名前は変わっていませんが大きく進化したデルのInspiron 13z

2012-06-27［パソコン関連│ノートパソコン］

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Inspironシリーズはデルのメインストリームとなるモデルなんですが、その下につく製品名はここ数年液晶サイズを表す数字（原稿モデルは13～15）のままなんですよ（RとかZなどついていますが）。

製品名は同じまま何年も販売されていますが、中身はもちろんデザイン面においても新製品が登場するたびに進化していて、現行のInspiron 13zは「Ivy Bridge（アイビーブリッジ）」を登載しています。

なんか導入が堅苦しい感じなってしまった^^

でも、Inspiron 13z自体現状では「Inspiron 13z」と「New Inspiron 13z」の２つの製品があって、筐体のデザインもスペックの違うものとして販売されているので、混乱してしまう人がいるも確かかなと。デルとしてはその辺の認識はあるものの、製品の数字をみると液晶サイズがわかることを優先しているそうです。

＜余談＞
デルのInspironシリーズは元々ラップトップパソコン（ノートパソコン）のブランドでしたが、2007年にデスクトップのブランドだったDimensionと統合してコンシューマー向けのメインストリームブランドになっています。

また、液晶サイズの数字だけだと正確なモデルがわからなくなってしまうため、製品名の次にコードを付けて世代管理をしているそうです。例）Inspiron 15の場合Inspiron 15 (1545)、Inspiron 15 (1564)、Inspiron 15 (N5050)など。

そんなInspironの小咄はこの辺にして、今回確認させてもらったInspiron 13z プレミアムについて、デザイン面とスペックの両方から確認してみたいと思います。

Inspiron 13zのデザイン

Inspiron 13zのデザインの特徴のひとつがフラットな所。

全体的に凹凸が少ないのもありますが、ウルトラブック系にありがちな「傾斜」のついたデザインになっていません。そのため製品サイズでも「最薄部」のような記述がないんですね。

この辺は好き嫌いの部類になると思いますが、スクエアなデザインを好むのはデルらしい思ってしまいます。

もう一つ特徴になるのは、インターフェイスを左右に配置し背面をフラットにしたこと。

結構さりげない部分だったりしますが、確かにデスクの上で使用した場合以外と気になる部分なのでメインストリームとして広く使ってもらいたいと考えているInspironでは必要不可欠だとも言えますね（もっともInspiron 13zだけの特徴とは言えませんけど^^）。

デザイン面の最後はやっぱりInspironお得意のカバーが取り替えられる「SWITCH」の存在ですね。現場で写真を撮ることをすっかり忘れていますが、天板が取り替えられるメリットは色の変化だけじゃなくて、ステッカーチューンでも活用できます。

天板ってどうしても傷がつきやすい部分にもなるので、交換可能になっているのはちょっとした傷も気になる人にとってもありがたいシステムだと思います（個人的にはあまり気にしない人ですけど^^）。

とここまで書いてきましたが、Inspiron 13zのデザインは同社の他の製品や他社製品と比べて「突出した部分」はあまりなく、デザイン的な特長はそれほど際立ったものではないのは確か。しかしその代わりどんなシチュエーションでも無難に使えるオールマイティー性は高いといえます。

Inspiron 13zのスペックと価格

デザイン的な部分の次は気になるスペックと価格を、、、

仕様はいくつかありますがここではIvy Bridge（アイビーブリッジ）登載のNew Inspiron 13z プレミアムをピックアップしてみます。

プロセッサー	インテル Core i5-3317U プロセッサー (3MB キャッシュ、最大2.60GHzまで可能)
OS	Windows 7 Home Premium SP1 64ビット
メモリ	4GB (4GBx1) 1 DIMM DDR3 1600Mhz メモリ
チップセット	モバイルインテル 7シリーズExpressチップセット（HM77）
ビデオカード	インテル HDグラフィックス 4000
ディスプレイ	13.3インチ True-Life HD WLED モニタ (1366×768) (33.78cm)
ハードドライブ	320GB SATA HDD (7200回転)
光学ドライブ
サイズ	20.7 mm×332 mm×230 mm（高さ×幅×奥行き）
質量	1.73 kg