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好きをお金に 第15回東京ブロガーミートアップはマネタイズの話 #tbmu

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第15回目となる東京ブロガーミートアップが1月15日(水)に開催されました!今回のテーマは第2回と同じ「マネタイズ」、ブログ論なんてもので盛り上がっている昨今ですがやはりマネタイズにはみんな興味があるようです。
第15回東京ブロガーミートアップ
なお今回はブロガーのマネタイズにおいて最大のインパクトを与えているAdsenseの運営元でもあるGoogle社のオフィスをお借りすると同時に同社の坂本達也氏による「はじめてのDFP講座」もついた豪華版となっています(ただ時間はいつもと同じだったので密度の高い時間になりました)。


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第2回のレポートはこちら
第2回ブロガーミートアップのテーマはいきなり「マネタイズ」

当日の進行としてははじめてのDFP講座が先にありその後で参加者のLT(いつものやつね)が行われたのですが、東京ブロガーミートアップの基本は「テーマに沿った参加者のLT」になるので、レポートとしてはこちらを先にします。

基本は「好きなことを書く」と「役に立つこと」

単純にマネタイズといっても、本業(ブログからの収入で生計を建てる)として考えるか、それとも副業(サラリーマンなどで他に収入がある人)として考えるかで「求める報酬額」も変わってくることもあって一律ではないのは事実ですが、今回の参加者のLTを聞いてい共通していたのがこれ(今回はどちらのタイプのブロガーもいました)。

・ブログの内容は「自分が好きなこと(興味のあること)」を書いている

実はこれがブログのマネタイズ(もしくはブロガーがマネタイズしたいと考えいること)の根底になっている部分で、少し言い換えるとブログで嫌いなこと&苦手なこと&やりたくないことはしたくないということになります。仕事でブログを書かされている人なら違うと思いすけど、ブログを書いている人の多くは「仕事(本業ね)とは関係ないところ」で始めているので当然といえば当然ですよね。

なのでマネタイズの方向性としては「お金になるから」がスタートではなくて、今あるコンテンツ(=書きたいこと)をいかに「お金に替えていくか」が最大の焦点となっていきます。

マネタイズの上では「アクセス数」が重要になってくることは誰でも想像ができると思います。実際LTの中でもアクセス数と収入に相関関係があることを示してくれるものもありました。

アクセスアップの話になると「SEO的なテクニック」が取りざたされることが多いですが、テクニックで集めたアクセスは一時的なもので「継続的」なアクセスにはつながりません(検索エンジンの対応もありますが、内容がなければ繰り返し見ることはないですから)。

ここでターニングポイントになるのが
書いている内容が「誰かの役に立っているか?」
になってきます。

インストラクターのネタ帳の伊藤さんが集約してくれていました
IMG_7902

好きなことを書きつつ、それが誰かの役に立つことかを意識すること(これを流行語的に表すとお・も・て・な・しの心かな?)でアクセス数がアップするポイントなんじゃないかなと感じました(単純に好き好き大好き超愛してる、だけではなくて「ここが重要」とか「こうすると便利」といった情報を付加する感じ)。

マネタイズの理想郷の実現が簡単になった(けど…)

好きなことをしてお金にする(=生活をする)
これって誰もが憧れることですが、これを実際に叶えることができる人は一握りで大半の人が「お金(=生活)のため」に嫌なことでも耐えながら仕事をしていると思います(このボーダーラインは非常に曖昧でふわっとしていますけど)。

しかし、GoogleのAdsenseや各社がサービス提供しているアフィリエイトの仕組みを利用すると「好きなことをお金にする(=理想郷)」の実現が比較的容易になっているのが今の状況といえます。

ここだけみると「誰でも簡単に」と思いわれがちですが、みんなのLTを聞いていても「役に立つこととは」はもちろんのことですが「継続」させることや「トライ・アンド・エラー」の取り組みなど様々な工夫をしていることが伺えて、マネタイズをするにもやらなくてはいけないことは沢山あるなと感じました。

ただ基本が「好きなこと」をやっているため、一般的な「苦労」とは違っていてみんな「楽しんでいる」印象を受けるのがブログのマネタイズのいいところでもあると思います(時給のアルバイトとくらべて労力がそのまま売り上げにならなことも多いですが)。

結構脱線気味のレポートになった気がしますけど、今回の東京ブロガーミートアップに参加して自分が感じたところをまとめてみました。

2つのSEO

今回自分が話をさせていただいた内容にちょっとだけ触れておきます(危なく書き忘れるところだった)。

自分はブログでマネタイズするには「サイトの入り口」と「サイトの出口」の両方が大事だと思っていて、そこでこの2つのSEOを考えたほうがいいですよ、といったことを話しました。

1、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)
2、Site Exit Optimization(サイトの出口最適化)

ブログの場合マネタイズを考えた場合、どこでお金になるかを見ると「サイト内」ではなく「サイト外(他のサイト)」になってしまうので、いかにお金になるところに誘導するかにかかってくるんですよね。なのでそこをしっかりと押さえた上で最適化をすることが大事かなと思っています。
seo

はじめてのDFP

最初に聞いたのに最後になってしまいましたが、DFP(DoubleClick for Publishers)に関して。基本はDFPですがその前に「Adsenseの最適化の基本」も話していだだけたのでそこも含めて気になったポイントを紹介したいと思います。

◆Adsenseの最適化の基本

・Adsenseで表示される広告は「AdWords」でオークション形式で入札されたものになる。
・Adsenseで支払われる成果は2位になった広告プラス1円(セカンドプライス)
・セカンドプライスの攻略には「競合の広告を多く出す」こと

セカンドプライスの概念があるため、高い成果(要は高報酬)を得るためには1位と2位の広告費が極力近いほうがいいので、競合が多い広告のほうが有利になる。そのためにはテキストだけ、画像だけ、または特定のセグメント分けをするなど「広告を選ぶ」ことはしないほうがよいそうです。

◆DFP(DoubleClick for Publishers)

DFPは操作&設定は結構難しいですが、仕組みはいたってシンプルで簡単に言うと「広告枠を管理するサーバ」になります。

例えばブログにAdsenseを設置する場合、テーマファイルに「Adsenseの広告コード」を書くことのが一般的だと思います。ただこれだと表示されるのは常に設定したAdsenseのみとなります(当然と言えば当然ですね)。

しかしDFPを使用すると現在Adsenseを表示させている場所を「広告枠」と捉えられるようになり、その裏側で複数の広告を設定し、DFPで表示する広告をコントロールすることが可能になります。

なんか難しい言い回しになっていますが、簡単な例で言うと広告枠の基準を「クリック単価」に設定した場合、Adsenseのクリック単価と別の広告のクリック単価を比較してよりクリック単価の高い方を優先して表示させるようなことが可能になります。

この他にも様々な設定が可能なんですけど、この辺の設定がDFPで難しいと感じるところにはなりますが、仕組みとしては非常に面白いし使いこなすことができれば有効活用できることは間違いないと思います(もっともある程度のボリュームがあるサイトじゃないとダメだとは思いますけど)。

そんなこんなでレポートが長くなりましたが(しかも遅いし)、ブログのマネタイズに関してとても有意義な話が聞けて良かったです。ほんと東京ブロガーミートアップのLT(今回は講義もあったけど)の内容は濃いですね。

参加者のブログ

<おまけ>

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