消費電力の高い時間にバッテリー駆動させるThinkPadの「ピークシフト機能」
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これから夏本番を迎えるし、東京電力も(もごもごあるものの)値上げをすることは間違い無いですから、やはり夏場の電力消費量は気になるところですよね。
そんな今だからこそ登場しているのがパソコンのピークシフト機能です。ピークシフト機能は各社登載していますが、ここではThinkPadの「ピークシフト機能」について紹介したいと思います。
ピークシフトって何?
まずは基本となるピークシフトについて。
ピークシフトとは、、、
電力需要が高くなる日中はバッテリーだけで駆動させ、電力供給に余裕が出てくる夜間になったらACアダプターで充電を行うことで、日中は充電のような消費電力が高くなる動作を控えるようにすることをいいます。
確かにノートパソコンの場合、バッテリーで駆動できる時間はバッテリーを使ったほうがその間の消費電力を抑えることができますから、あえて日中の電力需要が高い時間に充電をしなくてもいいってことですよね。
<参考>
レノボのサイトにあった、PCにおける1日のAC電力資料の推移
スマートな省エネ運用を実現する「省電力マネージャー」
ピークシフトの良さはわかったとして、ある時間になったらACアダプターを抜いて、バッテリー容量が少なくなったらACアダプターを接続して、、、、なんて面倒な作業をしたくないのは人情です。そこで役に立つのがThinkPadの「省電力マネージャー」です。
ThinkPadの省電力マネージャーはバッテリーの使用傾向や状況を分析し、使わない機能は電力使用をゼロ、あるいは低電力モードへ自動設定をしてくれるため、使い勝手を損なうことなく省電力化が実現できます。
残念ながら今手元にThinkPadがないため、省電力マネージャーの設定を確認することができませんが、以前みた感じだとそんなに面倒な設定方法ではなかったと記憶しています。
ThinkPadの省エネ機能2002年に日本で独自開発された
今回はこのThinkPadのピークシフトのページを見ていて一番驚いたのが、ThinkPadの省エネ機能が2002年から開発されていたものという点で、しかも日本発なんですよ。
現在のピークシフトは昨年の東北地方太平洋沖地震を契機に動き出した感があるのですが、それよりも9年も前から省エネ対策に乗り出していたのはThinkPadならではですね。
<余談>
ThinkPadの販売元は現在レノボですが、2002年時点はまだIBMが製造していましたので、省エネ対策はレノボになったからというよりもIBM時代からの流れになります。
これから購入するノートパソコンでは、単純な性能だけではなくピークシフト機能がどうなっているかも購入に関してポイントになってくると思います。
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