WDのパーソナルクラウド「My Book Live」はノマドワーカーの強い味方
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少しレポートが遅くなりましたが、2011年9月15日にWD(ウエスタンデジタル)さんの会議室にお邪魔して、WDのパーソナルクラウド「My Book Live」についてのお話を聞いてきました(調べたら発売は9月23日からです)。
クラウドでも「??」になる人も多い中でそこに「パーソナル」がつくと一段と小難しい感じがありますが、もの凄くシンプルに書くと家のパソコンのデータを外から簡単に閲覧できる仕組みになります。
レポートが長くなったので、先に結論から。
外出先での作業って必要なデータを全部持っていくのはリスクがあるし、でも必要なデータが急に必要になることもあるので、それこそクラウドを使っている人も多いと思いますが、それでもクラウドへのアップロードを忘れていれば意味ないですけど、My Book Live ホームネットワークドライブを使えばバックアップをする要領でクラウドにアップロードできますから、アップロード忘れは少ないと思います。
また、外出先からデータを閲覧するだけではなく、編集も可能なため(ウェブアクセスのみ)、わざわざすべてのデータを持たなくてもパソコンのインターネットの環境さえあればどこでも作業が出来ますから、いわゆるノマドワーカーな人達にオススメなハードディスクになります。
なんてざっくりな結論(笑
でも真面目なところ、自分も自宅意外で作業することが多いのですが、写真データを持ち歩くのを忘れてしまったり、編集途中のHTMLファイルを忘れたりして時間はあるのに作業が出来なかった経験が何度もあるので、自宅にあるデータが外からでも簡単にアクセスできるのはとても助かると思います。
と結論を先に書いたあとで何ですが、My Book Live ホームネットワークドライブについてのレポートはここからになります。レポートが長くなっているので、目次を作ってみました^^
必要なハードウェアは「My Book Live ホームネットワークドライブ」
まずはウエスタンデジタルのパーソナルクラウドの肝というか根幹となるべき製品がこちらの「My Book Live ホームネットワークドライブ」
※会場には開封されて実稼動しているものがあったにもかかわらず、持ち帰れるという安心感から外箱しか撮っていませんでした(しかも家にあるものの開封もまだだし…)
My Book Live ホームネットワークドライブの主な特徴は以下のようになっています。
・ストレージを一元化
・ワイヤレスでバックアップ
・PC/タブレット/スマートフォンで一つのストレージを共有
・圧倒的なデータ転送速度
・DLNA/UPnP有効デバイス
・iTunesサーバ機能搭載
・WD 2go対応
・WD Photo対応
・Apple Time Machineに対応
・ファンレスの静音設計
色々とありますが、個人的にはバックアップの部分でWindowsだけではなく、Apple Time Machineに対応していること。Macがインテルを採用して(ってだいぶ前の話ですけど)いくらか近づいたとはいっても、ストレージ関連は意外と非対応も多いので両方にしっかりと対応しているのはいいですね。
その他だと、パソコン以外のデバイスからでもアクセスできるようになっているので、パソコンとスマートフォンでデータを連動させたりが割と簡単にできるようになっているも特筆すべき点だといえます。
なお、WD 2go、WD PhotoはiPad、iPhone、iPod touch、Androidスマートフォン向けのアプリで、My Book Live ホームネットワークドライブ内にあるデータを閲覧するために使うものです。なので非対応はまずありえないですけど、これが意外と直感的に使えるものになっているのも◎です。
アクセスできるデバイス
特徴でも書いているので、繰り返しになってしまいますが、My Book Live ホームネットワークドライブにアクセスできるデバイスはパソコンだけじゃなく、タブレット端末、iPad、iPhone、iPod touch、Androidスマートフォンなどがあります。
パソコンであれば端末(OSか)を選ぶことなないと思いますが、それ以外の端末(スマートフォンとかタブレット)の場合は、WD 2go、WD Photoというアプリが必須になるため、これがインストールできる端末に限られてしまいます(もっとも、相当前の規格じゃなければほとんど大丈夫だと思います)。
スマートフォン等からのアクセスでは閲覧のみの制限がありますが、数多くのデバイスからアクセスできることは魅力だと言えます。
ウェブアクセスはデータ閲覧&編集可能
ここからちょっと具体的な内容に入って行きますが、My Book Live ホームネットワークドライブにアクセスするにはここで説明するパソコンからアクセスする「ウェブアクセス」とスマートフォン等からアクセスする「モバイルアクセス」の2種類があります。
この2つの一番の違いは、ウェブアクセスはデータの閲覧だけではなく、編集作業も行なうことができるという点です。実は今までもウェブアクセスが可能な製品はありましたが、どれも閲覧のみで編集が出来なかったので、これは大きな進歩だと思っています。
ただ、今回のセミナーではモバイルアプリの説明が主でウェブアクセスからの編集作業は確認できなかったため、どこまでできるかはまだ未確認です。
モバイルアプリはデータ閲覧がメイン
↑でも触れていますが、モバイルアプリ経由でアクセスした場合はデータの編集は行なうことができず、閲覧するだけになります(要はスマートフォン等をビューアーとして使うというイメージ)。
パソコンとの違いを考えると少し物足りない感じはありますが、スマートフォン等では元々編集作業をアクティブに行なうことも少ないですし、アプリケーションの問題もあるので現段階では閲覧のみでも問題はないと思います。
<モバイルアプリの注意点>
モバイルアプリでアクセスした場合は、認証をID/PWではなくスマートフォン等の個体識別番号を使うため、1台のスマートフォン、タブレットを複数人で使う場合でもアクセスできる領域を「人(ID/PW)」で分けることができません。
まあ、スマートフォンもタブレットも複数人で共有することは少ないですから、大きな問題はないと思いますけど、お試し導入しているところでは少し注意が必要になるかもしれません(ってこれまんまうちの会社です)。
ざっと、My Book Live ホームネットワークドライブについて書いてみましたが、実はウエスタンデジタルさんから「My Book Live ホームネットワークドライブ」を頂戴できたので、これからセットアップ等々しながら実際の挙動を確認してみたいと思います。
で、その辺のレポートも追々していきたいと思っています。
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