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Dell PowerEdge T105とWindows Home Serverのターゲット

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先日、リンクシェアサロンの「≪デルオンラインストア≫Windows Home Serverのご紹介&商品体験セミナー」に参加して、Dell PowerEdge T105とWindows Home Serverの組み合わせを体験してきました。

Dell PowerEdge T105

その時に感じたDell PowerEdge T105とWindows Home Serverのターゲットについての、印象です。

この記事の他に、以下の3つの記事があります。

Dell PowerEdge T105とWindows Home Server
Dell PowerEdge T105について
Windows Home Serverについて


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PowerEdge T105とHome Serverの組み合わせを使うユーザー層

メインになるのは、一人もしくは少人数で仕事をする、いわゆるSOHOの形式で仕事をしている人たちになると思います。一番のメリットは、データのバックアップが自動で取られていて、それを簡単に元に戻せるところですね。次いでデータの共有がWebから可能なところですね。

バックアップは当然ですが、SOHOのような形式で仕事をすると同じ場所に集まって一緒に仕事をしないで、それぞれのワークスペースで仕事をすることは多くあります(移動の時間を短縮するため)。

そうなると重たいデータなどは、受け渡しが大変になるのですが、Windows Home Serverが中心にあればデータの送受信というスキームを一切排除することができ、作業効率が上がることは間違いないです。

後あるとしたら、自分のようにサラリーマンでありながら、ブログを書いたり、アフィリエイトに首を突っ込んだりしている人たちかな(意外と潜在ニーズは多いと感じています)。

自分は、ブログの記事やデザインなどを会社(?)や、会社帰り、イベント帰り(外の場合はモバイルで)に書く(作る)ことが多いのですが、そうするとどうしてもデータが分散してしまいます。

ブログの記事ならまだ良いのですが、進行途中のデザインデータやブログに使おうと思った写真データが分散していくとデータのない環境では作業ができなくなったり、最悪の場合は最新データがどれかわからなくなって、間違って古いデータを上書きしてしまう、なんてことも有ります。
→デザインデータはUSBメモリでデータを管理していることが多いです。

このように作業スペースがいくつもある人の場合は、自宅にPowerEdge T105とHome Serverを用意して、データは必ずそこにアクセスして取り出すようにすれば使いたいデータがないとか、間違って上書きしてしまうようなことはなくなると思います。

ただこの使い方の場合、費用対効果が見えないので、踏み込むのは難しい所はあります(って完全に自分目線です)。

PowerEdge T105とHome Serverの組み合わせのライバル

ここまでまとめて、PowerEdge T105とHome Serverの組み合わせが中々優秀なところは見えてきましたが、じゃあ実際どの辺がライバルになるのかを検討してみたいと思います。

ひとつは、Home ServerにPowerEdge T105以外の筐体を組み合わせたものになるのは確実なんですが、その差は筐体の性能(サイズとか、静音性とか)になって、確認が難しいのでここでは深く詰めていくことはしません。
ただ、PowerEdge T105は「静音性」が利点であり、「サイズ」が欠点になっているので、筐体の小さいもので静かだとかなり強力なライバルになってくると思います(サイズと静音性はトレードオフの関係だったりするので、落としどころが難しいですが)。

その他の候補では筆頭になってくるのは間違いなく「NAS」になると思います。

NASにしてしまうと、Home Serverの特権である「Webブラウザを使用してインターネット経由でデータにアクセスする」が使用できなくなってしまいますが、それ以外のデータの共有は問題なくできますし、データの保護もRAID構成の可能なものを利用すれば可能になってしまいます。

そしてなんといっても、データ容量と価格のコストパフォーマンスが違ってくるので、使用状況によってはNASが完全有利になってしまう場面も多々あります。

PowerEdge T105とHome ServerとNASの主な機能の比較をしてみました。

比較はDELLの「PowerEdge T105インターネット限定 クアッドコア搭載Windows Home Serverバンドルパッケージ」とI・Oデータの「LANDISK Home HDL4-G2.0」で、価格はそれぞれのメーカーサイトで確認しています(確認日:2009年4月20日)。

PowerEdge T105
Home Server
LANDISK Home HDL4-G2.0
データ共有(ローカル) 可能 可能
データ共有(Web経由) 可能 不可能
データバックアップ 可能 可能(別途ソフトで設定)
データ保護 SISテクノロジを採用 RAID構成(RAID 5)※1
データ集中 可能 可能
拡張性 あり なし※2
価格 54,800円 79,800円
データ容量 160GB 2TB※1

※1 RAID 5でHDDを構成した場合、有効に使えるHDD容量は75%(=1.5TB)になります。
※2 LANDISK Home HDL4-G2.0でも外側に別のHDDを接続は可能ですが、自信のバックアップとしては使用できますが、保存容量を増やすような拡張はできません。

ちなみに、PowerEdge T105のHDD容量を2TBにアップグレードした場合、追加の価格は65,100円で、合計すると119,900円になります。

思ったより安い、、、かな?
ただ、5万円代だとちょっと試してみようかな~って価格ですけど、10万円を超えてくると結構ハードルが上がる印象があるので、悩むところかもしれません。

→LANDISK Home HDL4-G2.0も買い方によってはもっと安く買えるので、実売ではもう少し差があるように感じますしね。

機能的な差は明らかですが、外部からアクティブに使う場合は、PowerEdge T105とHome Serverで、外部からのアクセスを排除してデータの蓄積用に使用する場合はNASが最適って事になりそうです。

悩んだらキリがない部分はありますが、Home ServerはサーバOSの入門編という側面もあって、価値としてそれをどう感じるかも大きなウエイトになりそうです。

個人的には、Home Serverを試してみたいという好奇心のほうが大きかったりします。

Dell PowerEdge T105とWindows Home Serverのバンドルはこちらから
T105 Windows Home Serverバンドルパッケージ

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