日産セレナはミニバンナンバーワンだけじゃなくて、日産ナンバーワンだった
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日産セレナは2011年、2012年と2年連続で販売台数がミニバントップになっているため、CM等々でも「ミニバンナンバーワン」を大々的に謳っています。
これが本当がどうか「一般社団法人 日本自動車販売協会連合会」が公開している新車乗用車販売台数ランキングを元に見ていったところ、ミニバンナンバーワンなのは確かですが、それと同様に日産でも販売台数ナンバーワンになっていました!!
いや、、、
(別サイトの構築の関係で)販売台数の推移を2003年から見ているのですが、トップにはカローラとかフィットなどの小型乗用車が並んでいるので、日産もマーチとかキューブが強いと思っていたんですけど、意外な結果になっていました。
前に書いたとおり、ここ4年(2009年~2012年)はプリウスが一人勝ちになっているので、小型乗用車も苦戦はしているんですけどね、、、
→改めて見ると、フィットの安定感とプリウスの爆発力は凄いんだな、、、
ということで、ここから本題に^^
セレナの販売台数と他のミニバンとの比較
まずは、2003年からのセレナの販売台数と全体でのランキングをまとめたのがこのグラフ。
2005年から販売台数が伸びているのは、2005年5月31日に2度目のフルモデルチェンジを行い、3代目(C25型)に進化して、どちらかと言うと商業車(バン)を少し個人向けに改良したような野暮ったさがあったものが、デザイン的にも洗練されてオサレ感がでたことが人気になった要因に感じます(ミニバンブームもありますが)。
特にフロントフェイスの変更でイメージがよくなった印象をもっています。
初代セレナからの変遷はこんな雰囲気(各世代ともモデルによって微妙な違いはあります)。
ちなみに、セレナと同格になるミニバン(ノア、ヴォクシー、ステップワゴン)との販売台数の比較がこれ。
ランキングでみるとこのようになります。
2003、2004年はノアに、2005年はノアとステップワゴンに溝を開けられていますが、2006年以降は2010年に一度ステップワゴンに抜かれるものの、それ以外は1位を守っていますね。
<余談>
トヨタには、ノア、ヴォクシーの上位モデルにアルファード、ヴェルファイアが販売されていて、この2台も常にベスト30に入ってくるため、メーカーとしてはユーザーを取り合っている状態で1車種に偏らずバラけているのもセレナがトップになっている要因ともいえます。
にしても、アルファードとかヴェルファイアがトップ30に入ってくるなんて、あるところにはあるんですよね^^
日産のその他の車種との比較
ミニバンではトップになっていることはわかりましたが、日産内ではどうなのかを確認するために、2003年以降安定して販売のある4台(マーチ、キューブ、ティーダ、ノート)と比較したものがこちらです。
安定していると書きながら、ティーダとノートは2004年が販売開始のため、2003、2004年はデータがありません。またティーダに関しては2006、2012年はトップ30に入っていないため残念ですがデータがありません。
セレナのブームが来る前はマーチ、キューブがかなりの販売台数がありましたが、2005年以降は失速しセレナにトップの座を明け渡していることがわかります。
ただここもトヨタの例と同じで、2004年まではマーチ、キューブの2台が小型乗用車の看板でしたが、2004年にティーダとノートが登場してからは4枚看板として販売されているため、各車の販売台数が伸びなくなっていると思われます。
ユーザーニーズの多様化が叫ばれて久しいですから、1台ですべてのニーズに答えるよりも、車種を増やして対応するのが一般的ですから、1車種に人気が集中することも少なくなっていると言えます。そんな中セレナは日産唯一の2リッターエンジンを搭載するミニバンなので人気が集中していると。
余談ですけど、多様化のこの時代で爆発的に売れているプリウスはやっぱり別格なんでしょうね。ただ2012年にはアクアが台頭してきているので、プリウスといえども安泰とはいえないですが。
日産セレナのCM
2013年になって公開されている日産セレナのCMがあったので紹介します。
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セレナの人気を不動のものにした3代目(C25型)は2005年からの販売開始のため、中古車市場にもかなり台数が登場しているので、実は狙い目の車だったりもします。
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