2017年1月の読了数は12冊 総理の夫と刑事モノ
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なんだかんだでレポートが遅くなっていますね、、、、
2017年最初の1ヶ月となる1月の読了数は12冊と、正月休みがあったにもかかわらず昨年最も多かった読了数「11」を超える12冊となりました。
幸先のいいスタートを切れたのは割りと読みやすい--言い換えると若干ライトな--作品が多かったことと、休日に自宅で読む時間が少し取れたことが要因です(その割にはブログを書いていないという話も……)。
1月の読了のなかで評価「5」をつけたのが、原田マハさんの「総理の夫 First Gentleman」1作品のみ。
その他は、あとひと押しが足りない気がした作品が多く、評価「4」止まりが多かった印象です。
原田マハさんの「総理の夫 First Gentleman」は、主人公の相馬日和(ひより)の日記形式で語られる物語で、妻である相馬凛子が女性初の内閣総理大臣になり、多忙を極める中でその夫(=総理の夫)としてサポートする姿勢と苦悩と葛藤が綴られています。
総理大臣が女性というのも視点として面白いですが、主人公は総理大臣となった妻の凛子ではなく、その夫の日和というあたりで原田マハさんの狙いも素晴らしいと思いつつ読んでいましたけど、この日和がまた典型的なお坊ちゃんで世間知らずなのに政治の世界に巻き込まれていく様がまた面白いんですよ。
そして最後の最後の展開は女性作家らしいものであり、素晴らしいハッピーエンドとなります。
その他では、久しぶりの続編となる加藤実秋さんの「モップガール3」も新展開になってきて、面白いさを再発見しつつ、次の展開も気になる作品でした。
あと、、、、
後半にきて七尾与史さんの「ドS刑事 桃栗三年柿八年殺人事件」、内藤了さんの「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」、麻見和史さんの「共犯レクイエム-公安外事五課」、六道慧さんの「殺人レゾネ:警視庁行動科学課」と4作品が刑事モノと自分の好みの再確認にもなる流れに(笑
同じ推理系でも、警察が舞台になると事件のリアリティがアップする印象はあります(ドS刑事は微妙に流れが違いますが)。
内藤了さんの「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」は以前から気になっていて、やっと読んだのですが、ドラマ化されるだけあって、読み応えもあり展開も面白かったので続編も含めてチェックしていきたいと思います。
2017年もいい感じにスタートできましたし、読みたい作品もどんどん刊行されているので、ここ数年続けてこれている通り、月間10冊、年間で120冊をミニアムの目標として継続していけれるようにしていきたいですね。
期間 : 2017年01月
読了数 : 12 冊 |
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真梨 幸子 / 講談社 (2016-11-15)
★★★☆☆ 読了日:2017年1月31日
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六道 慧 / 光文社 (2016-09-08)
★★★☆☆ 読了日:2017年1月27日
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原田マハ / 実業之日本社 (2016-12-03)
★★★★★ 読了日:2017年1月25日
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麻見 和史 / 角川春樹事務所 (2016-12)
★★★★☆ 読了日:2017年1月22日
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内藤 了 / KADOKAWA/角川書店 (2014-10-25)
★★★★☆ 読了日:2017年1月20日
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七尾 与史 / 幻冬舎 (2016-12-06)
★★★★☆ 読了日:2017年1月18日
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喜多 喜久 / 中央公論新社 (2016-12-21)
★★★★☆ 読了日:2017年1月16日
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岡崎 琢磨 / 宝島社 (2016-11-08)
★★★★☆ 読了日:2017年1月13日
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加藤 実秋 / 小学館 (2017-01-06)
★★★★☆ 読了日:2017年1月12日
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安達 瑶 / 光文社 (2016-10-12)
★★★☆☆ 読了日:2017年1月10日
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松岡 圭祐 / 講談社 (2016-12-15)
★★★★☆ 読了日:2017年1月6日
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石田 衣良 / 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-06-22)
★★★★☆ 読了日:2017年1月4日
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