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この秋のパソコンは「3D対応」が一つのトレンドかな・・・

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この前に書いた「FFXIV推奨認定パッケージ」パソコンは何気に熱いは内容が内容なだけに局所的なブームでしたが、「3D対応」パソコンは日本のトレンドになっている感じがあります。
この秋のパソコンは「3D対応」が一つのトレンドかな・・・

これは日本のパソコン販売シェアのトップ4(NEC、富士通、デル、東芝)がすべて「3D対応」パソコン(デルはモニター)を販売していることからも明確だといえます。


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これ以外だと、「FFXIV推奨認定パッケージ」同様BTOメーカーから販売はされていますが、SONY、HPはまだですし、レノボ、EPSONは対応機種を販売するかは怪しそうです。

もっとも、SONY、HPはそれなりに準備はしている感じがあります。特にHPは「FFXIV推奨認定パッケージ」が出ているので、スペック的な壁はなくあとはモニターと方式の選択次第というところです。

逆に、レノボ、EPSONはビジネスユースを中心に据えているので、3D対応を焦る必要がないとは思います。

そんな3D対応パソコンですが、同じ3Dでも方式が違っているので、その辺を中心にまとめて行きます。

3Dを視聴する2つの方式

一言で「3D」と言っていますが、パソコンで3Dを視聴するには現在2つの方式があります。ひとつが「偏光板方式」もう一つが「フレームシーケンシャル方式」になります。

実際はもっと複雑なんですが、書いてるときりがないのでその違いをざっくりと、、、ちょっと言葉だけでだとわかりにくかったので、ITmediaさんで解説していた図を拝借しました。

【偏光板方式】
モニタの横のラインを行として、「左眼用」「右眼用」の映像走査線1行ごとに分離して再生。それを専用の偏光メガネで観ることで映像を立体にみせる方式。
偏光板方式

偏光板方式のメガネ

偏光板方式
偏光板方式

【フレームシーケンシャル方式(アクティブシャッター方式)】
「左眼用」「右眼用」の映像を交互に高速再生。それを左右のレンズが交互に開閉するシャッター式メガネで観ることで映像を立体にみせる方式。
フレームシーケンシャル方式

フレームシーケンシャル方式(アクティブシャッター方式)のメガネ

フレームシーケンシャル方式(アクティブシャッター方式)のメガネ

フレームシーケンシャル方式(アクティブシャッター方式)の受信部

フレームシーケンシャル方式(アクティブシャッター方式)の受信部

3Dを視聴する2つの方式による違いは?

[リンクシェア・サロン]パソコンフェア2010秋では、この2つの方式それぞれを見比べることができたのですが、実際の所は3D再生能力は目立って体感できる程の差はありませんでした

もっとも、方式が違うパソコンで比べたこと、流されている映像が違うことから純粋には比較できていない部分はありますが、その辺を引いても差は大きくないと思います。

ただ、、、フレームシーケンシャル方式では、NVIDIA(エヌビディア)が提供しているNVIDIA 3D Vision デスクトップに対応している必要があり、専用の機材が必要になります。。。。

う~ん、ここちゃんと説明するの大変orz

ただ、各社の商品ラインナップ及び説明を観ていると、3Dの映像(テレビ、映画)を観る分なら偏光板方式で十分で、動きの激しい3Dゲームをやるならフレームシーケンシャル方式(アクティブシャッター方式)が向いている感じです。

その他のスペックも基本的にはゲーム用の方が高くなり、その分価格も高いので使い方によって選択するのがベターです。

3D対応についてはかなり複雑で難しくなっていますが、ちゃんと選択肢があるのは消費者としてはありがたいことだと思います。

3Dの普及にはコンテンツの充実が課題

ハード面は各メーカーの努力で整いつつありますが(これも戦略的に色々あるみたいですが)、残りはコンテンツの部分。

3Dを最大限楽しむには3D用に特化して撮影された映像が必須条件になるのですが、3Dの映画が公開されたのが2009年ごろからなので、圧倒的にコンテンツが足りていない状況です。

ハードとしての魅力があったとしても、コンテンツがなければ市場を広げることは難しいので、ハードに続いてコンテンツの充実が待たれます。

<既存の映像を3Dにするのはどうよ?>
技術的にはできるそうですし、実際3D化した映像も見させてもらいましたが、やっぱり迫力に欠けるというか、どことなくぼやけているのが現状です。

将来的には技術革新があって改善される可能性もありそうですけど、現状だと3D用に撮影された映像とは比較にならないレベルだと思います。

「3D対応」パソコン色々

NEC、富士通を始め各社から「3D対応」パソコンが発売されているのですが、各社のかなりの数が出ているので、メインになりそうな物をピックアップしてみました。

価格は2010年10月13日時点で確認のとれた最小構成の価格になっています。
また、構成内容は販売店によって差がありますので、内容の確認はしっかりと行ってください。

NEC:VALUESTAR G タイプW ¥143,325(税込)~
NEC デスクトップ(VALUESTAR G タイプW)

富士通:FHシリーズ ¥116,800(税込)~

東芝:dynabook T550 ¥179,800(税込)~

マウスコンピューター:G-Tune ¥149,960(税込)~
マウスコンピューター/G-Tune

ツートップインターネットショップ(twotop.co.jp)

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