SJからのドラマ2本の評価
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自分が唯一定期購読している漫画雑誌がスーパージャンプなんですが、今年になってここに連載されている漫画が2つドラマ化されていて、ドラマを久しぶりに定期的に見ています(しかもかなりの勢いでツイートもしてる)。
ドラマ化されているのは「示談交渉人 ゴタ消し(1月6日放送開始)」と「バーテンダー(2月4日放送開始)」ですが、方向性の違いが顕著なので珍しくドラマのことを書いてみます。
この2つのドラマの方向性を一言で表すと、芸人がメインの「ごた消し」とジャニーズがメインの「バーテンダー」ということになります。
その辺を踏まえて、それぞれのドラマについて…
といってもどちらも漫画を原作にしていて、ストーリーは申し分ないので主にキャストについての自分勝手な思い入れになりますので、ご了承ください(原作を読んでいるので偏った思い入れになっています)。
「ゴタ消し」はシリアスが売りなのに…
ゴタ消しという漫画は主人公の白虎が警察では相手にしてもらえないような事件の被害者を「人並み外れた交渉術」で解決するかなりシリアスな物語です(おちゃらけも多少入ってますけど)。
それが芸人を使ってしまったことで、緊迫感が和らいでしまいシリアス感が伝わりにくくなっています。正直にいってここが残念というかもったいない感じがして仕方ないです。
特に主役の白虎はもっと落ち着いていて、「影」を感じさせる雰囲気が欲しいところですが、おちゃらけの部分が強調されている感じが強いですね。
もちろん、出演している方の演技のすべてが悪いわけでなないですが、日常的に笑いをとっている人を並べてシリアスなドラマを作るのには無理があったように感じます。
「バーテンダー」軽さがいい方向に…
一方のバーテンダーも最初は相葉雅紀の佐々倉溜に「?」を持っていたのですが、蓋を開けてみると原作の佐々倉溜の軽さと、相葉雅紀の軽さが絶妙にマッチしていて見ていて違和感がありませんでした。
脇を固めている役者も個性派でアクの強いキャスティングになっていて、バーテンダー独特のコダワリ(一部エゴもある)をしっかりと表現してくれそうです。原作に出てくるバーテンダーは個性の強い人多いんですよ。
バーテンダーはまだ初回なので、ここからの展開でイメージは変わってくるかもしれませんが、少なくとも安心して見ていけそうな感じです。
なんか、ゴタ消しがダメダメみたいな書き方になっていますが、前にも書いたように原作を読んでいてある程度イメージが固まってしまっている部分があるため、ついつい辛口になってしまいました。
キャスティングについては(自分的には)ちょっと馴染めそうにないですが、物語の「根幹」になっている「交渉術」「心理戦」といったところはしっかりと作られているので、サスペンス系が好きな人は見て楽しめると思います。
ちなみに、原作はゴタ消しが6巻、バーテンダーが18巻まで出ています。
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