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お買い得「15.6型ノートパソコ」ン比較(2011年10月版)

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前回のパソコン比較ではとにかく持ち歩けること(=モバイル)が最優先課題としてみていましたが、今回は持ち歩くことは全く考えず(ノートなんで不可能ではないですけど^^)、性能も追わず、とにかくお買い得なモデルがどれかを比較してみたいと思います。

Eee PC 901-X vs. ThinkPad 701CS, s30, X41Eee PC 901-X vs. ThinkPad 701CS, s30, X41 / mah_japan

お買い得モデルというとちょっと知っている人なら「ネットブック」を思い浮かべると思いますが、ネットブックは基本液晶が小さいのがネックなので対象から外し、価格的な魅力が最も高いゾーンの15.6型からピックアップすることにしました。


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候補に上がった機種は次の7機種(ちょっと多いな…)
ThinkPad Edge E525(レノボ)
ThinkPad Edge E520(レノボ)
Pavilion g6-1100   (日本HP)
LuvBook LB-F300B2  (マウスコンピュータ)
Inspiron 15     (DELL)
Inspiron 15R    (DELL)
Endeavor NY3200S (EPSON)

詳細なスペックと価格はあとで確認しますが、上記の機種はいずれも最小構成で5万円以下(配送料等は別)で購入することができます。

最小構成の価格をチェック

お買い得を探す旅(ってなんだ?)なので、まずはわかりやすい価格から。

機種名 最小構成価格 送料
ThinkPad Edge E525 42,840円 無料
ThinkPad Edge E520 48,930円 無料
Pavilion g6-1100 35,910円 3,150円
LuvBook LB-F300B2 44,940円 3,150円
Inspiron 15 39,980円 無料
Inspiron 15R 46,980円 無料
Endeavor NY3200S 46,980円 1,575円

この後のCPUで詳細を説明しますが、一部の機種には最小構成でCPUに「Celeron」が設定されていますが、性能的に少し劣るため今回の比較からは外してあります。そのため上記最小構成の価格も「Celeron」を外したものになっています。

また、価格は通常の購入ページに記載されているもので、各種キャンペーンやクーポンを使用していない価格になります(2011年0月20日確認時点)。

価格だけみると、最低がPavilion g6-1100の35,910円で、最高はThinkPad Edge E520の48,930円と約13,000円の開きがあります。この違いがどの辺にあるかをこれから見てきます(っていっても大きな違いはCPUだけでそれ以外は、各メーカーの考え方と言うか戦略になるといえます)。

CPUは「Core i3」「Pentium」「AMD A4」の3つ

この7機種をみていて特長的だなと思ったのは、選択できるCPUのミニマムの構成。AMDはあいかわらず「廉価版」としてのポジショニングにあるので価格を抑えた構成には欠かせませんが(ハイスペックモデルもあるんですけどね)、インテルでも(懐かしい響きの)「Pentium」が登場します。

あと、Core i3に関しては現状のCore iシリーズの末っ子として廉価版では登場してしかるべき存在です(もちろんカスタマイズで上位のCPUを選択することもできます)。

※一部機種ではその下の「Celeron」もありますが、さすがに、、と思い割愛しています。

ということで、まずは各機種のCPUを見てみます。

機種名 搭載CPU
ThinkPad Edge E525 AMD デュアルコア A4-3300M APU
ThinkPad Edge E520 インテル Core i3-2330M プロセッサー
Pavilion g6-1100 AMD デュアルコア A4-3300M APU
LuvBook-F300B2 インテル Pentium プロセッサー B950
Inspiron 15 インテル Pentium プロセッサー B950
Inspiron 15R インテル Core i3-2310M プロセッサー
Endeavor NY3200S インテル Pentium プロセッサー B940

※ここでの搭載CPUは最小構成で選択できるものです。

インテルの「Core i3」「Pentium」は大きな違いがあるように感じますが、実はスペックだけをみるとお互いに遜色ないものなので、どちらを選ぶかは完全に好みです(そういう意味で言うとネームバリューのない「Pentium」がお買い得とも考えられます)。

で、AMDのA4-3300Mは動作周波数は高いものの、クロック数に差がある感じです(そのぶん価格も安いものがあります)。

一応、CPUの性能の違いを・・・

CPU名 動作周波数 コア数(スレッド数) GPUクロック(最大)
Core i3-2330M 2.2GHz 2 650MHz
Core i3-2310M 2.1GHz 2 650MHz
Pentium B950 2.1GHz 2 650MHz
Pentium B940 2.0GHz 2 650MHz
AMD A4-3300M 2.5GHz 2 443MHz

メモリ、HDD容量の差は微小

CPUは結構面白い違いがありましたが、メモリは2GBがメインで4GBを搭載しているのは「LuvBook LB-F300B2」「Inspiron 15R」「Endeavor NY3200S」の3機種、、、約でいうと半数か(笑

で、HDDの容量は320GBがメインで違いがあるのは「LuvBook LB-F300B2」の500GB、「Inspiron 15R」の640GBの2機種のみ。こうみると「Inspiron 15R」が少し抜きん出ている印象がありますけど、じつは価格も抜きん出ているので、当然の結果といえば当然の結果です。

それ以外だと全機種DVDスーパーマルチドライブを搭載だし、インターフェース関連も必要最低限は揃っているので、使用上は何の問題もありません。

結局のオススメはどれ?

CPUNにAMDはではなくインテルの「Pentium プロセッサー B950」を搭載しつつも、送料込みで4万円以下という価格が魅力なので、完全に価格重視でいった場合は、なんといっても
Inspiron 15
になります。

本体価格はHPのPavilion g6-1100がもっとも安いですが、送料(3,150円)が重たかったのと、CPUの性能が一段低いことを考慮してInspiron 15をオススメマシンにしました(送料込みにした場合の価格差は920円です)。あとモデル的にも2年近く前のもものなので、価格以外のバリューが小さいのが気になりますけど、お買い得モデルとしての選択としてはありだと思います。

パフォーマンス、価格ともいいのですが、惜しいのはデザインがシンプルすぎてちょっと野暮ったく感じてしまう点ですね。
仕事場のデスクの上ならいいですが、家で使うとなるとちょっと浮くかな、、、という印象です(DELLは某シリーズ以外はこの傾向が強いので仕方ないところですが)。

デザインだけみた場合、個人的に気に入っているのはThinkPadシリーズですが、ちょっとマニア向けな部分もあるので今回はマウスコンピュータのLuvBook LB-F300B2を次点におきたいと思います。

もちろん、デザイン以外のスペックもメモリは4GB、ハードディスクは500GBとちょっとグレードアップしているので、46,515円(Inspiron 15との差額は6,535円)の価格も妥当だと思います。

各製品の購入先はこちら

バナーとか面倒なので、シンプルにテキストリンクにしました。ここで紹介していない部分で気になる所があれば各ページでしっかりと確認してから購入してください(特に保守関係は触れていないので、しっかりみたほうがいいですよ)

ThinkPad Edge E525(レノボ)
ThinkPad Edge E520(レノボ)
Pavilion g6-1100 (日本HP)
LB-F300B2  (マウスコンピュータ)
Inspiron 15     (DELL)
Inspiron 15R    (DELL)
Endeavor NY3200S (EPSON)

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