「Endeavor NJ3700E」でハイブリッドハードディスク初体験!
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ハードディスクの中にフラッシュメモリを搭載しキャッシュメモリとして使用することができるハイブリッドハードディスクといものが世の中にはあります(なんか難しい言葉が連発してる^^)。
難しい言葉は置いておいて、先日入手したエプソンダイレクトの「Endeavor NJ3700E」でこのハイブリッドハードディスクが選択できるのを見つけてこっそりと購入してみました。
あっ、、、、、
このパソコンは個人で使うものではなく、社員が使っているパソコンが調子悪くなったため買い替えたものですよ。でも、ハイブリッドハードディスクの搭載に関しては「システム的な検証」という名目の職権濫用です(笑
そもそもハイブリッドハードディスクって何?
小難しいことはウィキペディアに聞くのが一番なので、ハイブリッドハードディスクの項目から引用
ハイブリッドHDD(ハイブリッドハードディスクドライブ、Hybrid HDD)は、ハードディスクドライブ(以下HDD)にフラッシュメモリをキャッシュメモリとして搭載した記憶装置。
フラッシュメモリは、ハードディスクに比較して、シーク動作や回転待ち時間などの待ち時間が無いに等しい。このため頻繁に要求されるデータ(特にハードディスク内に分散しているデータ)をフラッシュメモリに蓄えることで、データアクセスの高速化を図ることが可能。
他にも書いてあるけど、長いので割愛。
ざっくりとまとめると
SSD並みの読み込み速度とHDDの大容量を両立させるドライブ
という感じです。もちろん普通のハードディスクよりはお高いですが、SSDを買うよりは安いと。
<参考>
Endeavor NJ3700Eの場合は、同じ500GBのハードディスクと比べると「+8,400円」です。SSDはその下ですがディスク容量を考えると割高なのは確か。
ハイブリッドハードディスクの実力は?
結論から書くと
通常時はハードディスクと同じくらいの速度感ですが、起動時、シャットダウン時の速度はSSDに近い。というのが感想ですね。
そのひとつの証左になるのが、Windows エクスペリエンスの結果です。
プライマリーハードディスクのスコアが「5.9」とハードディスク搭載マシンと同じ結果になっています。ちなみにSSD搭載機のスコアは「7.9」になります。
<参考>
ハードディスク搭載のThinkPad Edge E430のWindows エクスペリエンス
SSD搭載のThinkPad X1 CarbonのWindows エクスペリエンス
起動時間
初期設定が終わった状態と一番いい状態ではありますが、Endeavor NJ3700Eは約28秒でパスワード画面が起動しました。
自分が普段仕事で使っているマウスコンピュータの「Lm-i743K」はメインのストレージがSSDなんですが、これでもパスワード画面が起動するまで約25秒となっていますから、起動に関してはSSD並と言っていいと思います。
ハイブリッドハードディスクはわかりにくい?
メリットもそれなりにあるハイブリッドハードディスクなんですけど、パソコンの管理者としてひとつ気になるのが「購入後だとハードディスクが通常のものかハイブリッドなのかわからない」という点ですね。
※ディスクの管理にある4GBの回復パーテーションはドライバ等が入っていて、リカバリーをしたときに使います。
搭載されているハードディスクがハイブリッドであること(=フラッシュメモリが搭載されていること)がまったくわかりません。
それなら、、、とハードディスクを取り出してみても(良い子は真似をしないように)、500GBのハードディスクであること以外は特にわかることはありません。
→超マニアックな人なら型番から確認もできるかもしれませんが、それはハードルが高すぎます^^
まあわからなくても、特段困ることも無いんですけどどこかわかるようになっていると、(自分のようにパソコンを管理してる人は)助かるかなと。
ディスク容量を確保しつつ、一番イライラする起動時間が短くなるのがハイブリッドハードディスクのメリットですので、ビジネスユースでディスク容量を犠牲にしにくい環境の人にはお勧めのパーツだと思います。
あと、エプソンダイレクトのEndeavor NJ3700Eもシンプルなデザイン&余計なソフトが入っていない、そしてコストパフォーマンスが高いモデルなので、ビジネスユースにおすすめです。ノングレア液晶というのもポイントが高いです。
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