HP ProBook 4340s/CTとHP Slate 2 Tablet PCの提案するフレキシブルワークスタイル
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HP ProBookというのは日本HPから販売されている法人向けノートパソコンのラインナップになります。法人向けモデルの特徴は以前もレポートしていますが、カスタマイズの幅が広くそれに伴い価格の幅も広いことになります。
そんな法人向けモデルのHP ProBookですが、今回のリンクシェアフェア2012ではHP Slate 2 Tablet PCと連動したフレキシブルワークスタイルというひと味ちがうワークスタイルの提案が出ていました。
リンクシェアフェアの場は色んな製品(ECサイトによっては商品やサービスになることもあります)が展示されていますが、基本的には「物を見せる」ことがほとんどの中で、日本HPのここだけはワークスタイルの提案という少し角度の違うアプローチを行なっているのが特徴的を言っていいと思います。
時間とスペースが限られるイベントの場合どうしても「製品ありき」になってしまう中で、日本HPが「提案型」をしかも法人向けモデルで行なってきたのことに驚くとともに、日本HPの次の狙いがここにあるということの査証なのかもしれません(ってこれは妄想です)。
なんか少し脱線していきそうなので、話を戻します(笑
フレキシブルワークスタイルってなんだ?
フレキシブルワークスタイルってPOPに書いてるから、、、、なんてことではなく、写真の組み合わせを見てもらうと一目瞭然だと思いますがおおまかに言うとこんな感じ。
1、デスクにいるときはノートパソコンで作業
2、会議や外回りの営業、またはプレゼンのときはネットブックで
もちろん、この2台(写真ではHP ProBook 4341s/CTとHP Slate 2 Tablet PC)はケーブルで接続した時に「同期」する仕掛けがしてあります。←同期のファイルやタイミングは利用者によって設定可能になっていると思われます。
要は適材適所に合わせてデバイスを切り替えるという仕事の仕方を「フレキシブルワークスタイル」いう言い方にしていると。すべてをノートパソコンで完結できればいいのでしょうが、物理的な問題(嵩張る、重いなど)を考えると持ち歩くのであればネットブックが最適と言えます。
この手の方法は今までも多くのパターン(最近だとMacBookとiPadとか)がありましたが、基本的にはそれぞれのデバイスを単独で購入して各自の責任で設定するのが普通ですし、法人向けモデルは見かけないので、かなり珍しいように思えます。
が、、、
これからは日本HPがいう「フレキシブルワークスタイル」のように適材適所でデバイスを切り替えるスタイルは増えてくると思うので、同期の方法などノウハウを蓄積してくれると面白くなってきそうな感じはあります。
<余談>
HP ProBook 4341s/CT(写真を見てわかるように英語キーボード=US仕様)になっているのは、イベントに合わせてHP ProBook 4340s/CTの発売が7月中旬販売開始予定となっているため、とりあえずUS仕様を持ってきたからだそうです。
ちなみに日本国内で購入可能なのは、タイトルにも書いた通り「HP ProBook 4340s/CT」ですので、お間違いないように。
HP ProBook 4340s/CTとHP Slate 2 Tablet PCのスペックと価格
ワークスタイルの提案といっても、提唱しているモデルがしょぼかったら意味が無いですから、念のためHP ProBook 4340s/CTとHP Slate 2 Tablet PCのスペックと価格を確認しておきます。
◆HP ProBook 4340s/CT
OS | Windows 7 Home Premium (64bit) Service Pack 1(SP1)適用済み Windows 7 Professional (32bit) Service Pack 1(SP1)適用済み Windows 7 Professional (64bit) Service Pack 1(SP1)適用済み |
プロセッサー | インテル Celeron プロセッサー B840 (2MB L3キャッシュ、1.9GHz) インテル Core i5-3210M プロセッサー(3MB L3キャッシュ、2.5-3.1GHz) |
チップセット | モバイル インテル HM76 Express チップセット |
メモリ | 2GB(2GB×1)/ 4GB(4GB×1)/ 8GB(4GB×2)SO-DIMM DDR3-1333 PC3-10600、最大8GB |
ストレージ | 320GB HDD 7200rpm 500GB HDD 5400rpm内蔵(シリアルATA II、SMART機能対応、HP 3Dドライブガード対応) |
オプティカルドライブ | なし / スーパーマルチドライブ |
webカメラ | 720p HD Webカメラ |
グラフィックスタイプ | インテル HD グラフィックス(プロセッサー内蔵、インテル Celeron プロセッサー選択時) インテル HD グラフィックス4000(プロセッサー内蔵、インテル Core i5 プロセッサー選択時) |
