FlexScan EV2023W-H / EV2303W-Tのエコ機能
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EIZOが「EcoView」の機能に力をいれて取り組んでいることは「財布にもエコ」でも書きましたが、この中でもFlexScan EV2023W-H / EV2303W-Tならではの機能が「人感センサーEcoView Sence機能」です。
人感センサーEcoView Sence機能とは
ユーザーがモニターから離れるとパワーセーブモードに移行、近づいてくると復帰する機能のことです。
ユーザーがいるかいないかを判断しているのは、モニター前面にあるセンサーで「ユーザーの距離」や「ユーザーの動き」などを複数のアルゴリズムを組み合わせて判断しているそうです。
この黒い部分がセンサーになっています
※セミナー会場で動作を動画撮ろうと思ったのですが、なぜかパワーセーブモードに移行せず断念しました(笑
人感センサーEcoView Sence機能の特徴-ゆらぎ判定-
人感センサーEcoView Senceはユーザーが席を離れたらパワーセーブに移行するのですが、使用する人の使い方や環境によってかなりの違いがでるので、その範囲を判断するのは結構難しいものがあります。
それに対応するために組み込まれている機能がゆらぎ判定です。
ゆらぎ判定では、電源を入れたとき、EcoView Sence機能を有効にしたとき、設置方向の設定を変更したときなどのタイミングでユーザーの位置を「自動」測定します。
そしてその位置を記憶しておき、ゆらぎ設定で測定した範囲を超えた場合にパワーセーブモードに移行します。
→単純な距離だけでは判断しきれない状況に対応しています。
人感センサーEcoView Sence機能の特徴-静物判定-
ゆらぎ判定では人という動きのあるものを判断していましたが、静物判定では逆に動きのないものを判断しています。
例えば、人がいないのにセンサーの前に物(いすの背もたれ等)があった場合は通常ならパワーセーブモードにならないのですが、静物判定では1分間以上動きのないものは静物(=人ではない)と判定して、パワーセーブモードに移行させることができます。
もちろん、考え事をしていて動かない場合もあるので、パワーセーブモードに移行する前には画面上に「警告アイコン」を表示して気がついて貰えるような配慮がされています。
人感センサーEcoView Senceのアルゴリズムは紹介した「ゆらぎ判定」「静物判定」の他に「距離判定」というのも有りましたが、きっとどれもセミナーでは話せないような複雑なものが組み込まれているはずです。
人感センサーEcoView Sence機能は難しい機能なんですが、エコでありながらユーザーがいかに使いやすいかを考えているEIZOらしい対応ですね。
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