ThinkPad Edge 13 ベンチマークをやってみた
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ThinkPad Edge 13はCPUにAMDのTurion Neo X2 Dual-Coreという聞き慣れないのを搭載しているので、どれくらいの性能なのかベンチーマークでチェックしてみました。
ThinkPad Edge 13には2種類のCPUが用意されていますが、今回お借りしたパソコンにはよりハイスペックな「L625(1.60GHz 1MB)」が入っていました。
ベンチマーク結果
1回だと正確性に欠けるので、この後に2回、合計3回行ったテストを行いました。その時の結果と平均を出したものが次の表になります。
項目 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 |
---|---|---|---|---|
Mark(総合) | 51895 | 53013 | 54460 | 53123 |
ALU(整数演算) | 11787 | 11921 | 12256 | 11988 |
FPU(不動小数点演算) | 11584 | 10795 | 11650 | 11343 |
MEM(メモリー速度) | 8454 | 8673 | 8776 | 8634 |
HDD(HDD速度) | 7656 | 9062 | 9257 | 8658 |
GDI(グラフィックス) | 4334 | 4409 | 4364 | 4369 |
D2D(DirectDraw) | 1728 | 1783 | 1787 | 1766 |
OGL(OpenGL) | 6352 | 6370 | 6370 | 6364 |
結果としてある程度安定していることはわかりますが、数値がいいのかがわからないので、同じベンチマークテストを行った、Lenovoのノートパソコン「IdeaPad U350」と「IdeaPad S10e」の結果と比べて見たいと思います。
項目 | ThinkPad Edge 13 |
IdeaPad U350 |
IdeaPad S10e |
---|---|---|---|
Mark(総合) | 53123 | 52009 | 27820 |
ALU(整数演算) | 11988 | 13784 | 5402 |
FPU(不動小数点演算) | 11343 | 13111 | 4641 |
MEM(メモリー速度) | 8634 | 10094 | 4451 |
HDD(HDD速度) | 8658 | 8091 | 7459 |
GDI(グラフィックス) | 4369 | 4619 | 1123 |
D2D(DirectDraw) | 1766 | 1069 | 4073 |
OGL(OpenGL) | 6364 | 1241 | 665 |
こうみると、IdeaPad S10eよりは圧倒的に高性能で、IdeaPad U350とほぼ同じような性能といえますが、一番下の「OGL(3Dグラフィックス性能に関するベンチマーク)」だけはThinkPad Edge 13″が圧勝しているので、この部分が唯一のアドバンテージになります(この数値の差が総合の結果を押し上げています)。
この差の要因は、ThinkPad Edge 13がグラフィックボードに「ATI Radeon HD 3200 グラフィックス 128MB」をIdeaPad U350が「インテル グラフィックス・メディア・アクセラレーター 4500MHD」と違うグラフィックボードを採用しているからですね。
AMDのCPUは昔からグラフィックに強いといわれていますが、ネットノートの世界でもこの強みを維持しているのはさすがです。
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