2016年6月の読了数は11冊 女性が強いと
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7月も慌ただしくて、今日(10日)になりやっと6月の読了数を振り返ることができるようになりました。まあ忙しいとは言いつつも11冊読み終えることができているのはよしとしようかなと。
そんな2016年6月は評価「5」をつけたのは2冊で、いずれも主人公は女性でしたし、その後の3冊も女性が主人公で評価は「4」ですから、女性が強い作品が多かった印象といえます(狙ったわけではないですよ)。
評価「5」の2冊は、原田マハさんの「飛ぶ少女」と碧野圭さんの「書店ガール5」。
「飛ぶ少女」は震災で両親を失い、自身も足に大きな障害を負った少女「丹華(ニケ)」が主人公で、厳しい環境のなかひたむきに生きる姿が心熱くさせてくれます。途中通常ではありえない状況(=ファンタジー)が入るのが若干気になるところですが……
「書店ガール5」は言わずと知れた「書店ガール」シリーズの最新作で、主人公は取手駅中の書店の店長なった宮崎彩加(作品ごとに主人公が変わっていくのも一つの特徴)。吉祥寺店のような人の集まる場所ではない店舗での苦悩の改善しようと努力する矢先に、地元出身の作家が登場(これが何気に近い存在)。
店舗の売り上げをアップするための奔走もこ気味いいですが、今作品ではラノベの新人賞の裏側も丁寧に描かれていて、作家になりたいと思っている人も参考になる部分が多いと思います。碧野圭さんも新人賞の選考を行った経験があるそうです。
その他だと、首藤瓜於さんの「大幽霊烏賊(上)(下)」も評価としては「4」でしたが、これは上下巻と少し長かったため、間延びした感があった分ですね。ただこの作品は舞台が精神病院で結構ディープな世界観があるため好き嫌いが大きき別れると思います。
少しほっこりしたい人には大山敦子さんの「イーヨくんの結婚生活」はおすすめです。
読了数はきっちり10冊をクリアしていますが、疲れもあるのか手にするのはどちらかと言うと「ライト」なものが多くなっているような気がしているので、重めの作品も手にしたいところですね。無意識的に避けているような感じです(笑
期間 : 2016年06月
読了数 : 11 冊 |
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松岡 圭祐 / 講談社 (2016-06-15)
★★★★☆ 読了日:2016年6月29日
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喜多 喜久 / 宝島社 (2016-03-04)
★★★★☆ 読了日:2016年6月27日
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麻見 和史 / 幻冬舎 (2014-10-09)
★★★★☆ 読了日:2016年6月22日
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碧野 圭 / PHP研究所 (2016-05-06)
★★★★★ 読了日:2016年6月20日
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原田 マハ / ポプラ社 (2016-04-05)
★★★★★ 読了日:2016年6月20日
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安達 瑶 / 実業之日本社 (2016-06-03)
★★★☆☆ 読了日:2016年6月16日
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首藤 瓜於 / 講談社 (2015-06-12)
★★★★☆ 読了日:2016年6月14日
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首藤 瓜於 / 講談社 (2015-06-12)
★★★★☆ 読了日:2016年6月11日
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鯨 統一郎 / 双葉社 (2015-04-16)
★★★☆☆ 読了日:2016年6月8日
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大山 淳子 / 講談社 (2016-05-13)
★★★★☆ 読了日:2016年6月6日
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誉田 哲也 / 文藝春秋 (2016-05-10)
★★★★☆ 読了日:2016年6月2日
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