IDEAPAD TABLET K1とA1を比較
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レノボのタブレット中でもライトユース向けというか、お手頃モデルとなるタブレット機の「IDEAPAD TABLET K1」と「IDEAPAD TABLET A1」を同時にお借りすることができました。
この2機種の一番の違いは画面サイズになりますが、それ以外でも細かいところで違いがあるので、その辺りを比較してみたいと思います。
画面サイズ、質量の違い
まずは一番の違いといえる画面サイズとそれにともなって変わってきている質量の違いを見てみたいと思います。
IDEAPAD TABLET K1
IDEAPAD TABLET K1の画面サイズは「10.1型ワイドHD液晶（1280×800ドット）」
質量は743g
IDEAPAD TABLET A1
IDEAPAD TABLET K1の画面サイズは「7.0型ワイドHD液晶（1024×600ドット）」
質量は382g
２台を並べてみるとこんな感じ
さすがに10.1型と7.0型だとかなり大きさが違ってきますけど、その分質量の差も2倍近い差になっているのが大きなポイントになると思います。
基本スペックの違い
サイズだけが違う認識でいた2台ですが、基本スペックを確認すると大きく違っていることがわかります。
| 仕様 | K1 | A1 |
|---|---|---|
| 初期OS | Android 3.1 | Android 2.3 |
| プロセッサー | NVIDIA Tegra 2 | Texas Instruments OMAP 3622 |
| 作動周波数 | 1.0GHz | 1.0GHz |
| RAM | 1GB | 512MB |
| フラッシュメモリ | 16GB/2GB | |
| マルチタッチ | 10点 | 2点 |
| 内蔵カメラ | 前面200万画素、背面500万画素 | 前面30万画素、背面300万画素 |
全体的にみてIDEAPAD TABLET K1がハイスペック仕様になっていて、IDEAPAD TABLET A1は少しパワー不足かなとという印象ですね。またこの他でも、K1はmicroHDMI出力ポートを採用するなど細かい所もハイスペック仕様となっています。
＜おまけ１＞
充電に関して、IDEAPAD TABLET K1は専用の端子から充電を行いますが、IDEAPAD TABLET A1は端子にmini Bを採用しています。そのため充電に対する汎用性はIDEAPAD TABLET A1が若干高いと言えます。
IDEAPAD TABLET K1
IDEAPAD TABLET A1
＜おまけ２＞
IDEAPAD TABLET K1にはパソコンと接続するためのUSBケーブルも付属していますが、充電には対応していなくて、あくまでもデータ転送のために使用します（若干中途半端な感じですね）。
K1とA1ともにオリジナルアプリが魅力
K1とA1ともAndroid端末としての基本的な部分はしっかりと押さえていますが、それに加えて独自アプリやゲームを多数搭載しているのが魅力の一つとなっています。
一番目立つ所では、ディスプレイの中央にある「ランチャー・ゾーン」というもので、ど真ん中の地球儀はブラウザの起動を行なうことができ、それ以外の４つと設定用ボタンでそれぞれの機能にショートカットすることができます。
これが一番分かりやすい
この辺は好みもあると思いますが、タブレット端末ではメニューがわかりにくいことも多いため、わかりやすい位置に重要な機能が搭載されているのとてもありがたいと思います。
また、通常のAndroidマーケットに加えてレノボが提供するアプリ販売サイト「Lenovo App Shop」もあって、ここからも各種アプリがダウンロードできるそうです（今回は借り物のため、接続はしていません）。
K1とA1のおすすめユーザー
タブレット端末はどれを選ぶかが非常に悩む所ではありますが、この２台を使ってみて自分なりのおすすめユーザーを考えたところ、次のような感じになりました（私見入りまくりです）
＜ポイント＞
IDEAPAD TABLET K1は画面サイズも大きく、スペックも高いですが、743gと若干重たいのがマイナスポイント。
IDEAPAD TABLET A1は画面サイズが小さく、スペックも若干劣りますが、382gという携帯性がプラスポイント。
IDEAPAD TABLET K1
タブレット端末でメールだけではなく、アプリのゲームや動画再生も積極的に行なっていきたいエンターテインメント重視派がおすすめユーザーになります。
＜理由＞
ゲームや動画再生にはそれなりのマシンパワーが必要になってきますし、画面サイズ（解像度とも）が大きい方がより楽しめると思います。
エンターテインメントを積極的に楽しむためには743gという重さも苦にならないと思います（もちろん屋内で使うのであればほとんど気にならないと思います）。
IDEAPAD TABLET A1
タブレット端末はあくまでもパソコンのサブ機として、移動中にメールのチェックや検索をメインに使いたいビジネス重視派がおすすめユーザーになります。
＜理由＞
ビジネスに限定する必要もないですが、圧倒的（とは言えないですが）なマシンパワーよりも、携帯性をとにかく重視するには382gの軽量機は魅力です。
K1とA1の購入先
IDEAPAD TABLET K1とIDEAPAD TABLET A1は残念ながらレノボ公式サイトから購入することができないため、以下のリンク（主に楽天）から商品をお探しください。
IDEAPAD TABLET K1
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