」と「HP ENVY x2」ですが、大きく見て次の3つの違いがあります。
1、OSにAndroidを搭載している(HP ENVY x2はWindow8)
2、液晶サイズが10.1インチと小型化(HP ENVY x2は11.6インチ)
3、解像度が1920×1200にアップ(HP ENVY x2は1366×768)
やはり一番の違いは「OS(それにともなって変更になっているCPU)」ですね。OSの違いはそのまま操作感の違いになりますから、筐体が同じ兄弟モデルとはいっても中身は全く違うものになっています。
また、液晶もサイズ、解像度とも変更になっています。ちなみに、サイズダウンしたにもかかわらず解像度がアップしていることから、HP SlateBook10 x2のディスプレイのほうが性能は高いといって問題ありません。
OSに関しては評価が別れるところだと思いますけど、単純にみてHP SlateBook10 x2は「出来のいい弟」という位置づけになるのかな、、なんて比較して感じましたね。もっとも使い勝手のところは「慣れ、好み、互換性」など副次的な要素もあるため一概に全面的に弟が優れているとは言えないですけどね。
HP SlateBook10 x2って実際どう?
比較は程々にして、実際にHP SlateBook10 x2を使ってみての感想というか感じたことを。
シンプルに一言でまとめると
タブレットを中心に使う人向けの端末になります。
OSにAndroidを選択していることで、タブレット端末として使った時の使用感は明らかにWindow8のそれを凌いでいます。とくにアプリの管理や画面遷移のやり方はAndroid端末に一日の長を感じます。Window8のModern UIはアプリが多くなった時の管理が少し面倒なのと、一画面で処理する点でマイナスになっています。
実はHP ENVY x2の時も「タブレットにキーボードがついた端末」と捉えたほうがいいと書いていますが、OSが変わったことでこの考え方が一段と強調された感じになります(まあAndroidOSがタブレットに特化しているので当然の流れですが)。
<マイナスポイント>
OSにAndroidを搭載している時点で「タブレットとしての使い勝手の良さ」は決まりといっていいんですけど、タブレットだけなら望まないことも分離型でノートパソコンとしても使えると思った場合、Android端末では操作が難しい部分が何気に強調される感じがあります。
モニター期間が短いためすべてを試すことができなかったのですが、使っていてハマったというか「やり方がわからず検索してしまった」ことがスクリーンショットデータの移動で、写真フォルダに入っていてもそのままでは移動できず移動用のアプリを使用する必要がありました。
幸いHP SlateBook10 x2には標準でファイル管理アプリ(HP製)があったため、追加のアプリは必要ありませんでしたが、この辺の使い勝手は一般的なノートパソコンと比較するとやり難いものになっています(まあ、慣れもありますけどね)。
タブレットとしてだけ使うなら、データはクラウドで、、、でもいいんですけど、ノートパソコンとなるとネットワークでデータ共有とか、メディアでデータを移動してゴニョゴニョとかしたいと思う人も多いと思うので、そういった使い方だとHP ENVY x2に分があるかな。
まとめ
なんかHP SlateBook10 x2とHP ENVY x2の違いというよりも、Window8とAndroidの違いの比較みたいになっているので、そろそろまとめます。
HP SlateBook10 x2は何度も書いたようにOSにAndroidを搭載している関係で、ノートパソコンの顔よりもタブレットの顔のほうが本来の顔になります。そのため、タブレットをメインで使う人にとってはキーボードもあってバッテリー駆動時間も伸びるため使い勝手のいい端末に感じることは間違いありません。
<忘れてた…>
HP SlateBook10 x2のキーボードドックにもバッテリーが搭載されていて、キーボードドックを装着することで使用できるバッテリーが増えるためバッテリー駆動時間も長くなります。
逆にタブレットとはいってもノートパソコンがメイン(=Windowベースで作業する)という人にとっては、Android端末の操作性がマイナスに感じることになるので、使い勝手の悪い端末に感じてしまうと思います。
したがって、、、
HP SlateBook10 x2はタブレット端末を基本に使う人には非常にお勧めできる端末ですが、ノートパソコンをメインで使いたいと考えている人にはお勧めできない端末になります(もっともそういった人はHP ENVY x2を使えばいいんですけどね)。
HP SlateBook10 x2が登場した時に、なんでHP ENVY x2があるのにわざわざ新製品としてだすかな、、、と思ったのですが、改めて比較するとユーザーの使い方に合わせた端末を用意していることに気が付きました。
実際どちらが優れた端末かという比較よりも「自分の使い方にあった端末が選べること」が非常に重要なんですよね。ユーザーに合わせて端末を用意している日本HPの懐の深さもさすがだなと。まあ市場を押さえるという意味もあるとは思いますけど、やっぱり選べる環境は大事ですよ(同じことを2回も書いた^^)。
今回はデザインやインターフェイスに関してレポートしていないため、写真が少し寂しいですがその代わりと言ってはなんですけど、最近動画制作がマイブームになっているので、HP SlateBook10 x2の写真と動画を使って紹介ムービーを作ってみました。
1分弱の動画なので気になる方はこちらもご覧ください。
<おまけ>PENTAX K-3の「インターバル撮影」で撮った写真から動画も作っています。
<詳細・購入はこちらから>
→HP SlateBook10 x2
→HP ENVY x2
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