音に拘るなら外せないタブレット「HP Slate 7 Beats Special Edition」レビュー
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HP Slate 7 Beats Special Editionシリーズはその名前が示す通り「Beats Audio搭載」が最大の特長となります(HPではタブレットの他、オールインワン、ノートもありHP Beats Special Edition シリーズと呼んでいます)。
「Beats Audio搭載」といっても、Slate7は2013年7月の初号機の時点ですでにBeats Audio搭載-タブレットでは初搭載だった-していましたから搭載自体に驚きはありませんが、HP Slate 7 Beats Special Editionではスピーカーも対応しているのがポイントになります。
というのも、、、、
初号機のSlate7の新製品発表会のレポートを見ると、この時点ではスピーカーは対応しておらず、Beats Audioの恩恵を受けるはヘッドホンで音楽を聞いた時のみでした。
ちなみにそのレポートではこんなことを書いていました。
HP Slate7の「Beats Audio」はヘッドホンで音楽を聞いた時にだけ有効で、内臓スピーカーで再生した場合は「Beats Audio」の恩恵に預かることができないとのこと。さすがの日本HPでもタブレット端末のスピーカーまではチューニングできなかったという感じですね。
https://blog.junkword.net/pc/tablet/slate7/beats-audio.php
それが初号機の登場から1年ちょっとでタブレットのスピーカーにもBeats Audioを搭載してくるのですから、HPがBeats Audioにどれだけこだわりを持っているかがわかりますね。
我が家にあった初号機とツーショット
画面サイズはともに7インチですが、前面にスピーカーがある分「HP Slate 7 Beats Special Edition」のほうがトータルのサイズは若干大きくなっています。
<余談>
Slate 7(初号機)から解像度等をアップさせた「HP Slate7 Extreme」にはBeats Audioは搭載されていませんでした。
Beats Audioスピーカーの迫力は最高!!
HP Slate 7 Beats Special Editionといえば、何はなくてもサウンド!!
ということで、サウンドのサンプルとして、adidasの時に知ったRita OraさんのI Will Never Let You Dowを少しだけ。
<削除>
比較として同じ音源(YouTubeの再生)で自宅にあったHP Slate 7(初号機)とiPadと(別でお借りしている)SamsungのGALAXY Tab Sの3台と聴き比べしましたが、やはり音に迫力があるのはHP Slate 7 Beats Special Editionでしたね。
正直音量はかなり絞っていたつもりでしたが、HP Slate 7 Beats Special Editionだけは「この大きさだと家族に怒られる…」と焦るレベルでした。音量もそうですがBeats Audioらしい重低音がしっかりと聴いているのが素晴らしいところです。
→さすがにスピーカーが小さいため、音量を上げ過ぎると「音割れ」というかビビリ音が目立つな、、という部分もありましたけど…
ただどう考えても7インチのタブレットとは思えない高音質な音になっていることは確かです。
何気に使えるカメラ機能
Beats Audioにばかり目がいってします「HP Slate 7 Beats Special Edition」ですが、何気にカメラの性能も悪くなくて、ホワイトバランスの調節はもちろん、細い設定が可能になっています。
先日写真撮影について話す機会があったのですが(クローズドなのでレポートは書けません)、そこでもカメラの設定の重要性を話してきたので、HP Slate 7 Beats Special Editionのように設定が柔軟にできるのは重宝すると思います。
※カメラとしてはサブ機扱いになりますけど、カメラを2台持たなくても大丈夫な状況になるのは持ち物が少なくなっていいかなと。
設定も細かくできるし
ホワイトバランスに露出補正もしっかりとできます。
撮影の補助線も多彩
DirectStylusペンも用の「あれ」がいい感じ
HP Slate 7 Beats Special Editionのポイントは「Beats Audio搭載」と「何気に使えるカメラ」の2つが本命ですが、個人的にちょっと気に入ったのがDirectStylusペンを搭載している点、、、、といいたいところですがそれ以上に面白いと思ったのが「本体にDirectStylusペンが落ちないように磁石が仕込まれている」こと。
わかりにくいですが、本体にしっかりと付いています
本体にDirectStylusペンが付くのをみて、最初はペンのほうに仕掛けがあるのかと思っていたのですが、ちょっと試してみるとUSBメモリ(EIZOさんありがとうございます)も普通に付くのでこれはペンに仕掛けがあるのではなく本体に磁石が付いていることになります。
たぶんこれを本格的に活用する人は少ないのかもしれませんけど、こういったちょっとした心遣いみたいなところって何気に大切だったりするな、、、なんて思ったりしています。
タブレットは当然電子機器で磁石には決して強いとは思えない中で、仕込むためにはそれなりの工夫が必要になるのは簡単に想像できますよね。それでもここに磁石(分解していないから正確には磁石のようなもの)を仕込んだプロダクトチームには頭が下がります(上から目線かな…)。
ほんとちょっとしたことで、スルーすることもできるとは思うのですが、便利は便利ですよね。利便性はもちろんですが、意外となくしてしまうことが多いタッチペンを紛失から救うという意味でも大きいといえます。
タブレットも大型化してきていて、7インチではちょっと小さいと思うかもしれませんけど、小柄ということは嵩張らないし重さも控えめですから、大画面は必要ないと思う人は選択肢として考えてもいいかなと思います。そしてHP Slate 7 Beats Special Editionなら「Beats Audio搭載」でサウンドにもこだわりがあり、カメラ機能も使い勝手がよくちょっとした心遣いもありますよっと。
自分としては別途スピーカーを持っていく必要がないので、アウドドア好きな人にオススメしたいタブレットです。
購入はHP DirectPlusがお勧めです
→HP Slate 7 Beats Special Edition
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