サウスバウンド 奥田英朗著
当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。
サウスバウンドは、破天荒な親父のドタバタ劇・・・と思って読んでみたのですが、ドタバタの中にある「家族」を軸とした『信念』があって後半はちょっと感動してました。
良い意味で裏切られた作品です。
主人公上原二郎の父親上原一郎のように生きていくのはちょっと無理だとしても、本当に大切な物のために何をするのか、何ができるのか、、そしてその為にどうするのか、、、意外と見ないふりをしてしまうところを真剣に考えさせられました。
あと、後半は舞台が沖縄になるのですが、物語の展開のスピード感と沖縄ならではの緩やかさのギャップがまた読みやすく、引き込まれ要因になっています。
サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1) | |
奥田 英朗
角川書店 2007-08 おすすめ平均 |
サウスバウンド 下 (角川文庫 お 56-2) | |
奥田 英朗
角川書店 2007-08 おすすめ平均 |
物語とは関係ないですけど、沖縄料理も結構登場していて(それも無意味に描写が丁寧だったりします)、沖縄料理が無性に食べたくなりました(笑
以前食べた「ぐるくんの唐揚げ」もしっかり登場しています。
豊川悦司が上原一郎役、天海祐希が上原さくら役で映画化&DVD化もされているので、近々観てみようと思っています。
・・・なんかアマゾンの評価は低いな
サウスバウンド スペシャル・エディション [DVD] | |
平田満, 天海祐希, 豊川悦司, 加藤治子, 森田芳光
角川エンタテインメント 2008-03-05 おすすめ平均 |
Sponsored Links