ビデオメモリ | 最大815MB (メインメモリと共有)(メインメモリ2GB搭載時)、最大1696MB (メインメモリと共有)(メインメモリ4GB搭載時) |
ディスプレイタイプ | 13.3インチワイド(16:9)HD(1366×768ドット)TFTカラー(最大1677万色)、LEDバックライト |
インターフェイス | 外部ディスプレイポート(アナログRGB ミニD-sub15ピン×1)、USB3.0ポート×3、USB2.0ポート×1、HDMI 1.4aポート×1、ステレオマイク入力×1、ステレオヘッドフォン出力×1、ネットワークポート(RJ45) |
サイズ | 326×229×24(最薄部、突起部含まず)-37(突起部含む最厚部)mm |
質量 | 6セルバッテリ搭載時(オプティカルドライブなし / オプティカルドライブあり):約1.9kg / 約2.0kg |
バッテリ駆動時間 | 最大約7.3時間 (6セルバッテリ) |
価格:56,700円(税込)~
◆HP Slate 2 Tablet PC
OS | Windows 7 Professional (32bit) Service Pack 1(SP1)適用済み |
プロセッサー | インテル Atom プロセッサー Z670 (512KB L2キャッシュ、1.5GHz) |
チップセット | インテル System Controller Hub (SCH) SM35 |
メモリ | 2GB(2048MB×1)800MHz PC2-6400 DDR2-SDRAM |
ストレージ | 64GB SSD |
オプティカルドライブ | オプション |
webカメラ | VGA WEBカメラ(内側) 3メガピクセル WEBカメラ(外側) |
グラフィックスタイプ | インテル Graphics Media Accelerator 600 |
ディスプレイタイプ | 8.9インチワイドWSVGAディスプレイ(デジタイザー内蔵 & マルチタッチ、ワイドビュー、1,024×600/最大1,677万色)、LEDバックライト |
タブレット機能 | HP Slateデジタルペンおよびデジタイザー内蔵ディスプレイ、マルチタッチ |
インターフェイス | マイク入力/ヘッドフォン出力コンボポート×1、内蔵マイク×1、電源/拡張コネクター6、USB2.0ポート×1 |
サイズ | 234×150×15(最薄部、突起部含まず)mm |
質量 | 0.69kg |
バッテリ駆動時間 | 標準バッテリ : 最大 約 6.7 時間 |
価格:69,300円(税込)~
最小構成で購入した場合、セットでも126,000円で購入可能になります。
たださすがに最小構成だとノートパソコンのCPUがCeleronになってしまうので、最低でもその上のCore i5-3210M プロセッサーは登載したいところ。
現状ではどれくらい価格差がでるか不明ですが、2~3万円くらいの違いならアップグレードしたほうが絶対にいいと思いますよ。
法人モデルならではのメンテナンス性の高さ
長くなっていますが最後に見えせもらったHP ProBookの特徴がこの底面。
バッテリーを外して、つまみの部分を少し押すと底面のパネルを一気に外すことが可能になっています。
そして、そこにはメモリはもちろんハードディスク、無線LANのアダプターもあるので、万が一故障してしまったときは底面パネルを外すだけでメンテナンスが可能になっています。
そんな状態にしておいて大丈夫なんですか?
と担当の方に聞いたら「法人向けモデルなので、お客様自身がメンテナンスするよりも専門のスタッフが訪問してメンテナンスすることが多く、その作業工数を少なくするためになるべく簡単にできるようにしてあります。」との回答をもらいました。
なるほど、確かに法人向けモデルは引き取って工場でメンテナンスするよりも、お客様のところに訪問して行ってメンテナンスをすることのほうが多いので、作業スタッフのための配慮も大切になってきます。このへんの作りはやっぱり法人向けモデルならではですね。
<余談>
日本HPでは工場で修理をする引き取り修理を「標準保証(1年or3年)」もしくは「ハードウェアオフサイト クーリエ(3~5年)」と呼び、購入者のところで修理をするサービスのことを「ハードウェアオンサイト(3~5年」と呼んでいます
保守サービスはこの他にも休日修理やハードディスク変換サービスなど、沢山あるので自分の使用環境にあったものを選択するようにしてください(もちろんアップグレードした場合は有償になります)。
残念ながら日本HPの公式サイトHP Directplus オンラインストアでは、フレキシブルワークスタイルについて書かれているところはありませんが、HP ProBook 4340s/CTとHP Slate 2 Tablet PCの詳細は下記で確認できます。
→HP ProBook 4340s/CT:HP Directplus オンラインストア
→HP Slate 2 Tablet PC:HP Directplus オンラインストア
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