Diginnos Mini NUCの仕様詳細をチェック
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ドスパラのイベントに参加して、触らせてもらった機器を一通り紹介しましたが、その中でもちょっと気になった「Diginnos Mini NUC」について細かく見ていきたいと思います。
この製品に関しては、出落ちというか見た目のインパクトが強いので写真だけでもOKなところはあるんですけど、仕様を確認すると「もう少し」という部分があるのでその辺の確認ですね。
あっ、
なんか最初に「もう少し」と書いてしまうと、Diginnos Mini NUCが使えないパソコンのように聞こえてしまいますが、最小構成(カスタマイズできないので決め打ち)でも「使える」ことは使えますので勘違いしないように^^
ただ個人的には無理を承知でもう少しカスタマイズできると嬉しいな、、、、
と思ったり思わなかったり。
能書きはこの辺にして、詳細レビューにはいります。
サイズはさすがのミニマム
まずは見た目のインパクトして大きな「サイズ」ですが、ドスパラのサイトには「117 (幅) x 112 (奥行き) x 42 (高さ)(足含む) mm」と書かれています。
参考までに、iPhone 4sのサイズが「115.2(高さ)×58.6(幅)×9.3(厚さ)mm」となっているので、平面ではiPhone 4sを2台並べたときよりも若干小さく、高さはiPhone 4sを横にした時よりも低くなります。
実際に重ねたものがこれ(ケース付きのため若干大きいです)
※手元にはiPhone 4sしかなかったので、これで比較していますが、iPhone 5だと高さがもう少しあるため(123.8mm)差はもう少し大きくなります。
仕様(スペック)はかなり制限つき
サイズが小さいのはわかったとして、パソコンのスペックが気になるところです。
Diginnos Mini NUCには、イベント会場においてあった通常モデルの「Diginnos Mini NUC-GL」と Thunderboltを搭載した「Diginnos Mini NUC-TB」の2種類があります。
ただこの2機種の差はThunderboltの搭載を中心にした、インターフェイス回りだけでベースとなっている仕様はまったく同じです。しかも決め打ちになっているため、カスタマイズもできません。
ほぼ一緒ですが仕様詳細はこちらです。
GL | TB | |
---|---|---|
CPU | インテル Core i3-3217U プロセッサー | |
メモリー | 8GB PC3-12800 | |
マザーボード | インテル QS77 Express チップセット | |
ビデオカード | インテル HD グラフィックス 4000(CPU内蔵) | |
SSD | 128GB SSD (mSATA / SATA 6Gb/s 接続) | |
サウンド | オンボード HD サウンド(音声はHDMIからの出力のみ) | |
有線LAN | 10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T LAN | なし |
無線LAN | インテル製 Advanced-N 6205 (IEEE802.11b/g/n) | |
前面I/O | USB 2.0×1 | |
背面I/O | USB 2.0×2、HDMI x2 | USB 2.0×2、Thunderbolt×1、HDMI x1 |
サイズ | 117 (幅) x 112 (奥行き) x 42 (高さ)(足含む) mm | |
質量 | 約510g |
<価格>
Diginnos Mini NUC-GL:59,980円
Diginnos Mini NUC-TB:62,979円
この筐体のサイズで無線LANが搭載されているのはちょっと驚きますね。
それだけ無線LANの需要が増えているということかな。
ちなみに、Thunderboltが搭載されることで、HDMI端子1つと有線LANが削除されていますので、有線LANで接続を考えている人は要注意ポイントとなります。
なお、OSについては「Diginnos Mini NUC-GL」「Diginnos Mini NUC-TB」ともWindows8と Windows7 Home Premiumの選択が可能になっています(ともに64bit)。
<おまけ>
微妙な仕様の違いのほか、ケースの色も違っていて「Diginnos Mini NUC-GL」はオールブラックですが「Diginnos Mini NUC-TB」はトップの部分が赤色(臙脂色に近い)になっています。
まとめ
仕様をみると改めて「この筐体にここまで押し込んだな、、、」という印象を受けますね。
ここまでやるにはマザーボードの選択から始まって諸々合わせるのは大変だったことが容易に想像が付きます。
それでも「もう少し」と思うのがCPU(インテル Core i3-3217U プロセッサー)、オフィス系の作業はこれでも必要十分ですけど、グラフィック系のソフトを使ったり、映像編集をやろうとすると少し物足りなく感じると思いますので少なくても「選択肢」としてもう一つ上のCPUが選べるといいかなと感じます。
もちろん、CPUのスペックが上がればそれだけ発熱量も増えて小さな筐体では熱を逃がすのが難しいためかなり厳しいのはわかるんですけどね^^
まあ、サイズがサイズなのでメインマシンと言うよりは、リビングパソコンとかMacでWeb制作をしている人でWindows環境でも動作チェックをするようなサブ的な使い方に向いてると思います。
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