HP ENVY 700-360jpのお勧め構成と注意点
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全体的なスペックとモニター機の詳細を見てきたHP ENVY 700-360jpですが、じゃあ自分で購入するとしたらどんな構成(スペック)を選択するのかを条件別にピックアップします。また、実際に購入するときの注意点もあるのでそれも。
構成は一発勝負でも良かったのですが、自分がWebの閲覧だけじゃなく、Web制作、動画編集に加えシステム的なこともやっているため、若干特殊なので会社の同僚等に勧めるときの構成も加えています(コスト的なこともあるしね)。
たくさんあっても「お勧め構成」とはいえないので、次の2つに絞って紹介したいと思います(最初3~4で考えたのですが意外と長くなったので^^)。もしどれがと聞かれたら迷わず一番上の「自分が買うならこの構成」をプッシュします。
自分が買うならこの構成
ここが結構ガチで選んだ構成です。
若干オーバースペックに見えますが、この構成で買っておけばヘビーな動作を行っても不満を感じることもないですし、ストレージ容量が足りなくなることもほとんどないと思います。
OS | Windows 8.1 (64bit) ※Windows 8.1 Update適用 |
CPU | インテル Core i7 -4790 プロセッサー |
メモリ | 8GB (4GB×2) |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 760(1.5GB/GDDR5) |
ストレージ | 128GB SSD 2TB HDD |
オプティカル | DVDスーパーマルチドライブ |
保証 | 3年間出張修理サービス※ |
※保証をアップグレードするには「電子版登録案内レター」が必要です(無料)
上記構成での価格は
148,800円(税抜、送料別)
<注意点>
CPUとグラフィックをアップグレードする場合、最小構成からアップグレードするよりも「東京生産 i7 GTX760搭載モデル」をベースにしたほうが5,000円割引になっているので「東京生産 i7 GTX760搭載モデル」をベースにしています。
<なぜこの構成したか>
・CPUとグラフィック
CPUとグラフィックの違いは正直体感できるものではないレベルですが、デジカメの高解像度化などデータが年々重たくなってきていることを考えるとある程度強化しておいたほうがいいと考えました。また東京生産 i7 GTX760搭載モデルで割引になっていることも一つの要因になります。
・メモリ
メモリは多いほうが安定はしますが、性能とコストのバランスを考えると最初は「8GB」で十分だと思います。またメモリに関しては後から増設することも可能ですし、年々価格も下がってくるので慌てる必要はないです(メーカー保証の範囲は気になるところですけど)。
・ストレージ
ここが一番のポイントで、OSやプログラムの管理は転送速度の速い「SSD」を選択し、データ保存の領域には容量が多く安価な「HDD」を選択。この選択は最近のトレンドでもあるし理にかなっていると思っています。
OSの部分が128GBだとメンテナンスをしないまま使っていると結構ギリギリになることもあって、理想は256GBなんですけど、流石に+19,000円はコスト的にキツイのでこちらを選択しています(メンテナンスはディスクのクリーンナップでOK)
。
・オプティカル
ブルーレイも魅力ですけど自分はパソコンで映画を観る習慣がなく、観るのはリビングのテレビのためパソコンには必要ないと判断しています。将来的にインストールメディアがブルーレイになれば別ですけどたぶんそんな日は来ないと思います(ダウンロードが主流になりはず)。
・保証
このレベルのパソコンを1年で買い替えることはありえないですから、多少コストがかかったとしても保証は厚めにしたほうが得策だと思います。パーツ関連は後で追加、変更もできますが保証だけは最初に入らないと追加はできませんから。
といった感じで、自分の「今」欲しいパソコンの構成を考えてみました。
若干足りないと感じるのは、2TBのハードディスクのバックアップ。大容量を選択しているだけに貯めこんで「ドカン!」となるもの怖いですからね。またディスク容量のところは既存で外付けHDDやNASなど外部で運用をしている場合ここまで大容量でなくてもいいかなと感じます。
動画編集も安心して作業したい人向けの構成
安価で使える構成は、最小構成やモニター機の構成などがいい感じなので、コストだけをみるのではなくてスペックが高くて価格がそこそこに落ち着くような構成を考えてみました(お金をかければ超ハイスペックモデルは作るれますが、そこそこの価格で押せるのが大事ですよね)。
「動画編集」をする人をターゲットとしましたけど、グラフィック系やライトなオンラインゲームを楽しむような人でも安心して使えるような構成になった気はします。
そんな感じで選んだ構成がこちら
OS | Windows 8.1 (64bit) ※Windows 8.1 Update適用 |
CPU | インテル Core i7 -4790 プロセッサー |
