アイ・オー・データのLAN接続型ハードディスクHDL2-A4.0(4TB)を購入した3つの理由と反省点
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使えるパソコンが増えてきて、トータルでのハードディスク容量は確実に増えてはいるものの、データが分散してしまっていることも確かなので、一箇所にまとめることができるハードディスクを検討していました。
で、色々と悩んだ結果アイ・オー・データが販売しているLAN型ハードディスク「HDL2-A4.0(4TB)」という奴を購入しました。
本体はこんな感じ
<余談>
現在使用しているパソコンは、自宅メインマシンの他に、リビング用のノートパソコン、自室用の一体型デスクトップ、モバイル用のMacBook Airの4台。
あと、会社で使っているパソコンも持ち込みなのでこれも入れると全部で5台もあります^^
で、、、、
HDL2-A4.0(4TB)を選んだ理由がこの3つ。
1、特定のパソコンが起動してなくても使えること
2、データを確実に保存しておけること
3、外からもデータにアクセスできること
HDL2-Aの特徴としては、これ以外にも「Dropboxと連携できる」とか「スカパー!プレミアムサービスLink対応」とか「レグザ、アクオスに対応している」などありますが、あまりテレビを見ないのでこの辺はあまり活用することがないかなと。
またDropboxはすでに活用していて、使っているパソコン同士がすでに連携しているため、HDL2-A4.0にデータを入れて共有するメリットを感じていないのが本音のところです。
まあ、そんなところで選んだ理由を詳しく書いてみます。
特定のパソコンが起動してなくても使えること
一般的な外付けハードディスクは、USBケーブルでパソコンとつなぐようになっているのですが、この場合外付けハードディスクが接続されているパソコンが起動している状態じゃないとデータを見ることができません。
会社のパソコンならともかく家庭で使うとなると「常に起動させている」というの無駄に電気を使ってしまいますし、あまり現実的な運用ではなくなります。
そこで注目したのが、LAN型ハードディスクと呼ばれる(NASとも言われます)、パソコンが無くてもハードディスクだけでネットワークに参加できるタイプのもの。これならパソコンがなくてもデータを見ることが可能になります。
もちろん、常に起動させている必要はありますが、パソコンを起動しているよりも消費電力は少なくなります。またHDL2-Aシリーズは非アクセス時にハードディスクの回転を自動停止する省電力モードがあるので、より消費電力は抑えられることになります。
あと、パソコンの調子に関係なく使えるのもメリットといえます。
データを確実に保存しておけること
HDL2-Aシリーズはハードディスクが2台セットになっているモデルで、その2台のハードディスクに全く同じデータを保存する「ミラーリング(RAID 1)」という設定が可能になっています。
こんな感じでハードディスクが2台。
ミラーリングにしておけば万が一、1台のハードディスクが故障したとしても、残っている1台に同じデータが残っているため、データを完全に失うリスクが少なくなります。
ただし、同じデータをそれぞれのハードディスクに書き込むため、使えるハードディスクの容量は最大値の半分になってしまいます(4TBモデルの場合なら2TB)。
購入前からミラーリングでデータを保存することを考えていたため、容量の大きな4TBモデルを選択しています。
ちなみに、アイ・オー・データの定価ベースだと2TBモデルが31,700円、4TBモデルが42,300円と1万円ちょっとしか違いがないので、1TB当たりの価格は4TBのほうがお得になっています。
<参考>
HDL2-Aシリーズの初期設定では、ミラーリングではなく2台のハードディスクの容量をフルに使う「ストライピング(RAID 0)」になっているので、ミラーリングで使いたい場合は設定を変更する必要があります。
なお、設定変更時にはハードディスクのデータが初期化されてしまうので、データを入れる前に変更するのがおすすめになります。
外からもデータにアクセスできること
ブログを書いたりサイト制作を行うに当たっては今の情報だけではなく、過去のデータも必要なこともかなりの頻度があって、データが別のパソコンにある場合は作業が止まってしまうことがあります。
そんな悩みを解決してくれるのが、HDL2-AシリーズのWEBブラウザからハードディスクのデータにアクセスできる「リモートリンク2」という機能です。
セットアップは若干面倒ですが、これを行えば外出先でも自宅にあるハードディスクのデータを見ることができるようになります。これを使えばインターネットにつながってさえいればデータを見放題と^^
<ここに失敗が、、、>
リモートリンク2は仕組みとしては便利なんですけど、欠点が2つほどあってそれが
1、テキストベースでサムネイル表示ができない
2、リモートリンク2上では編集ができない
ブラウザ経由ということもありますが、リモートリンク2のページでは写真がテキストベース(要はファイル名のみ)のため、内容を確認するためには1枚1枚クリックしないといけませんorz
数が少ないとそんなに気にならないかもですが、製品レビューやイベントレポートではかなりの枚数の写真を撮っているのでサムネイル表示がないのはちょっとしんどいですよね。
リモートリンク2上で編集ができないのはある程度覚悟していたので、そんなに気にしていませんがDropboxのように使えるようになると色々と助かるなと思っています。
ネットで調べると、HDL2-Aシリーズの前のモデルではアプリを使う必要はあるもののサムネイル表示等に対応していた模様なので、今後のアップグレードに期待したいと思います。
↑リモートリンク2はアイ・オー・データさんのサーバを経由してアクセスしているため、インターフェイス関連もアイ・オー・データさんで工夫できると思ってます。
最後少し要望が入ってしまいましたが、まずはデータを1箇所にまとめることができ、バックアップ環境も整ったのでデータ損失の恐怖から逃れられてホッとしてます^^
各セットアップ方法については追ってまとめますので、気になる方はそちらも参考にしてください。
HDL2-Aセットアップまとめ
・HDL2-Aセットアップ[IPアドレスの設定編]
・HDL2-Aセットアップ[ブラウザを使った設定編]
・HDL2-Aセットアップ[RAID 1設定編]
・HDL2-Aセットアップ[ユーザー登録編]
・HDL2-Aセットアップ[リモートアクセス編]
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