Amazonが「オールタイムベスト児童文学100」を発表、中学生はほぼ大人のラインナップに
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Amazonが2014年6月18日(水)に、Amazon本ストアの中で、児童文学の中からユーザーにおすすめする「オールタイムベスト児童文学100」を発表しました。
対象年令は「小学1~2年生向け」「3~4年生向け」「5~6年生向け」「中学生向け」の4つの齢別に分かれていて、数に若干差はありますがトータルで100タイトルが選出されています(各年齢層で100タイトルごとではないのでご注意を)。
「オールタイムベスト児童文学100」とは?
ここを間違えると怖いのでPRTIMEのプレスリリースから引用します。
「オールタイムベスト児童文学100」は、Amazonでサービスを開始した2000年11月1日以来、この14年間で「本」ストアにおいて蓄積された各種データ(売上数、カスタマーレビューなど)をもとにタイトルを選出しています。今回は、「児童文学」の分野で、小学1~2年生向け、3~4年生向け、5~6年生向け、中学生向けと4つの対象年齢別に100タイトルを選出いたしました。これらの本は、Amazonのお客様に支持されている、「これだけは読んでおきたい」特別な100冊であり、お子様をお持ちの方だけでなく、大人の方も子ども時代を思い出して楽しんでいただけるセレクションガイドです。
なるほど!
単にAmazonの中の人がおすすめをセレクトしたのではなく、14年間のデータをもとにしたんですね。ネット通販でデータを長年蓄積しているからこそ自信をもっておすすめできるのか(Amazonには一般の本屋さんにいるようは販売のプロがいるわけではないので、データが重視されるのも頷けます)。
ラインナップを見ていると、小学1~2年生向けでは絵本など文字数の少ない作品が多くありますが、3~4年生向けでは童話・寓話が入ってきて、5~6年生向けになると一般の小説も多く入っています(ジュブナイル系が多いかな)。
そして、中学生向けに至っては「ライ麦畑でつかまえて」や「ぼくのメジャースプーン」など大人でも読み応えを感じる作品が多く入っていて、このラインナップだと小説を読み慣れていない人だと読み切れないで放り投げてしまう可能性もありますね(趣向にあわないというのは別にして)。
子供にすすめる時の参考にするのはもちろん王道ですけど、自分が子供のころに読んだらどんな感想をもっただろうか、、、と回想に耽りながら読むのも楽しいかもしれません。個人的には「小学3-4年生向け」の作品に惹かれるものがあります(中学生だと今でも普通に選んでしまう作品もあるので)。
全国7ヶ所の図書館・図書室ほかで選出された100冊を展示
今回の「オールタイムベスト児童文学100」をうけて、全国7か所の図書館・図書室および三菱地所のレジデンス ラウンジにて、選出された100冊が展示されるそうです。
ちなみに、多治見市立図書館(岐阜県多治見市)と小田原市かもめ図書館(神奈川県小田原市)は、Amazonのフルフィルメントセンター(FC)が所在する市のため、小田原市および多治見市には地域貢献の活動の一環として協力が得られたそうです(意外なつながりですね)。
展示されるリストと期間はこちら
1. 三菱地所のレジデンス ラウンジ(東京都千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル1F)
6月19日~8月31日
三菱地所のレジデンス ラウンジでは、2013年11月11日に発表いたしました。
「オールタイムベスト小説100」の書籍もあわせて展示しています。
※「三菱地所のレジデンス ラウンジ」Amazon特設ページ (http://www.amazon.co.jp/lounge)
2. 杉並区立久我山小学校 図書室(東京都杉並区久我山5-18-7)
6月23日~8月30日
3. 甲府市立勝沼図書館(山梨県甲州市勝沼町下岩崎1034-1)
6月28日~8月28日
4. 多治見市立図書館(岐阜県多治見市豊岡町1-55)
7月19日~8月31日
※多治見市役所にて目録贈呈式を予定
5. 小田原市かもめ図書館(神奈川県小田原市南鴨宮1-5-30)
8月1日~8月31日
※小田原市役所にて目録贈呈式を予定
6. 指宿図書館(鹿児島県指宿市十二町2190)
8月1日~9月23日
7. 山川図書館(鹿児島県指宿市山川成川2685)
11月1日~12月28日
※2、6、7は、アカデミック・リソース・ガイド株式会社の協力による。なお、上記の展示期間は変更になる場合がございます。
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