2015年1月の読了数は11冊 赤とか黄色とか派手めな表紙が…
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新しい本棚も買ったし、2015年も昨年に引き続き読書三昧で、、、と思っていたのですが、正月休みがあったり予想外の残業が続いたりとあって(自分としては)平均的な11冊止まりとなりました。
内容のところは別として改めて並べてみると表紙の色が赤とか黄色といった、若干ですが派手な感じになっているのはちょっと不思議ですけど、ほんと偶然の産物だと思います(本を持ち出すときは背表紙とタイトルで選んでるので)。
とはいっても、以前の用にミステリーやサスペンス一辺倒ではなくて、幅広いジャンルの作品を読むようにしているからこそ、こういった色味の表紙が並ぶようになったとは思います。以前ならダーク系の表紙が多かったような気が^^
11冊の中で評価「5」を付けたのは松岡圭祐さんの「探偵の探偵2」だけでしたね。
今作は1作目にもまして主人公の紗崎玲奈の弱い部分が前面にでていて、途中までは「おいおいこのままで大丈夫なのか??」と本気で心配する展開になっていました。
それでも後半になり、相棒も復活し一気に畳み掛けるスピード感はさすが松岡圭祐作品といえます。まだ読んでいないひとは1作目と合わせて一気読みすることをお薦めします。
評価「4」になっている中でもあと一歩というのが、原田マハさんの「旅屋おかえり」と辻村深月さんの「子供たちは夜遊ぶ(上)(下)」の2作品(3冊)です。
「旅屋おかえり」は売れないタレントの丘えりかが、ひょんなことから「旅の代行」を始める物語で、人が「旅」にこめる思いが詰められた心温まる内容となっています。旅グセのない自分ですが、この作品を読んでどこか旅に出たいと思わされています。
「子供たちは夜遊ぶ(上)(下)」は生き別れた兄と会うために交代で殺人を繰り返すというダークな内容になってはいますが、その中に子供から大人になる通過点での葛藤や苦悩が丁寧に描かれていています。
そのため、殺人の方法やその選択肢(あまり書くとネタバレになる)のグロさがグロさだけではなく痛さも含めて伝わってくるのはさすが辻村深月さんという印象です。
しかし、この作品は2005年が初出で、デビュー2作目だったというのも驚きました。
2015年は読むだけではなく、、、、
とか目標を持ってはいますけど、そのために読む量を減らす予定はないので、今年も昨年と同じくらいのペースで読書をしていきたいと思っています。
期間 : 2015年01月
読了数 : 11 冊 |
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柚月 裕子 / 宝島社 (2014-10-04)
★★★★☆ 読了日:2015年1月31日
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辻村 深月 / 講談社 (2008-05-15)
★★★★☆ 読了日:2015年1月29日
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辻村 深月 / 講談社 (2008-05-15)
★★★★☆ 読了日:2015年1月28日
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加藤 実秋 / 小学館 (2014-07-08)
★★★☆☆ 読了日:2015年1月22日
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濱 嘉之 / 講談社 (2014-11-14)
★★★☆☆ 読了日:2015年1月20日
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石田 衣良 / 文藝春秋 (2014-02-07)
★★★★☆ 読了日:2015年1月17日
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和田 はつ子 / 小学館 (2014-10-07)
★★★☆☆ 読了日:2015年1月15日
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五十嵐 貴久 / 祥伝社 (2013-02-08)
★★★★☆ 読了日:2015年1月14日
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佐藤 青南 / 宝島社 (2012-05-10)
★★★★☆ 読了日:2015年1月10日
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原田 マハ / 集英社 (2014-09-19)
★★★★☆ 読了日:2015年1月7日
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松岡 圭祐 / 講談社 (2014-12-12)
★★★★★ 読了日:2015年1月6日
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