WordPressをインストールしたディレクトリと違う所で表示させる方法
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WordPressはインストールしたディレクトリ（WordPressアドレス）と、表示するディレクトリ（サイトアドレス）を別々にすることができます。
変更できることはWordPressの管理画面でも書かれているし、Codexにも設定変更の方法があるので「レア情報」ではないですが、Codexは文章のみで少しわかりにくい感じもあるためまとめてみます（自分でも忘れるし）。
＜そもそもディレクトリを変える必要はあるの？＞
インストールしたディレクトリ（WordPressアドレス）と、表示するディレクトリ（サイトアドレス）が同じでも何の問題なく動作することができますが、その場合サイトアドレスの後ろに「wp-admin」もしくは「wp-login.php」を入力すると簡単にログイン画面になってしまいます。
ユーザー名＆パスワードでロックされているとはいっても、ログイン画面が簡単にわかってしまうのはセキュリティ的にみて決していい状態ではないので、できれば変更しておいたほうが安心だと思います。
※サイト内に「ユーザー名」を表示している場合はユーザー名もまるわかりの状態です。
→ニックネームに変えると見えなくなります。
前置きはここまでにして本題の「WordPressをインストールしたディレクトリと違う所で表示させる方法」に進みます。
WordPressをインストールしたディレクトリと違う所で表示させる方法
ディレクトリを変更するには［新規インストール］と［既存の変更］の2パターンがありますが、今回は［新規インストール］の流れを紹介します。既存の変更はディレクトリを移動する作業が発生しますが、設定変更のコアな部分は同じなります。
＜基本条件＞
・サイトアドレスはルートディレクトリを使用（例：http://hana-net.info/）
・WordPressはルートディレクトリの下の「wp」フォルダにインストール（例：http://hana-net.info/wp/）
※ルートディレクトリとはドメインの一番上の階層のことをいいます。
１、ルートディレクトリの下に「wp」ディレクトリ作りWordPressをインストール
WordPressのインストールについてはここでは触れませんがインストールは普通にやって問題はありません。
２、ダッシュボードの［設定］→［一般］にアクセス
サイトアドレス (URL)をルートディレクトリのURLに変更して［設定を保存］をクリック
＜要注意＞
この設定をするとページは表示エラーになります。
表示エラーになっても問題のないタイミングで作業をしてください。
３、WordPress ディレクトリにある［index.php］と［.htaccessファイル］をローカルにコピー
４、［index.php］をテキストエディタ等で開き、下記の部分を修正
修正前：[php]require( dirname( __FILE__ ) . ‘/wp-blog-header.php’ );[/php]
修正後：[php]require(‘./wp/wp-blog-header.php’);[/php]
＜追記-2015年7月2日-＞
上記設定ではエラーになり、以下の設定で上手くできたと連絡をいただきました。
※設定値を見る限り、こちらの方法がトラブルは少ないと思いますので、こちらを使用することをお勧めします。
４’、［index.php］をテキストエディタ等で開き、下記の部分を修正
修正前：[php]require( dirname( __FILE__ ) . ‘/wp-blog-header.php’ );[/php]
修正後：[php]require( dirname( __FILE__ ) . ‘./wp/wp-blog-header.php’);[/php]
５、［index.php］と［.htaccessファイル］をルートディレクトリにアップロード
６、WordPressの管理画面にアクセスしてダッシュボードの［設定］→［一般］にアクセス
７、パーマリンクの設定の「変更を保存」をクリック
※変更がなくてもこの作業は必要です。
保存することで、ルートディレクトリにアップロードした［.htaccessファイル］を適切なものに書き換えます。
以上で、WordPressをインストールしたディレクトリと違う所で表示させる作業は終了です。
作業としては少し煩雑になる感じはありますが、最初の１回だけですしセキュリティ面を考慮するとやっておいたほうがいいので、余裕のある方は是非参考にしてください。
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