デルのXPS 27はハイパフォーマンスだけどコストパフォーマンスは高い(でも価格は高いよ)
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高いのか高くないのかイマイチわかりにくいタイトルになっていますが、デルのXPS 27は絶対的な価格はそれなりになっているものの、ひとつひとつのパーツを見ていくと何気にコストパフォーマンスが高い事がわかります。
「液晶ディスプレイ一体型(=オールインワン)」という特殊なスタイルで、仕様も独特だったりするため他のパソコンと単純比較ができない部分も結構あるので「見込み」になってしまうところはあります。
改めてみても、ここまでハイパフォーマンスな仕様をどこで使うかという問題もあるため、価格的にいい感じだからといって誰にでも勧められるかというとかなり微妙なところはありますけど^^
個人的には、モニタサイズも大きくていいしパフォーマンスは間違いのなりレベルなので、かなり気になるパソコンですが、唯一グレア液晶(光沢のある液晶ディスプレイ)だけはやっぱり好きになれないため、ここだけがマイナスポイントになるかな、、
だって、画面に自分の顔が常に映り込んでいるのはちょっと嫌ですよね
↓加工してあるけど、かなりしっかりと映り込んでいるのがわかると思います。
光沢を抑える「反射防止型」のフィルムも販売はされていますが、わざわざつけるのもなんですしね(確認したらさすがにまだ27インチ対応の製品は販売されていませんでした)。
グレア液晶(光沢液晶)の画面の綺麗さは認めますけど、パソコン用のモニターだとちょっと使いにくいので、ハード的に分ける(=選択ができる)か、ソフト的に反射を抑えるような仕掛けが欲しいところです。もっともこれをやるとコストアップしてしまうため、複数選択可は難しいのはよくわかります。
と、、、、
また脱線してしまったので、強引に引き戻します(おいおい)
まずは、基本となるXPS 27のスペックを確認してみます。
XPS 27の仕様
XPS 27にはスタンダードモデルの「XPS 27 プラチナ・タッチパネル」とメモリをアップグレードしている「XPS 27 プラチナ・タッチパネル・大容量メモリ」の2つのラインナップがあります。
メモリ以外でアップグレードできるのは「OS」だけで、あとはオプションで「TVチューナー」を付けるぐらいしかカスタマイズできないシンプルな仕様になっています。
プロセッサー | Core i7-4770S プロセッサー (8M キャッシュ, 最大3.90GHzまで可能) |
OS | Windows 8 日本語版 Windows 8 Pro 日本語版 |
メモリ | 8GB デュアルチャネル DDR3 SDRAM、1600MHz 16GB デュアルチャネル DDR3 SDRAM、1600MHz – 2 DIMMs |
HDD | 最大2000GB1SATAハードドライブ (7200回転) |
液晶ディスプレイ | クアッド HD(2560×1440) Adobe RGB 99% マルチタッチ対応ディスプレイ |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ、Blu-rayコンボ |
ビデオカード | NVIDIA GeFroce GT 750M 2GB DDR5 |
背面ポート | USB 3.0 x 4、RJ-45 10/100/1000 x 1、HDMI出力、HDMI入力、 Thunderbolt mini-DPポート |
側面/前面ポート | 電源ボタン、輝度調整、HDD LED、8-in-1メディアカードリーダー、マイク、フォンジャック、USB 3.0 x 2、光学ドライブ取り出し、入力選択 |
メディアカードリーダー | 8:1(対応: SDXC(SD3.0)、セキュアデジタル(SD)、マルチメディアカード(MMC)、メモリスティック(MS)、メモリスティックプロ、xDピクチャカード、Hi Speed SD、Hi Capacity SD) |
CPU、メモリもいい感じですが、最大の特徴は27インチの液晶ディスプレイで、解像度は2560×1440、Adobe RGB 99%カバーに加えてマルチタッチ対応ディスプレイと、現在販売されている一般市場向けの液晶ディスプレイとしては最上位機種といっても過言ではないスペックを持っています。
正直、この「液晶ディスプレイだけ」でも欲しいと思う人もいるくらいだと思います(サイズだけなら27インチクラスはありますが、マルチタッチ対応は販売されていないはずです)。
<価格>
XPS 27 プラチナ・タッチパネル:199,980円
XPS 27 プラチナ・タッチパネル・大容量メモリ:209,980円
ちなみにお借りしているモデルは、メモリを16GBにアップグレードしたカスタマイズ仕様(XPS 27 プラチナ・タッチパネル・大容量メモリ)です。
27インチ液晶ディスプレイを搭載といっても、さすがに20万円近いパソコンが安いとは書けないですよね^^
ただし、、、、
比較としてこの仕様に近いデスクトップパソコンをピックアップすると、意外と高くないことに気がつくんですよ。ということで、同じデルで「XPS 27 プラチナ・タッチパネル」に近い仕様のパソコンを購入した場合のシミュレーションをしたのがこちら。
XPS 27 プラチナ・タッチパネルに近い仕様のデスクトップパソコン(デル)
<モニタ>
モニタは選択肢が結構絞られているのですが、残念ながら単品でタッチパネル対応の27インチはなく、「27インチ」「解像度:2,560 x 1,440」「AdobeRGBカバー率99 %」が合致したモデルがこちら。
価格は69,980円
<パソコン本体>
パソコン本体はCPUに「Core i7-4770S プロセッサー」と搭載したモデルがゲーミングデスクトップ(ALIEWARE)しかなかったので、必然的に「ALIENWARE X51」からカスタマイズすることに。
最終的に出来上がった仕様はこれ(ベース仕様はALIENWARE X51 プラチナ)
プロセッサー | Core i7-4770S プロセッサー (8M キャッシュ, 最大3.90GHzまで可能) |
OS | Windows 8, 日本語版 |
メモリ | 8GB デュアルチャネル DDR3 |
HDD | 最大2000GB1SATAハードドライブ (7200回転) |
光学ドライブ | ブルーレイコンボドライブ |
ビデオカード | NVIDIA GeForce GTX 670 2GB GDDR5 |
ポートの構成は数が多く比較が面倒なので割愛していますが、使用するにあたって大きな過不足はない感じです(HDMIが微妙に違っている)。
この構成で価格は152,330円
モニタ(U2713H)とセットにした価格は
222,310円
XPS 27と比較して22,330円も高くなっています。しかもディスプレイはタッチパネル非対応。
最初の書いた通り、これだけのハイパフォーマンスパソコンを必要とする人がどれくらいいるかはわかりませんが、XPS 27のベースとお同じ仕様のパソコンを望むのであればセパレートで購入するよりも一体型パソコンを購入したほうがコストパフォーマンスが高いことは間違いないようです。
もっとも、、、、、、
キーとなっているCPUが最新のもので割高感があるため、時間とともにこの価格差は縮まる可能性はあります。
<今回比較したモデルはこちら>
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