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4つの顔を持つ新発想(?)のトランスフォームパソコン「IdeaPad Yoga 13」

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液晶パネルがグルっと360℃回転する特徴を持つ少し変わったパソコン「IdeaPad Yoga 13」をお借りすることができたので液晶パネルを回転させて遊ばせてもらいました(もちろん、パソコンの性能もチェックしてますよ^^)。
IdeaPad Yoga 13

タッチ操作が可能なWindows8が登場してから、脱着式、スライド式など新しくタイプのギミックを持った製品がでていますが、レノボはあえて同じギミックではなく違うところで勝負してきたと。


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なんて書き出しだと、レノボが何もないところから開発したように思われますが、レノボ(正確にはThinkPad)では、古くからタブレットPCを販売していたので、アイデアの元はすでに開発陣の中にはあったと思われます。
→ThinkPadの開発チームとIdeaPadの開発チームが別なのはわかっていますが、ある程度の情報共有はされていると感じています。

自分もThinkPadのタブレットPCを使っていたことがあって、その時のレビューがこちら
ThinkPad X201 Tablet まとめ

閑話休題

危なくThinkPadの話になるところだったので、話を本筋のIdeaPad Yoga 13にもどします。

IdeaPad Yoga 13の4つの顔

IdeaPad Yoga 13の4つの顔がこれ

ラップトップモード
IdeaPad Yoga 13

タブレットモード
IdeaPad Yoga 13

テントモード
IdeaPad Yoga 13

スタンドモード
IdeaPad Yoga 13
これだけはわかりやすいように裏から^^

ラップトップとタブレットの切り替えは他のトランスフォーム系のパソコンでもできますが、テントモードとスタンドモードモードはIdeaPad Yoga 13だけの特徴といえますね。

→別途スタンドを用意すればタブレットで対応することができますけど、わざわざ持って歩くのも面倒と言えば面倒な話なので、パソコンだけで対応できるのはメリットとなります。

とはいっても、ラップトップモード以外は操作はタブレットのそれになるため、決して入力がやりやすいわけではないですから、基本的には「閲覧中心」の使い方に適していると思います(タブレットの入力に慣れていれば話は別ですが、、)。

トランスフォームを支えるヒンジはかなりしっかりとした作りでした
IdeaPad Yoga 13

IdeaPad Yoga 13のスペック

筐体の動きがわかったところで、気になるのはマシンのスペック。
どんなに使いやすい形体になったとしても動きが遅かったらなんにもなりませんからね。

ということで、確認したIdeaPad Yoga 13のスペックがこれ

Core i7モデル Core i5モデル
OS Windows 8 (64bit)
液晶パネル LEDバックライト付 13.3型HD+液晶、マルチタッチパネル
CPU インテル Core i7-3517U プロセッサー インテル Core i5-3317U プロセッサー
メモリ 8GB 4GB
HDD 128GB SSD
光学ドライブ なし
ビデオ・チップ インテル HD グラフィックス 4000(CPU内蔵)
内蔵カメラ HD 720p カメラ
カード・スロット 2 in 1 メディアカード・リーダー (SDメモリーカード、マルチメディア・カード)
本体寸法 333.4×224.8×16.9mm
本体質量 約1.5kg
バッテリー駆動時間 約7.4時間 約7.5時間

<注意>
正確にはパッケージ名はなく型番での管理になっていますが、同じ内容でも色の違いなどでいくつか型番が存在しているため、わかりやすくCPUの違いでまとめています。

<価格>
気になる価格ですが、2013年2月2日現在は公式サイトでの販売が停止しているため、オフィシャルの価格がわからないため、アマゾン価格で紹介します。

Core i7モデル→97,548円
Core i5モデル→74,799円

Core i7モデルも10万円以下で購入可能なのか!
ギミックのところが目立っていますが、パソコンとしての性能も悪くないですが、持ち歩くには約1.5kgの質量はちょっと重たいので、モバイルノートとして使うよりもリビングにあると重宝する気がします(テントモード、スタンドモードとも1人で使うよりも複数の人が見るときに生きるといえますし)。

IdeaPad Yoga 13のここが気になった

4つの状態へのトランスフォームっぷりも面白いし、パソコンの性能も悪くないので全体的には高評価を付けられるパソコンですが、気になった点が2つ。

まず一つ目は、キーボードの配列。
IdeaPadシリーズは前々からそうなんですけど、右端に[Home]キー、[End]キーなどが配置されています。そのため[Enter]キーを押したつもりが[End]キーを押してしまうことが多々ありました。
IdeaPad Yoga 13

慣れれば、、、
という事なんでしょうけど、一般的なノートパソコンのキーボードでは[Enter]キーは一番右端なので、合わせてくれると使い勝手は向上すると思います。

キーボードの打刻感は悪くないので、ほんと惜しい所です。

二つ目は、タッチキーボードの反応。
タブレット状態の時に使用するのがタッチキーボードなんですけど、こいつが何度呼び出してもすぐに引っ込んでしまい、結局使えずじまいでした。

お借りする期間が短かく設定の確認をする時間がなかっため、多分設定でなんとかなるとは思うのですが、お借りしたマシンは初期設定が終わってすぐのデフォルト状態だったので、この時点で使えないのはかなりマイナスポイントになると思います。

一応挙動を撮ってあります。

このスピード感はさすがにしんどかった^^
いや、ほんと時間があれば設定も見て「どうやったら改善するか」までレビューしたかったのですが、残念ながらそこまでの時間はありませんでした。

気になったところがキーボードに集中してしまいましたが、それ以外はほんと申し分の無いマシンなので、タブレットの楽しみを知っている人にはガチでおすすめできる1台だと思います(タッチキーボードの問題は絶対に解決できると思います)。

<おまけ>
IdeaPad Yoga 13のディレクターズカットムービーがオサレなのでおまけでご紹介

購入はこちらから

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