Touch Diamond(スマートフォン)の市場はどこに?
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第1回目に続き2008年12月11日に開催された、第2回「Touch Diamondと考えるスマートフォンの未来」ブロガーミーティングに参加してきました。
前回は主にマイクロソフト、HTCのプレゼンに終始していましたが、今回はモニターとしてTouch Diamondを使ったアルファーブロガーの方々による「実際に使ってみた感想」をプレゼンしていただき、その後グループディスカッションという流れで行われました。
アルファーブロガーの使い方は一般的なのか?
仕事の都合で、ネタフルさんといしたにさんのプレゼンを聞きそびれていますが、いしたにさんはプレゼン資料を公開していますし、参加者のレポートをみて補完してみました。
そこで気になったのが、アルファーブロガーの方々使ったような使い方は本当に一般的なのか?という所です。
例えば、ネタフルさんは「での操作がし難く、サードパーティのソフトウェアを使ったインターフェイスを変えた」と言っていたそうですし、中島ひなさんは「outlookと同期させてスケジュール管理をした」と言っていました。
小林さんも「メール、スケジュール管理、Google系サイトの使い勝手」の良さを協調していました。
が、、、こういった使い方って一般的と言われる人たちが簡単に行えるレベルではないような気がします。
アルファーブロガーの感性の鋭さや、人に伝える力は流石だとは思いますが、使い方はやっぱりディープになって、そこに届く商品を作ったとしても一般には受け入れられない尖った商品になってしまう感じがします。
Touch Diamond(スマートフォン)の市場はどこに?
別に今回アルファーブロガーのプレゼンの内容は悪くなく、個人的には面白く気づかされる部分も多くあったので有意義でしたが、ここまで使いこなせる層はそれほど多くないので、マイクロソフト、HTCが狙う市場はそこじゃないんですよね・・・
小林さんもプレゼンで似たようなことを話してました
だから、コンシューマー市場って謳っていると思うのですが、製品の特性を考えると狙っている市場と実際に使いこなせるユーザーがいる層とちょっと乖離がある感じがします。
どこの市場を狙うといいか。。。それが解っていればわざわざ2回もブロガーミーティングを開くこともないと思いますが、やっぱり狙い所は難しいですね。
個人的には、ビジネスユースからプライベートユースに流れてくる市場と、その逆のプライベートユースからビジネスユースにシフトしていく両方の流れがぶつかるあたりの市場が見えると面白いように感じます(ある意味新しい市場の開拓なのかもしれません)
<補足>
ビジネスユースからプライベートユースの流れは、会社で使っているソフトウェアなどを自宅でも使う流れで、MSのオフィス系などはこれに近いと思います
プライベートユースからビジネスユースの流れは、個人で使っているツールなどを仕事でも使う流れで、ブログなどはこれに近いと思います。
いずれにしても、Touch Diamond(スマートフォン)は新しい商品なので、新しい発想で攻めていかないといけないと感じました。
グループディスカッションについて触れていないので写真だけ
以前携帯電話を売っていた経験があるだけに、難しさがわかってしまうので、否定的にとらえてしまいますが、新しい物について考えるのは本当に楽しいし刺激になります。
改めて、こういった機会をくださり、また自分たちの意見を真剣に聞いてくださった、マイクロソフトの越川さんと、HTCの田中さんには感謝を申し上げます。
アイデアのいくつかを製品化すると仰っていた越川さん、どんな新製品が登場するか楽しみにしたいと思います。
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