メモリ | 16GB (8GB×2) |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 760(1.5GB/GDDR5) |
ストレージ | 1TB HDD + 16GB SSD |
オプティカル | ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応) |
保証 | 3年間出張修理サービス※ |
※保証をアップグレードするには「電子版登録案内レター」が必要です(無料)
上記構成での価格は
157,800円(税抜、送料別)
<注意点>
CPUとグラフィックをアップグレードする場合、最小構成からアップグレードするよりも「東京生産 i7 GTX760搭載モデル」をベースにしたほうが5,000円割引になっているので「東京生産 i7 GTX760搭載モデル」をベースにしています。
<なぜこの構成したか>
・CPU
ベースの時点で「Core i7」搭載していて、上位の「ンテル Core i7 -4770K プロセッサー」と決定的な差がないこともあり、同じコストを使うならメモリに振りたいと思い、ベースのままにしています(CPUの違いが体感できるのはベンチマークなどの試験結果くらいだと思います)。
・グラフィック
グラフィックはできればアップグレードをしたいところですが「NVIDIA GeForce GTX 770(2GB/GDDR5)」へのアップグレードが+20,000円と若干高いので今回はパスしました。グラフィックも後で別のものに交換できるので無理に最上位を購入しなくてもいいと思います。
・メモリ
最近のソフトウェアの動作はメモリ容量に依存するものが多く、CPUをアップグレードしても開かないファイルがメモリの増設で簡単に開くことも多くなっているので、メモリの増設はマストでした。
でもさすがに32GBは行き過ぎ(コスト的に)と考えて16GBに抑えています。
・ストレージ
自分のお勧め構成と比較するとトーンダウンしている感がありますが、動画編集をする人はすでに外部ストレージ(外付けHDDやNAS)を持っていると考えて、あえて控えめにしています。もちろんコスト面も考慮しています。
※1TB HDD + 16GB SSDの「16GB SSD」はディスク容量として使うことはできませんが、キャッシュデータを残せるので、パソコンやソフトウェアの起動、データの保存が速くなる特徴があります。
実際、動画編集をする時はハードディスクの空き容量がそれなりにないと作業できないので、パソコン内にデータを貯めこむのではなく、外部ストレージに移動するのが安定した作業を行うポイントでもあります。
・オプティカル
動画編集をしたらデータで渡したいというニーズもあると思うので、ブルーレイにも書き込める「ブルーレイディスクドライブ」はあったほうがいいと考えて選択しています。
・保証
このレベルのパソコンを1年で買い替えることはありえないですから、多少コストがかかったとしても保証は厚めにしたほうが得策だと思います。パーツ関連は後で追加、変更もできますが保証だけは最初に入らないと追加はできませんから(ッ自分のお勧め構成と同じですね)。
割りとハイスペックに寄りながらコストを抑え気味にした構成になったと思います。
問題はストレージ容量が1TBしかないので、外部ストレージが必須になっているところかな。すでに幾つか持っていれば問題はないですけど、持っていない場合はストレージを追加するか、外付けハードディスクなどを購入することになり余計なコストがかかってしまいます。
最近は「初めてパソコンを買います!」って人も少なくなって(子供に買う場合はあるけど)、既存のパソコンや周辺機器がありそれに合わせた選択もあるので、深く考えるとブログ上でお勧め構成を出すのが難しくなっているな。。。なんて思ったりします。
もちろん、友人・知人であればその辺をやんわりと聞いた上でお勧めを伝えますよ。
HP ENVY 700-360jpカスタマイズ時の注意点
危なく忘れるところでしたが、HP ENVY 700-360jpをカスタマイズする時に引っ掛かったところが2点あったので、最後にそれだけ書いておきます。
【1点目】
ストレージに「1TB HDD + 16GB SSD」を選択すると、増設用ストレージ(2nd、3rdとも)が選択できなくなります。
これがあるため、2番めのお勧め構成で増設用ストレージを提案できませんでした。
なぜできないかについて簡単に書くと「+ 16GB SSD」を使うために、ディスク管理をする必要があってそのために増設用ストレージが使えなくなっているようです。
【2点目】
お勧め構成のところでも触れていますが、保証を延長する場合「電子版登録案内レター」が必要になります。
特に追加料金が発生するわけではないのですが、なぜ延長する時だけ必要なのかは謎です(通常でも登録していいと思うのですが…)
2点目は軽めの話ですが、1点目はストレージ構成を考える時に考慮しておいたほうがいいかなと思います。
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