呑龍夢麦酒のヴァイツェン
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自分が運営している「地ビールの森」という(飲みたいがために作った)サイトにご連絡を頂いたのをきっかけにして、呑龍夢麦酒という群馬県太田市の「ダニエルハウス」で作られている地ビールいただきました。
写真では合計6本ありますが、種類いうと「ヴァイツェン」「ペールエール」「アーバンアルト」の3タイプ(各2本)。一気に飲みたいところですが、500mlを3本も飲むと後半は味も何もわからなくなるので、まずは定番ともいえるヴァイツェンから(1日1本です)。
ちょっとした薀蓄
ヴァイツェンとはドイツ語で「小麦」のことで、ヴァイツェンビールは主原料に小麦麦芽を使用して醸造されたビールのことになります。当然ですが、呑龍夢麦酒のヴァイツェンも小麦麦芽を使用して醸造されたビールですよ^^
参考までに書くと、ビールの主原料でもっとも多いものは「大麦麦芽」になります。
、、、これ以上書くと飲んだくれレビューがレビューとして楽しめなくなるので、薀蓄はこの辺にしてテイスティングの感想に入りたいと思います。
どうも地ビールの話をすると「原料」とか「製法」とか「歴史」なんかをダラダラと書きたくなってしまうのですが、ビール、というかアルコールですから、お酒自体を飲んで美味しくて、一緒に食べる料理も美味しくなって、楽しめればそれでいいんですよね。。。
(まあ、自分は薀蓄を語りたくなる方ですけど^^)
閑話休題
呑龍夢麦酒ヴァイツェンの感想
呑龍夢麦酒ヴァイツェンを一口目に飲んだ感想は甘い!!
で、少しずつ飲んでいくとこの甘さがフルーティな香りに変化していきます。
たぶん普通にヴァイツェンだけを飲んでいると、ここまで甘く感じることはないんんだろうな、、とは思うのですが、なにせ普段飲んでいる日本のビールの特徴が「苦み」「キレ」「のどごし」といった、甘みとは違った方向に向いているからそのギャップが一段とそう思わせているんでしょうね。
もっともこのギャップが地ビールを敬遠させる要因にもなっているのがちょっと残念なところではあります。
でも、ただ甘いだけではなくて、ベースとなっている小麦麦芽の「コシ」というか「芯」の部分がしっかりとしているため、甘くてベタベタした感じはなく、有り体にいうと「コク」をしっかりと感じることができます。
小麦麦芽を使用していることが最大の要因だと思いますけど、ヴァイツェンビールの特徴はホップの苦みを抑えて、フルーティな香りが際立つことですから、呑龍夢麦酒のヴァイツェンもその特徴と同じといえます。
この辺のバランスは醸造しているときの仕込みで大きく違ってくるとは思いますが、今回飲ませていただいた呑龍夢麦酒のヴァイツェンに関しては甘さとコク、あと苦みのバランスは絶妙だったと思います。
フルーティで(通常ビールよりは)甘く仕上がっているので、ビールが苦手という奥さんにちょっと勧めてみたところ、「苦みもなく甘いため、とても飲みやすい」というご意見をもらいました、確かに「ビール=苦い」という印象はありますから、ヴァイツェンビールのように「甘さが引き立つ」ビールは女性にお勧めなのかもしれません。
呑龍夢麦酒のヴァイツェンに限らず地ビールの多くは、一般的なビールと比較するとグビグビ飲むのには向かないものが多いですが、1本のビールをゆっくりと時間をかけて楽しむにはいいかな、、、とサッカー帰りでまったりとした日曜日の夜に感じつつヴァイツェンを空けてみました(笑
参考リンク
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