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YAMAHAのカナル型イヤホン「EPH-100」使用レポート

2012-01-30[身の回り

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音楽関連でYAMAHAというと楽器(特に電子ピアノ)、音響システムというイメージが強いのですが、今回は試すことができたのはYAMAHAのカナル型イヤホン「EPH-100」という商品。
YAMAHA EPH-100

それもそのはずで、実はYAMAHAがオーディオ用ヘッドホン(EPH-100の他にもHPH-200という製品も同時発売されています)を国内展開するのはなんと30年ぶりになるそうです。


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先に結論になってしまいますが、ヘッドホン市場は国内外の数多くのメーカーが参入していて「飽和状態」の中、その他の音響機器ではしっかりと地位を築いているYAMAHAがあえて参入してきただけあって、EPH-100の「音」かなり良いですよ。

余談かもしれませんが、iPodやウォークマンなど携帯音楽プレーヤーの普及はもちろんですが、PSPや携帯ゲームなども普及してきているため市場は広がっているそうです(あと、騒音問題もあってスピーカーで音楽などを聞けない環境の方も多いと聞きます)。

今回もレポートが長めになっているため、目次を作成しました^^

開封の儀

レポートの最初は、EPH-100のパッケージの開封から。EPH-100はヤマハの運営するショッピングサイト「Yダイレクト」での販売価格が14,800円(税込)と、ヘッドホンにしては高級な部類に入るためかパッケージも結構しっかりとした作りになっています。

開封前のパッケージはこんな感じ
YAMAHA EPH-100

外側のプラスティックを外すと、こんな感じ(ってそのままか^^)
YAMAHA EPH-100

写真は撮っていませんが、パッケージにはよくある「開封口」はついておらず中身は「完全密封」といっていい状態になっていました。そのため、パッケージを開封するにはカッターナイフを使って切り込みを入れる必要があります。

ここまで厳重にしなくても、、、、
と少し思いましたが、イヤホン(ヘッドホン)も精密機器ですからしっかりと保護するにはこれくらいしておいてもいいんですよね。

パッケージの内容については「EPH-100のオプション」で確認していますので、そちらを参考にしてください

EPH-100のデザイン

続いて、EPH-100のデザインを見てみます。

イヤホンのボディ(ハウジング)部分はアルミニウム削り出しのため、綺麗なシルバーになっています。
YAMAHA EPH-100
YAMAHA EPH-100

イヤーピースを外すともっとよくわかりますね。
YAMAHA EPH-100

アルミ削り出しで、くびれを3つも作っている辺りも「こだわり」を感じる部分ですね(多分ケーブルとつながっている中央のくびれ以外はデザインの領域だと思います)。

アルミニウムの削り出しを使うことで音響的にも意味があると思いますが、それと同じくらいデザイン面でもかなり効果がある気がします(もっても、アルミ削り出しに反応してしまう人はそんなに多くないかもしれませんけど^^)

あと個人的には耳の外に出る「YAMAHA」のロゴがなんとも言えずオサレで好きです。

EPH-100の使用感

本題のEPH-100の使用感ですが、端的にいうとこの2点に集約されます。

・密閉感
・ダイレクトな音

特に密閉感は最初に装着(表現いいのか)したときに「おっ」と思った部分で、それまで使っていたイヤホンの時とは比べものにならないくらい、周囲の音が入ってこなくなりました。

これはイヤーピースの形状もあると思いますが、なんといってもヘッド部分が耳の入口にしっかりと入れていることが一番だと思います(ヘッドのドライバーは6mm口径だそうです)。

YAMAHAのサイトより引用
EPH-100

それに関連してくるのが「ダイレクトな音」で、ほんと鼓膜にダイレクトに音が届くので、イヤホンを替えた時には音量を変えていないにも関わらず音が大きく感じてしまいました。

あっ、、、、オーディオ機器に詳しい人なら「低音の響き」がとか「高音の伸び」がなんて書けると思いますが、残念ながらそこまで詳しくないため「音」の再現性の高さは正直なんとも言えません。。。

ただ、なんとなく音の幅は広がっているようには感じます。

EPH-100のおすすめポイント

YAMAHAが満を持して発売したイヤホン(ヘッドホン)ですから、性能面での評価が高くなるのは当然として、実はEPH-100には「音」「デザイン」以外でもおすすめポイントがあります。

それは「スマートケーブルフォルダー」と呼ばれる部品で、イヤホンを使用しないときにここにプラグ部分を収納することができます。これによってケーブルが絡まってしまうことを防げます。
YAMAHA EPH-100
YAMAHA EPH-100

また、ケーブルの絡まりというと、この他にケーブルが二股に分かれうところに微妙な空間を設けることで、ケーブル同士が絡まってしまうのを防いでいます。

ケーブル以外でも、イヤーピースが標準で5サイズも取り揃えられているので、どんな耳のサイズでも対応できるようになっています(ここはちょっと注意が必要ですけど)。
YAMAHA EPH-100

音とは関係なくて、細かいところですけど、こういったところまで気を配っているのはさすがだと思います。

EPH-100ここは注意

EPH-100はトータルでみて高性能なイヤホンですが、個人的にちょっと気になったところが2つだけあったので、注意点としてあげておきたいと思います。

一つ目は「意外と大きなヘッド」。
自分は身長が180cm近くあって、かなり大柄な方だと思いますが、EPH-100を最初に装着したときに「ちょっとキツイな、、、」と感じました(標準のイヤーピースを使用)。

その後、イヤーピースを小型のものに替えたところまだ若干のキツさを感じるものの、密閉感と相殺すると気になるレベルではなくなっています。

ただ自分の体のサイズでキツイと感じるとなると、小柄な人はもっときつくなる可能性があります(もっとも、身長と耳の穴サイズの因果関係はわかっていません)。

二つ目は「ケーブルのこすれ音がちょっと気になる」
密閉感が高いからかもしれませんが、ケーブルが動いたときにでる「こすれる音」がイヤホン越しにかなり聞こえてくる時があります。

これは朝一で装着した時とか、動きの激しい時に特に感じるもので、歩いている時や電車の中ではほとんど気にならないため、慣れの問題だとは思っています。

EPH-100のオプション

最後になりますが、EPH-100のオプションについて確認しておきます。

EPH-100に付属されていたオプションはこれ
YAMAHA EPH-100

詳細をみると
・イヤホン本体
・イヤーピース4個(1個は装着済み)
・専用ケース
・長さ2mの延長ケーブル
・6.3mm交換プラグ

結構豪華

YAMAHAファンはもちろんですが、なんかインパクトのあるイヤホン(ヘッドホン)を探している人は検討してみる価値はありますよ。

EPH-100の購入はヤマハの運営するショッピングサイト「Yダイレクト」からどうぞ

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