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考え方のコツは「想像力」にある

2015-02-24[読書ビジネス

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考え方って思考の道筋や傾向のことなんですけど、これの「コツ」と言われると「情報の収集や整理」をいかに効率よくやっていくかが重要なイメージを持っている人も多いと思います。
考え方のコツは「想像力」にある
でも、、、
考える時に本当に大事なことは今ある情報の組み合わせを探すことではなくて、その答え(=考えた結果)によって得られる状況を想像することが大事なんですよね。


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場合によってはその結果だけではなく、もう一つ先に起こることも想像してみると違った角度でものが見えてくるので、単一の対応だけではなく全体を通した最適解を導き出すことになります。

いきなり真面目モードになっていますけど、『暮しの手帖』の編集長の松浦弥太郎さんの著書「考え方のコツ」にも書いてあって妙に納得させてもらったので書評とは違った形で書いています。
考え方のコツ

一面だけではなく多面的に想像する

仕事をしていて考えてないと思うことは少ないのですがせっかく考えているのに(=悩んでいる)、「想像力がないため答えに辿り着けない」と感じることが多くて、そういう人を見るともったいないなと感じることが多いです。

考え方に「想像」が少しは入っていることもあるのですが、残念なことに当事者の思惑や思い込み(考え違い)が多分に含まれてしまい、ミスリードされているというか、一方通行の流れになってしまうことがあって、正しい結果にたどり着かないことがよくあります。

この場合、一つの可能性が消えた(=ダメだった)場合、振り出しに戻ってから考え直すことになるため、時間的なロスも大きいですし、なによりもメンタルでのダメージが大きく挫折してしまうこともありえます(仕事では許されないですけどね…)。

この辺も「考え方のコツ」にも書かれていて、ポイントとなるのは次の3つ
・面ではなく、たくさんの点を想像する
・逆になって考えてみる
・「一番の敵」になって考えてみる

特に「逆になって考えてみる」はとても大事で、どんな立場・状況だったとしても何かを考えるときには「相手」がいますから、立場を変えて考えてみると普段は見えないものが見えてくることがあるので、どんなに簡単なことでも一度逆になって考えてみる価値はあります。
考え方のコツ

自分もトラブル対応の時などは複数の原因を想像してピックアップしてそれぞれの対応策を想定しておいてから、1つずつ潰していくような流れで作業することが多く、常に多面的に捉える癖をつけるようにしています。

といったことを丁寧に書いてくれているのが「考え方のコツ」(もちろん自分の文章よりも圧倒的に読みやすく、わかりやすい)なので、どうも考えがまとまらないなとか、思い込みが多い、、なんて言われている人は読んでおいたほうがいい本になります。

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