2016年9月の読了数は11冊 途中の一歩
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本業の慌ただしさに加えて若干体調を崩してしまった--とはいえ仕事は休めず--こともあり、読了報告が月半ばになってしまいましたが、なんだかんだで9月も11冊を読了。
評価「5」を付ける作品には巡り会えませんでしたが、評価「4」がほとんどでいわゆる「ハズレ」がなく安定した読書生活が送れたことは良かったですね(冒険していないという噂もありますが……)。
そんな評価「4」連発の作品群のなかで特に印象jに残っているのは、雫井祐介さんの「途中の一歩(上)(下)」と小川一水さんの「煙突の上にハイヒール」の2作品(冊数では3冊)になります。
雫井祐介さんの「途中の一歩」は仕事と恋愛に悩む若い主人公たちの物語で、多少あざとさも見受けられるところはありますが、揺れ動く心情をきれいに描いていると感じました。タイミング的に仕事一辺倒になっていたので、仕事以外のことも大事だよな、、、、、、なんて思いながら読んでいました。
小川一水さんの「煙突の上にハイヒール」は短編集で5つの物語で構成されていますが、基本線としては「近未来」のお話で、便利になる一方で失われることもあるのではないか、、、と問われている感じがして、人間の幸せの本質のようなものを考えさせられましたね。
その他では、シリーズものの「ホーンテッド・キャンパス ハルバおぼろで桜月(櫛木理宇著)」、「虚空の糸 警視庁殺人分析班(麻見和史著)」、「天久鷹央の推理カルテⅣ 悲恋のシンドローム(知念実希人著)」も安定感があり楽しく読めました。
年末に向けて本業の忙しさが加速している感があり、余裕のない日々になっていますが、あまり仕事に没頭しないでリフレッシュする時間を持つためにも「読書」は継続していきたいと思います。
とうところで、2016年も9月時点で100冊読了突破となりました。
期間 : 2016年09月
読了数 : 11 冊 |
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小川 一水 / 光文社 (2012-06-12)
★★★★☆ 読了日:2016年9月28日
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喜多 喜久 / 中央公論新社 (2015-03-20)
★★★★☆ 読了日:2016年9月27日
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湊 かなえ / 幻冬舎 (2014-07-10)
★★★★☆ 読了日:2016年9月24日
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海堂 尊 / KADOKAWA/角川書店 (2016-06-18)
★★★★☆ 読了日:2016年9月20日
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鯨統 一郎 / PHP研究所 (2011-07-16)
★★★☆☆ 読了日:2016年9月15日
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知念 実希人 / 新潮社 (2016-01-28)
★★★★☆ 読了日:2016年9月15日
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西澤 保彦 / 双葉社 (2016-08-04)
★★★★☆ 読了日:2016年9月13日
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麻見 和史 / 講談社 (2015-05-15)
★★★★☆ 読了日:2016年9月8日
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雫井 脩介 / 幻冬舎 (2015-04-10)
★★★★☆ 読了日:2016年9月5日
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雫井 脩介 / 幻冬舎 (2015-04-10)
★★★★☆ 読了日:2016年9月4日
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櫛木 理宇 / KADOKAWA/角川書店 (2016-03-25)
★★★★☆ 読了日:2016年9月2日
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