パソコンの操作感をリセットする必要がある「Windows8」

2012-11-27［イベントレポート│参加レポート］

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2012年11月27日にマイクロソフトさんにお邪魔して、今年の10月にリリースされて何かと物議を醸し出している最新のOS「Windows8」についてお話を聞いてきました！！

正直に書くと、このブロガーミーティングに参加するまでWindows8に関してマイナスのイメージしか持っていませんでしたが、実際に開発の話とか操作性の話を聞くと進化についていかないとダメなんだろうな、、と感じるようになりました。

Windows8はタブレットのためのOSではない

Windows8はタブレットに寄り過ぎたために操作性が悪くなったという話をよく聞きますし、自分自身もそう感じている部分は多くありましたが、実際のところは、タブレットによったというよりは、タブレットでもパソコンでも使い勝手のよいUIを模索した結果が今の操作感になっているという感じですね。

確かに、パソコン側から見た場合「タブレットの操作」が侵入してきているから、そう感じる部分はありますけどパソコン（キーボードと言い換えてもいかも）の操作性の良さもしっかりと残されているのは間違いないと思います。

この辺は、マルチデバイスへの対応を念頭において開発された結果なんですよね。
その結果としてどのデバイスが一番使い勝手がいいか（Windows8の得意なデバイスがなにか）がぼやけて見えてしまうため、ある側面だけからみると「使い勝手が悪い」という印象を与えてしまう要因にもなっているのかな、、、、

複数のアプローチを使いこなすのがキモ

複数のアプローチで一番顕著だったのが「シャットダウン」の方法で、説明してもらっただけでも4種類ぐらいの方法がありました（ここでは詳しく書きません）が、どれが正解かということではなくてユーザーの使いやすい方法を選択していいというアプローチだそうです。

この選択肢は闇雲に増やしているのではなく、使用するデバイスに合わせて最適な方法をとれるように対応した結果、複数の選択肢ができてしまったというのが正解には感じましたが、システム主導のワンウェイではなくユーザーライクになっているのは一定の評価をしてあげたほうがいいと思います。

ただし、ユーザー側でも複数のアプローチがあるということをしっかりと認識して、それに対応できるだけの柔軟性を持っていくことが最新のOSであるWindows8を使いこなすキモになると感じました。

＜そのほかにも、、、＞
一例としてシャットダウンをあげましたが、Windows8で初登場して注目を集めているスタートメニュー（モダンUIと名付けられているらしいですが、表現は担当者によって微妙に違っていたのが面白かったです）も標準で使うことは全く想定しておらず、ユーザーによってカスタマイズすることを前提に設計されているそうです。

ここも今まではデスクトップとマイドキュメントのようにOSが用意した「場所」を中心に作業をしていた人にとっては、初期設定はあくまでも「仮」でいきなり「自由に」と言われても戸惑ってしまうポイントになると思いますが、ここをうまく機能させることがWindows8攻略の第一歩なのは間違いないですね。