ヒゲのウヰスキー誕生す 川又一英著
当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。
先月の「シングルモルト余市1988テイスティングイベント」でもらった、ニッカウヰスキーの創始者の政孝翁の自伝とも言える「ヒゲのウヰスキー誕生す」を読みました。。。といっても、読み終わったのはもらった翌日(11月20日)なので、ちょっと経ってますね(笑)
一言でいうと、ウヰスキーを作るということに賭けた情熱をひしひしと感じる話でした。大正から昭和にかけての時代の良さも確かにあるとは思いますが、この情熱が今の日本のウヰスキー文化を作ったといっても過言ではないと思います。
一般論的はウヰスキーの作り方ではなく、ウヰスキー作りの原点を見ることのできる本でもあるので、ウヰスキー好き必読です。もちろんウヰスキー以外でもお酒が好きな人なら読んでて楽しいと思います。
自伝的な所は読むの一番なので、個人的に衝撃を受けたページのご紹介を(P.122-P.123)
だが不思議なことに、キャンベルタウンのものとハイランドのものを混合(ヴァッティング)すると、見違えるように旨くなる。なぜだか解らないが、ともかく驚くほど旨くなるのである。それをさらにグレイン・ウイスキーとブレンドし、マッキー社では<ホワイト・ホース>として発売する。
─ブレンドは神秘である
余市、山崎、ボウモア、ラフロイグなど最近はモルトウイスキーが流行で、ウイスキーといえばモルトウイスキーが上位だと思っていましたが、そんなことはなくブレンデッド・ウイスキーにも奥深さがあることを知りました。
このところ、モルトウイスキー派になっていましたが、ブレンデッド・ウイスキーも見直し美味しいブレンデッド・ウイスキーも飲んでみようと思います・・・・飲み過ぎって言われるので程々にしますよ(笑)
,ヒゲのウヰスキー誕生すをアマゾンで購入
Sponsored Links