走れ! T校バスケット部 松崎洋著
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走れ! T校バスケット部はそのタイトルの通り、高校のバスケット部を舞台にした作品です。
元バスケット部としてはバスケ作品をあまり見ないのですが、何故か手にとってしまいました。
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物語の主人公は、中学時代に関東大会2位の実績を引っさげて強豪高校に入学した、陽一。
しかし、高校ではイジメにあってしまい、退学・・・そしてT高校に編入します。
T高校はバスケットは弱いですが、バスケット好きの仲間、そして微妙な理解力をもつ顧問の先生がいます。そんな中で、傷心の陽一を中心弱小バスケット部が最後は陽一がイジメにあった強豪高校を破るところまで話しが進みます。
内容的にはよくある成長物語なんですが、バスケットの経験があるので他の題材に比べていくらか親近感がわいたので、一気に読んでしまいました(笑
ただ、、、さすがに文庫でたった250ページに押し込んでいるので、チームのキーマンになる俊介がバスケットが上達する展開にはかなり無理を感じました。ここにファンタジーが入ってしまったため、若干リアルさに欠けた気がします。
もっともそれを含めてある種のカタルシスは感じられる作品なのは確かです。
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