ジャンクワードの森

材料費2,600円ぐらいで室内ベンチを作成してみた

2016-07-31[DIY

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ブログの書き込みは圧倒的に少なくなっていますが、その代わりというか最近ハマっているのが、DIYで本棚の他にも靴箱とか、キッチンの棚とかを作っています。
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これまでは割と勢いというか、感覚だけで作っていたのですが(そのせいもあり紹介できないレベルだったりします)、今回は設計もしっかりと行いなんとか紹介できるレベルのものができたので紹介したいと思います。


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タイトルの通り作ったのはベンチで、屋外用ではなく室内用。
室内用にベンチが欲しくなったのは、以前はソファーを使用したいたものの経年劣化していて状態が悪く、リビングにはいらないとなりスペースが開いていたためです。

※余談ですが、そのソファーは最近色気づいてきた長男が自室に欲しいというので捨てずに使ってはいます。

室内ベンチの制作過程をざっくりと……

使用したのは2×4材でカットはホームセンター

設計図--という名のサイズ表--からカットする長さを決めてホームセンターに行き、カットサービスを利用して決めた長さにカットしてもらいました。そのまとまりがこちら。
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手前の短いもの(長さ違いで2種類)が、ベンチの「足」になる材料で一番奥の幅がある方が座る部分の材料で、間にあるのが補強用の材料(「貫」と言われるもの)になります。実は想定と少し違う形(デザイン)になったため、補強用の材料は少し余ります。

しっかりとと言いながら、設計図がかなりラフになっていてお見せ出来る代物ではないため、そこは割愛で(笑
購入した材料は
・2×4 8F 3本
・2×4 6F 1本
・1×4 6F 4本
トータルの金額は2,553円でした。
これにカット代が500円。

ホームセンターでのカットは精度があまり良くないという話も聞きますが、これまでいくつか作っていますが、今の自分の技術では同じ長さで切り揃えるのは難しいと判断してホームセンターでお願いしました。

ビス(コーススレッド)を打ち込む印をつける

次に行うのは、材料にビス(コーススレッドと呼ばれているものを使用)を打ち込むための印を付けていきます。

この時、メジャー(コンペックス)やさしがねを使うのもありですが、自分はらくだのツーバイフォー定規というのを購入して、これで印を付けていきました。
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ツーバイフォー定規というだけあって、サイズがツーバイフォー材の規格になっていて、材料にあてがうだけで正確な場所に印を付けることができます。特に2つの材料を接続する際に付ける印がずれると組み立ての時に段差ができてしまうなどトラブルの元になります。

そんなこんなでツーバイフォー定規を活用してどんどんと印を付けていきます。

ビスの下穴作業の際は作業台でしっかりと固定して+ダボ埋め用も

印を付けたらそのまま勢いでビス打ち。
といきたいところですが、ベンチのように荷重がかかるものを作る場合、打ち込むビスもしっかりとしたものをいれたいので、木割れを防ぐ意味も含めて下穴を開けました。

下穴加工のときに材料がズレてはいけないので、固定して作業。
自分の場合は(これも勢いで購入した)作業台「ブラック&デッカー 作業台 ワークメイト」があるので、こいつを使って材料を固定して下穴を開けていきました。
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室内用のベンチのため、ネジ山が出ていると引っ掛けてしまう可能性もあるし、ネジ山が見えない方が格好いいだろうと考えてネジ山が見えないように「ダボ埋め」することにしました。そこで下穴の後、皿取錐を使って埋木用の穴も開けていきます。
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これが皿取錐ですが、埋め込みの高さを一定にするために目印をつけてます。
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※皿取錐でも下穴を開けるこはできますが、若干短いこともあり別々の作業にしました。

設計図通りに組み立ていく

穴あけが完了したら、あとは設計図通りに組み立てていきます。

まずはベースとなる「足」から、今回は同じサイズのものを3つですが、真ん中になるものは全体の「貫」を通すために足部分の「貫(補強)」が89mm(=1×4材の幅分)上にずらしてあります。
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「足」の部分は直角が大事なので(下穴はありますが)、万全を期して「コーナークランプ」を使い、しっかりと直角を出してからビス止めしています。
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「足」が完成したら、補強用の「貫」をつけていきます。
ベンチで荷重がかかるので、しっかりと補強したいと考え座面の下に2枚、背面に1枚の「貫」を入れました。当初の設計図では前面にも「貫」を入れてその上に板を置いて収納にするつもりでしたが、この時点でかなりの重量になっていたこともあり前面を廃止し背面のみにしました。
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「貫」をビス止めしたら後は座面を同様にビス止めしていきます。
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この時点で1日目が終了。結構時間がかかる作業です。

というか、、、
気がついたら色んな道具を持ってた^^

埋木錐でダボを作ってダボ埋め&ヤスリがけ

「ダボ埋め」に使うダボは市販のものをありますが、今回結構端材もあったしあくまでも「穴を目立なくするため」なので強度も必要ないですから、オリジナルで作成(市販のものは強度が高いという話)。

オリジナルのダボを作るには埋木錐という専用の工具を使います(皿取錐とセットで購入しているのでサイズはピッタリ)。埋木錐で木材に穴を開ける要領で押し付けると「ダボ」が簡単に作れます。
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これを皿取した部分に埋め込んで、余った部分をカットすると「ダボ埋め」が完了。
多少段差が残りますが、この部分はあとでヤスリがけするときに平らになるようにしますので、まずはこのままで作業をすすめます。
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使用前使用後の写真がこちら。
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外側から見える部分が終わったら仕上げとしてヤスリがけ。
ヤスリがけはさっきの「ダボ埋め」を目立たなくするだけではなく、この後の塗装の乗りを良くするためでもあるので結構重要な作業です。

面積が広いので愛用の「ボッシュ 吸じんマルチサンダー」を使ってガンガンヤスリがけしていきます。こんなものまである当たり、完全にDIYにハマっていることがわかりますね。
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塗装は「ネオステイン ナチュラル」で

最後の最後は塗装。
塗料は和信化学工業株式会社から販売されている「ネオステイン ナチュラル」を使用しました。
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ステイン系は木目が強調されて、塗装しているとはいっても木の風合いが残るので好んで使っていて、今回のベンチとは別に、リビングでは1×4柱用アジャスターを使って木材で柱を作っていてその色と同じにして統一感を出したかったのが大きな理由です。

塗装の作業は地味なので写真はなく完成したものを。
若干塗り残しが見えますが、ここは後で補修しようと思います。
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とまあ、結構な工数と時間がかかってしまいましたが、マイファーストベンチが完成しました。
そして同じ色にしたこともあり背面のオリジナル柱ともマッチしていていい感じにできたと思います。

この後も色々と作ろうと思っているので、できたらブログで報告していこうかなと。

使用した工具とか

改めて記事にして思ったのが、材料費は安いものの結構な量の工具を使っている点。
なくてもいいもの、絶対にあったほうがいいものと様々ですけど、とりあえず今回のベンチ制作で使った工具類をまとめて紹介しておきます。

・ツーバイフォー定規

・ブラック&デッカー 作業台 ワークメイト

・コーナークランプ

・IKEA スクリュードライバー

・スターエム 皿取錐&埋木錐セット

・ボッシュ 吸じんマルチサンダー


・ネオステイン ナチュラル
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