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日本HPのスリム型も悪くないなHP Pavilion Slimline 400-320jpレビュー

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日本HPのデスクトップパソコンというとハイエンド・ミニタワーか、ゲーミングマシンを思い浮かべてしまいますが(好みの問題か)、一般的なニーズとしてはスリム型やミニタワー型のほうがあるんですよね。
Pavilion Slimline 400-320
そして、今回レビューをするのはスリム型のデスクトップパソコン「HP Pavilion Slimline 400-320jp」になります。スリム型の名の通り横幅は約10cmとiPadmini(幅13.4cm)よりも小さくなっています。


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残念ながら手元にiPadminiがなかったので、iPhone5sをフロントに置いてみましたが、半分以上は隠れることになります。ちなみに、iPhone5sの横幅は約5.8cmなので2台並べれば隠れることになります。
Pavilion Slimline 400-320とiPhone5s

全体図はこんな感じ
HP Pavilion Slimline 400-320jp

スリムなだけじゃなくスペックも◎

スリム型のパソコンは「パワー不足」と思いがちの人もいるかもしれませんが、最近のスリム型は必要十分なパワーを兼ね備えたものも多くなっていて、HP Pavilion Slimline 400-320jpもその中の一つです。

少し前に紹介した、エプソンダイレクトの「Endeavor ST170E」なんかと同じ系統ですね(スリムさはかなり違うけど^^)。

ということで、HP Pavilion Slimline 400-320jpのスペックを確認しておきたいと思います。

東京生産
カスタムモデル
東京生産
Core i7 カスタムモデル
OS Windows 8.1 Update(64bit)
CPU インテル Pentium プロセッサー G3220 インテル Core i7-4790 プロセッサー
メモリ 4GB(4GB×1) 8GB(4GB×2)
グラフィック インテル HD グラフィックス インテル HD グラフィックス 4600
ストレージ 500GB HDD 1TB HDD
オプティカル DVDスーパーマルチドライブ
保証 1年間保証(引き取り修理サービス、パーツ保証、電話サポート)
49,800円(税込)~ 89,800円(税込)~

東京生産カスタムモデルと東京生産Core i7 カスタムモデルの2つのラインがありますが、違いは「CPU」「メモリ」「ストレージ」になります(「グラフィック」はCPU内臓のため違いがでていますが個別に選択することはできません)。

<カスタマイズ>
東京生産Core i7 カスタムモデルで十分だろう…と思いますが、上記仕様から「OS」「CPU」「メモリ」「ストレージ」「グラフィック」「オプティカル」のカスタマイズが可能となっています。

個人的に変えるとしたら「グラフィック」かな、、、、なんて考えているのですが、実はモニターで借りた機会も東京生産Core i7カスタムモデルをベースにグラフィックを「NVIDIA(R) GeForce(R) GT 635 (2GB)」にアップグレードしていました。これにはちょっと驚いた^^
PavilionSlimline 400 デバイスマネージャー

<余談>
日本HPのデスクトップパソコンはケースを開けることが容易になっていて、購入後のカスタマイズも各自で出来るようになっているのが多いのですが、HP Pavilion Slimline 400-320jpに関しては特殊なネジが使われているため、簡単に開けることができないようになっています。
PavilionSlimline 400 ネジ

大きめのマイナスドライバーなら、、、
という雰囲気もありましすけど、借り物なので試していません。この辺の作りからも購入後のカスタマイズはあまり推奨していないように感じるので、購入時にある程度のスペックにする必要はありますね。

インターフェイスも十分考えられている

スリム型デスクトップパソコンで悩ましいのが「インターフェイス」。
タワー型と比較するとスペースが圧倒的に足りないので、どこを残すのかが大事なポイントになってきます。

じゃあ、HP Pavilion Slimline 400-320jpはどうなっているのか、、、というと

前面に「USB3.0×2」「メディアカードリーダー×1」「ヘッドフォン出力×1」が搭載。
Pavilion Slimline 400-320 前面

背面は「USB3.0×2」「USB2.0×4」「有線LAN」「マイク入力×1」「ライン入力×1」「ライン出力×1」を搭載。
Pavilion Slimline 400-320 背面

グラフィックはモニター機には「NVIDIA(R) GeForce(R) GT 635 (2GB)」が搭載されているため「デュアルリンク DVI-I端子×1」「HDMI端子×1」が搭載されていますが、標準のグラフィックでは「アナログRGB ミニD-sub15ピン×1」「シングルリンクDVI-D端子×1」が搭載されます(名残が見えると思います)。
PavilionSlimline 400

なお、「NVIDIA(R) GeForce(R) GT 635 (2GB)」を搭載した場合には「DVI->アナログRGBミニD-sub15ピン変換アダプター」が付属されます。

狭い中に、、というほど窮屈さはないですが、必要十分なインターフェイスが搭載されていることがわかると思います。とくに前面にUSB3.0とメディアカードリーダーを搭載しているのは使い勝手がいいと思います。

設置場所が狭い人に最適

HP Pavilion Slimline 400-320jpの特徴はなんといっても、この小さな筐体-真面目にサイズを書くと縦置き:約112×409×324mm /約6.5kg-になります。

そしてパソコンのスペックに関しては(カスタマイズも含め)必要十分なもので、普通に使う上で不満を感じることはないと思います(さすがにオンラインゲームをガンガンやるとファンが悲鳴を上げる可能性はある)。

そうなると捻りも何もないですが、ターゲットとしてはデスクがそれほど広くない、とか資料等で埋まっているなど設置場所に限りがある人になってくるのかなと。あと、タワー型のパソコンが「いかにも」っぽくて嫌いという人も選択肢に入れてもいいかな(一定数いると思います)。

最初に書いたように日本HPというと、タワー型の大きなマシンが主力と考えられがちですが、スリム型も悪くないのでスリム型を探している人は少しチェックしてもいいかなと思います。

HP Pavilion Slimline 400-320jp/CT
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