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2017年6月の読了数は12冊 文春文庫のみ

2017-07-30[読書2017年に読んだ本

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2017年6月は5月の読了報告の時に書いた通り「文春文庫」のみでしたが、読了数は12冊だったもののその前の中公文庫のときよりも(個人的に)選択肢が多かったようで、気になる本が多かった印象です。
2017年6月の読了数は12冊 文春文庫のみ

なんてことを7月の最終週に書いているあたり「おいおい(笑)」というところですけど、出版社縛りを2回やっただけで、出版社によって作品の傾向が違うことを改めて実感しているところです(そうでなければ数多くの出版社が存在する意味もないですよね^^)。


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そんな文春文庫縛りの中での最大の発見--といっても知っている人からみた今更ですが--だったのが、坂木 司さんの「ワーキング・ホリデー」。
ワーキング・ホリデー

子供がいきなりホスト・クラブに入るあたりどうなって行くことか心配しましたけど、終わってみればハートウォーミングな物語で、実際息子--隠し子とかそんなサプライズはなく--がいて日々色々と思うことあるのですが、父子としてのあり方に考えさせられる作品でしたね。

続編もあるようなので、継続して読んでいきたいと思います。

その他では、折原一さんの「遭難者」、本城雅人さんの「ノーバディノウズ」、安東能明さんの「夜の署長」はいずれも秀作で、いい出会いを感じることができました。もちろんお三方の別の作品も是非読ませていただきたいと思っています。

文春文庫読みのスタートとなった雫井脩介さんの「検察側の罪人(上)(下)」も読み応えたっぷりでしたし、現在の裁判制度について考えさせられる部分も多くあり、重たい作品でした。
検察側の罪人(上)(下)

前半で大筋が見えてしまった点が雫井さんにしては少し「軽く」感じてしまった分評価は「4」にしてしまいました。

出版社を限定することで、普段あまり手にしない作家さんの作品を読めることは有意義だし、新しい出会いもあって面白い--外れてしまうこともありますけど--ため、この試みは継続していきたいところです。

と、これを書いている時点で7月の読書もほぼ終わっていて、8月の縛りを決めておかないタイミングだったりしますが、基本流れに任せていきたいなと思ったりしています。

そして、そろそろ「読了」以外の記事も書いていかなければ……と思っています。
(書きたいことはたくさんあるんですけどね)

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