2016年4月の読了数は11冊 前半が……
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なんか気がついたら1ヶ月があっという間に過ぎていて、ブログの更新も3月の読了数以降止まっていました。原因は明らかに本業が忙しすぎなんですけどね（←愚痴るつもりはないです）。
とはいっても、通勤時間を中心に読書は続けることができていて、2016年4月もぎりぎりとはいえ、月間目標の10冊をクリアする11冊読了することができました。
11冊目の本谷有希子さんの「嵐のピクニック」が194ページとショートショートなので若干ズルをした感はありますけど、長編じゃないと小説じゃないなんて思ってもいませんので、長短合わせて色々な小説があっていいと思っています（あくまでも読了のタイミングがアレだっただけです）。
2016年4月はタイトルにも書いたように、前半の作品が今ひとつ入り込むことができないものが続いて－－ある程度新しい作品を読もうとしているので仕方ないけど－－しまい、それも読了数を伸ばせなかった要因ですが、そんな時もあるんだなと。
そんな中で評価「５」をつけたのは、松岡圭祐さんの「探偵の鑑定Ⅱ」のみ。
多少内容としては主人公といえる凜田莉子と紗崎玲奈の活躍が少なかったのは残念ですが、ここまでの持って行き方と後半に松岡作品の別の主人公たちも一堂に会するなど、豪華さが評価を上げたかなと。
ここは松岡作品のファンということで甘くなっているのは自覚してます^^
その他では、読み慣れた作家さんの中では、機本伸司さんの「恋するタイムマシン 穂瑞沙羅華の課外活動」と石田衣良さんの「マタニティ・グレイ」の2作品に評価「４」をつけています。
「恋するタイムマシン 穂瑞沙羅華の課外活動」は映画にもなった「神様のパズル」から続く穂瑞沙羅華シリーズの最新作で、今作ではタイムマシンを作れるかどうかが柱になっていますが、今までの作品の中では科学要素が薄く、穂瑞沙羅華の「人間らしい」成長が感じられる内容になっています。
「マタニティ・グレイ」は妊娠における女性の社会的立場がテーマで、テーマは重たいのですが、主人公の千花子が葛藤を続けながらも後ろ向きにならず、前を向いて進む姿勢が素晴らしく感じました。ただ周りのフォローが良すぎて、「ここまで恵まれることはないよな……」と感じる部分もなくなないですけどね。
新規開拓作家の中では麻見和史さんの「蟻の階段 警視庁殺人分析班」も評価「４」。
これで2作品めですが、前作に比べると如月塔子らの「殺人分析班」のメンバーの役割も安定してきた感じもあり、全体的にパワーアップした印象があり、シリーズとして次も読んでみたいと思う流れになっています。
忙しいのは継続しそうな雰囲気ですが、本を読む時間はリフレッシュタイムでもあるので、本を読む時間をしっかりと作って、月間目標10冊はしっかりとクリアしていきたいと思います。
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期間 ： 2016年04月
読了数 ： 11 冊 |
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本谷 有希子 / 講談社 (2015-05-15)
★★★★☆ 読了日：2016年4月30日
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石田 衣良 / KADOKAWA/角川書店 (2016-01-23)
★★★★☆ 読了日：2016年4月28日
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喜多 喜久 / 集英社 (2014-09-19)
★★★☆☆ 読了日：2016年4月26日
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松岡 圭祐 / 講談社 (2016-04-15)
★★★★★ 読了日：2016年4月22日
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機本伸司 / 角川春樹事務所 (2016-03-11)
★★★★☆ 読了日：2016年4月20日
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麻見 和史 / 講談社 (2013-10-16)
★★★★☆ 読了日：2016年4月17日
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濱 嘉之 / 講談社 (2015-11-13)
★★★☆☆ 読了日：2016年4月14日
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垣谷 美雨 / 新潮社 (2015-06-26)
★★★☆☆ 読了日：2016年4月12日
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芦沢 央 / KADOKAWA/角川書店 (2015-04-25)
★★★☆☆ 読了日：2016年4月8日
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帚木 蓬生 / 集英社 (2013-11-20)
★★★★☆ 読了日：2016年4月5日
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六道 慧 / 徳間書店 (2016-02-05)
★★★☆☆ 読了日：2016年4月1日
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