2014年8月の読了数は13冊、夏休みがあったけど意外と読んでいた
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今年の8月は仕事のタイミングも良かったこともあり、夏休み3連休&土日を使って5連休をいただけたこともあり読了数が落ちると思っていたのですが、13冊と意外と読んでいた模様。
一番の要因はプレゼント・キャンペーンで当たった山田宗樹さんの「ギフテッド」が、8月下旬の発売開始だったため夏休み中に読了&書評のアップをしたいと思い、休み中も本を読んでいたからですね。
もっとも、夏休み期間に読んだのは「ギフテッド」だけなので、もし読んでいなかったとしても差は1冊程度だったとは思いますけど、「ギフテッド」は単行本でボリュームもあるため、集中して読めたのはよかったと思っています(移動中だとちょっと読みづらい)。
ギフテッドの書評はこちら
→ギフテッド 山田宗樹著
そして8月の読了本を見てみると評価として「5」を付けたものが1冊もなく、最高でも「4」止まりとなっています。印象に残っている本も多くありますし、自分の評価の甘さを考えると結構珍しいことになっています。ラインナップの中に定番の高評価作家がなかったのもあるかな。こういったタイミングってあるんですね。
評価「4」の中でも少し評価が高め-4.5があれば付けている-ものは、先に書いた山田宗樹さんの「ギフテッド」と岸田るり子さんの「めぐり会い」の2冊。ギフテッドは書評も書いているのでここでは「めぐり会い」だけを軽く紹介しておきます。
岸田るり子さんの「めぐり会い」は、お見合い結婚をしたものあまりいい生活をしていない華美と、人気絶頂期に事件に巻き込まれて自堕落な日々を送っているミュージシャン祐一の二人が主人公の物語。
物語は、絵を描きに行った華美が自分のデジカメと同じデジカメを間違えて拾ってしまうところから始まります。このカメラに撮られている少年に惹かれる華美、一方で祐一は事件により作曲活動ができなくなった自分を鼓舞するように自らの出自を辿るために地元に行くことを決意します…
最初はそれぞれの視点で描かれていて、徐々に近づいていく「恋愛小説」かと思って読んでいましたが、叙述トリックはあるは時間的なトリックはあって総体としてはミステリ小説になっています。まじめにこの展開には驚かされました。
それでも評価が「4」だったのは人間関係のつながりに少し無理を感じたからで、ここがもう少しスッキリとした展開だったら良かったかなと思います。
その他では思わぬシンクロニシティを感じたのが、碧野圭さんの「書店ガール3」と中居真麻さんの「古書店・小松堂のゆるやかな日々」と本屋さんに関係する本を2冊、それも連続で読んだことですね。どちらも作品としては「もう少し…」と感じるところが多かったのが残念なところでしたが…
そんなこんなで、今年の読了数は110冊になりました!!
一応年間100冊を最低ボーダーにしていますが、今年も楽々クリアと。最近はお気に入りの作家さんの未読の本が少なくなってきて「読みたい本」が少なくなってきているのも悩みですが、新規開拓も含めて色々と手を出していきたいと思っています。
期間 : 2014年08月
読了数 : 13 冊 |
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岸田るり子 / 徳間書店 (2011-06-03)
★★★★☆ 読了日:2014年8月31日
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五十嵐 貴久 / 双葉社 (2014-07-09)
★★★★☆ 読了日:2014年8月29日
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樹林 伸 / 講談社 (2011-01-14)
★★★☆☆ 読了日:2014年8月27日
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海堂 尊 / 朝日新聞出版 (2013-10-08)
★★★★☆ 読了日:2014年8月25日
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中居 真麻 / 宝島社 (2013-06-06)
★★★☆☆ 読了日:2014年8月22日
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碧野 圭 / PHP研究所 (2014-05-10)
★★★★☆ 読了日:2014年8月20日
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麻耶 雄嵩 / 祥伝社 (2002-06)
★★★★☆ 読了日:2014年8月18日
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山田 宗樹 / 幻冬舎 (2014-08-27)
★★★★☆ 読了日:2014年8月17日
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永嶋 恵美 / 光文社 (2014-07-10)
★★★☆☆ 読了日:2014年8月12日
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佐藤 青南 / 宝島社 (2014-04-04)
★★★★☆ 読了日:2014年8月11日
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狗飼 恭子 / 幻冬舎 (1997-04)
★★★☆☆ 読了日:2014年8月7日
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小池 真理子 / 双葉社 (2012-08-09)
★★★★☆ 読了日:2014年8月6日
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麻耶 雄嵩 / 集英社 (2014-06-25)
★★★★☆ 読了日:2014年8月4日
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