ソーシャルメディアリスク対策の実務 塩原将著
当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。
仕事の関係で、自社のソーシャルメディア対策(具体的にはソーシャルメディア利用のガイドライン策定)が必要になってきたので、勉強のために購入したのが「ソーシャルメディアリスク対策の実務」です。
ソーシャルメディア利用のガイドラインはインターネットで調べても「策定のルール」はもとより「実際に公開されている各企業のガイドライン」など沢山の情報がありますが、やはり1冊の本にまとまっているのは非常にありがたいことです。
また、本書では策定の流れだけではなく、ダウンロード形式になってはしまいますが「ソーシャルメディアポリシー」や「ソーシャルメディアガイドライン」などの文書テンプレートも手に入れることができるため、かなり実践よりと言うか実務ベースで助かる仕様になっています。
なお、目次を見てもらうとわかりますが「ソーシャルメディアの現状」「ソーシャルメディアのリスク事例」といった基本的な部分も押さえてあるため、ポリシーやガイドラインを策定する前段階に必要ななぜ策定が必要なのかということもしっかりとわかります。
↑もっともこの本を手にする人はすでに「必要性」についてはわかっているので、この内容はどちらかと言うと「社内対策(ソーシャルメディアのソの字も知らない上司対策ともいう)」の意味合いが強いとは思いますが^^
<目次>
第1章 ─ ソーシャルメディアの現状
第2章 ─ ソーシャルメディアのリスク事例
第3章 ─ リスクの一般化と原因
第4章 ─ ソーシャルメディアリスク対策の概要
第5章 ─ 現状調査とリスクの抽出
第6章 ─ ソーシャルメディアポリシーの策定
第7章 ─ ソーシャルメディアガイドラインの策定
第8章 ─ 教育・研修の実施
第9章 ─ 監視・モニタリングの実施
第10章 ─ 資料
自分の会社の場合、第8章の「教育・研修の実施」はソーシャルメディア以外で昔から行なってきたことなので(自分も何度も話をしています)、この部分でのハードルは低いですが、ガイドラインを作るだけではなくて「浸透」させるのに苦労するところはたくさんあると想います。
にしても、、、
ある程度流して読んでもこれだけ付箋がつくということは、これから実際にやっていくとしたら結構大変な仕事になりそうな予感です。
Sponsored Links