「マンガでわかるアフィリエイト」を読んで気がついた本当に大事なのは話をできる仲間
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アフィリエイトについての書籍はかなりの数が出版されていますが、この「マンガでわかるアフィリエイト」はタイトルの通り内容の大半がマンガで描かれているため、さらっと読める「入門編」の書籍になります。
しかしマンガだから、、、と侮ってはいけません。
アフィリエイトの仕組みの基本から、稼ぎたい人を食い物にする悪い人たちの話(情報商材と呼ばる人ですね)、そして作者のあびるやすみつさんの成功事例まで盛り沢山の内容になっています。
これだけの内容をさらっと読めるのはさすがに「マンガの強さ」といって過言ではないですね。
→もちろんマンガにまとめるための情報量は普通に文字で書くよりも膨大になってくるので、作者のあびるやすみつの知識と見識の確かさが最大の強みになっているとは思います。
アフィリエイトでは横のつながりが大事
「マンガでわかるアフィリエイト」では、第1章の「アフィリエイトってそもそもなんなの?」でアフィリエイトの基本を、第2章「アフィリエイトなら楽して稼げるの?」と第3章の「アフィリエイトなら大儲けできるの?」の2章でアフィリエイトの闇の部分を語っています。
そして続く第4章の「サイト運営を効率化することはできないの?」でアフィリエイト(サイト運営)に関連するプログラミングの話を、最後の第5章「作者はどうやってアフィリエイトで成功できたの?」で作者であるあびるさんの成功事例(苦労した話)が書かれています。
アフィリエイトの闇の部分(ツールや情報商材の危険性)に言及していることもあるのですが、それ以上に「第2章で登場するさおりさんと第3章で登場する丸山さんの対比」が非常に気になったというか、もしかしたら「裏テーマ」なんじゃないかと感じたところです(完全に自分の判断なので邪推ともいいますけど)。
その違いというのが
アフィリエイトについて相談できる人がいるかどうかという点。
さおりさんには主婦仲間でアフィリエイトをやっている仲間がいて、そこで相談もできますし情報収集もできていますが、丸山さんは会社(その同僚)に反発する形でお金儲けに走っている(状況的にみてアフィリエイトとは言えません)こともあり誰にも相談することなく突き進んでいます。
その結果、さおりさんは最後に「努力もしないで、楽して稼ぐことばかり考えていた」と反省して終わりますが、丸山さんは親に借金を申し入れるところで終わります(この先に成功が待っているとは思えない終わり方)。
アフィリエイトというと「ネットの中のお話」と思われる人も多いかもしれませんが、実は通常のビジネスと同じくらいにリアルな人と人とのつながりが重要で、それを個人単位でやらないといけないとというのも重要なポイントになるんですよね(肩書が使えるのはASPとかECの人だけでアフィリエイターは個人もしくは小さな組織になりますから)。
自分もアフィリエイトの業界との付き合いは長いほうだと思っていますけど、正確で有意義な情報が聞けるのはメルマガや公式サイトの情報ではなく、リアルなつながりの中だと思っているので殻に閉じこもらないで積極的に交流していく姿勢はアフィリエイトの中では大切なことだと感じています。
なんて書評っぽくない終わり方になってしまいましたが、マンガの部分も情報量はありますが、それに加えて各章の合間には著作権、肖像権、プログラミング、セルフブランディングなど読む応えのあるコラムもあって、とても勉強になりました。
これからアフィリエイトを始めようと思っている人はもちろんですが、アフィリエイトをやってはいるけど「どうもうまくいかない」という人は絶対に読んだほうがいい1冊です。
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