ThinkPad X100e レビューまとめ
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ThinkPad X100eに関連する記事を5つほど書いていますが、断片的というかポイントごとに書いていたので、ここら辺でまとめのレポートをしようと思います(ってレンタル期間が終わっただけですけど)
ここまでの記事では若干辛口になってしまったのは明らかにThinkPad X200との比較だったからですので、最後はThinkPad X100e単体でしっかりと見たいと思います。
ThinkPad X100eの最終評価
ThinkPad X100eはスペックもそうですし、価格帯としてもいわゆるネットブックと呼ばれるカテゴリーに入るパソコンなのは間違いありません。
その中でも特徴というか個性は、ThinkPadシリーズ伝統の「トラックポイント」の採用とThinkPadの拷問テストをクリアしている「堅牢性」という点になるといえます。
特に堅牢性はネットブックのように持ち歩くことが多いパソコンの場合は、重要度の高い要素になります(ネットブックの持ち歩きって外だけじゃなく、家の中というのも結構あると思います)。
もう、この時点でネットブックの中では最有力候補になるのは間違いないんですが、それはThinkPadを知っているからで、そうじゃない人にとってはもうちょっと説明が必要だったりしますよね・・・
ということで、ThinkPad X100eの良かったところを見てみます。
【トラックポイント&キーボード】
トラックポイントの採用は前でも触れていますが、これに加えて新設計のアイソレーションキーボード(キーとキーが離れているタイプ)を採用していて、見た目もスッキリしています。
もちろん、見た目だけではなく打刻感もしっかりしていて、ThinkPadクオリティがしっかり保たれている印象があります。
※キーボードで唯一の不満は、矢印キー(特に上下)が近すぎて誤操作をしてしまう点ですが、ここはマウスで操作する人には気にならないところだと思います。
【ThinkVantage搭載】
ThinkVantageというThinkPadシリーズには欠かせないソフトウェアもしっかりとインストールされているので、スペック以上の使い勝手の良さがあります。
ネットブックのカテゴリーではCPU、メモリ等のスペックはどんぐりの背比べなので、こういったソフトウェアでの差が結構大きいんですよね。
良かったところではなく、気になって仕方なかったところはすでに書いているので、割愛して最後にThinkPad X100eのポジショニングを考えてみます。
ThinkPad X100eのポジショニングは?
ThinkPad X100eは先にも書いてますが、カテゴリー的には「ネットブック」になります。
そして、想定してる利用ユーザーは「ビジネスパーソン」です。でも、なぜかカラーバリエーションが3色(ヒートウェーブ・レッド、ミッドナイト・ブラック、アークティック・ホワイト)あります。
この辺のスペックとカラーバリエーションに開発陣と営業サイドのせめぎ合いを感じてしまうのは斜めから見すぎですが、ちょっと中途半端な感じになっているのは確かです。
なので、個人的にはThinkPadの底辺を広げる意味も含めて
コンシューマー向けに特化
させたほうが良いように感じました
と勝手気ままに書いてしまいましたが、ThinkPadクオリティのパソコンを54,810円から購入できるようになってるというのは、もの凄いことだと思います。
正直、この価格なら子供1人に1台買ってあげてもいいかな~と思ってしまいます(ちょっと贅沢な話か・・・)。
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