Inspiron 15R Special Editionのベンチマークテスト

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Inspiron 15R Special Editionのレビュー第四弾は、マシンパワーのチェックということでベンチマークテストの結果を見てみたいと思います。

Inspiron 15R Special Editionは基本構成がいくつも（チェック時点では7つ）あって、仕様によってベンチマークの結果も大きく変わってくるので、今回の結果はあくまでも「参考」として捉えてもらえると助かります。

テストしたInspiron 15R Special Editionのスペック

今回モニター機としてお借りして、ベンチマークテストを行ったInspiron 15R Special Editionのスペックはこんな感じ。

OS	Windows 7 Home Premium 64ビット
CPU	Core i7-3612QM プロセッサー
メモリ	8GB
HDD	1TB
ドライブ	DVDスーパーマルチ
ディスプレイ	15.6インチ FHD 非光沢 液晶ディスプレイ(1920×1080)
グラフィック	AMD Radeon HD 7730M 2GB DDR3

基本構成でみると、Inspiron 15R Special Edition プレミアムになります。

ちなみにWindowsエクスペリエンスは基本スコアが「5.9」。ストレージが1TBあるもののHDDですからデータの転送速度が遅いためこのスコアになってしまった感じですね。

ただハードディスクのスコアは低いですが、それ以外は全体的に高いスコアになっているので、スペックとしては決して低いマシンではないと思います。

Inspiron 15R Special Editionのベンチマーク

ベンチマークテストは「CrystalMark 2004R3」というツールを使って3回計測し、それぞれの値と平均値をだしています（一発では信憑性に欠けますからね）。

で、その結果が次の表の通り

項目	1回目	2回目	3回目	平均
Mark(総合）	226378	221329	220537	222748
ALU（整数演算）	61894	62638	62517	62350
FPU（不動小数点演算）	57544	51679	51667	53630
MEM（メモリー速度）	57522	57679	57153	57451
HDD（HDD速度）	24648	24587	24500	24578
GDI（グラフィックス）	15725	15733	15703	15720
D2D（DirectDraw）	2108	2099	2104	2104
OGL（OpenGL）	6937	6914	6893	6915

1回目の結果はこちら

ストレージがハードディスクの割りには全体的に高いスコアになっているのは、CPUとグラフィックのおかげだと思います。

単体でみても数値の意味がわからないので、直近でベンチマークテストを行ったThinkPad Edge 430とX230と比較したのが次の表になります。

項目	X230	inspiron15	Edge 430
Mark(総合）	221666	222748	207089
ALU（整数演算）	54884	62350	62413
FPU（不動小数点演算）	50520	53630	51528
MEM（メモリー速度）	48182	57451	56841
HDD（HDD速度）	37402	24578	10810
GDI（グラフィックス）	18597	15720	16341
D2D（DirectDraw）	2948	2104	2455
OGL（OpenGL）	9133	6915	6700

レノボのモバイルノートパソコンの雄「ThinkPad X230」よりも若干ですが、スコアで上回る結果になっていますね。。。

マシン本体のサイズが違うので同じ土俵で語るのはよくないのかも知れませんが、ThinkPad X230との価格差を考えると、とにかくハイスペックマシンを安価に購入したい人ならInspiron 15R Special Editionは最高のパソコンといっていいかも知れません。

それくらいコストパフォーマンスは高いですよ。

Inspiron 15R Special Editionの詳細スペック及び価格は「Inspiron 15R Special Editionの基本構成チェック」にまとめていますので、興味のある方はこちらをご覧ください。

◆Inspiron 15R Special Editionの基本構成チェック