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ThinkPad生誕20周年おめでとう!第4回ThinkPad 大和魂ミーティング

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2012年11月16日(金)にベルサール六本木で開催された、第4回ThinkPad 大和魂ミーティングにThinkPadユーザーの端くれではありますが、参加してきました。
第4回ThinkPad 大和魂ミーティング

それにしても、ThinkPadは誕生してから20年も経っているんですね、、、その間色々と変化があったにもかかわらず「ThinkPadブランド」を守っている方々は本当に素晴らしいと思います。


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20周年ということで、名札にも20周年記念シールが
第4回ThinkPad 大和魂ミーティング

ちなみに、大和魂の「大和」は戦艦とか日本からとったものではなくて、ThinkPadmの研究開発を神奈川県大和市にある日本IBM大和事業所でスタートしたことに由来しています。

IBMからLenovoに事業が譲渡(PC部門だけ譲渡されたんですよね)された後もThinkPadの開催は大和事業所で継続され、ThinkPadブランドもそのまま残り今に続いています。ただThinkPadの開発チームは2010年末に大和事業所を去り、横浜市みなとみらい地区に移転しているので、現在のThinkPadは大和では作られていないんですよね、、、

それでもイベント時に「大和魂」という言葉を使い続けているのは、ThinkPad開発陣をはじめThinkPadユーザーにとっても「大和」があり意味「聖地」となっているからだと思います。ThinkPadユーザーの端くれの自分でも「ThinkPad=大和」というイメージありますから、ヘビーな方々はもっと感じていると思います。

自分も2010年に一度だけ、大和事業所の見学ツアーに参加せてもらって事業所内のThinkPadのテスト工程などをみさせてもらった経験があります。なぜかその時のレポートを書いていないので、紹介できないのがもの凄く残念です(記録はしっかりと書くべきだと反省してます)。

大和魂の言葉だけでここまで書いてしまった^^

20周年記念ケーキ入刀(笑

大和魂ミーティングに先立ち(なんか変な感じ)、20周年を記念して作られた特性ケーキにレノボ・ジャパン Think Client Brand Managerの土居憲太郎氏とレノボ・ジャパン 製品開発統括担当/ノートブック製品 木下秀徳氏の他ジャンケン(!)で選ばれたThinkPadユーザーが入刀式を行いました。


※ユーザーの方は顔出しの許可がわからなかったので加工してます。

いや、、、
まさか大和魂でケーキが登場するとは予想もしていませんでしたけど、この遊び心はいいですよね。

小さいケーキに大勢のThinkPadユーザー(ほとんど親父)が群がるのも不思議な光景でした(笑

このケーキは途中で参加者全員に配られ、美味しくいただきした。

20周年を迎えたThinkPad

ケーキの後は、レノボ・ジャパン Think Client Brand Managerの土居憲太郎氏が「20周年を迎えたThinkPad」というお話をしてくださいました。

歴史に関しては、スクリーンでみると1台1台のThinkPadは豆粒くらいになってしまっていて、何が何だかさっぱりですが、知っている人たちは機種名(700cとか750cとか、X20とかとか)を聞くたびに頷いていましたね、、、

そんな中引っかかったのはお気に入りポイントになっているキーボードで、元々ThinkPadのキーボードは秀逸なできで、これを使うと他のキーボードが使えなくなるとも言われていましたが(半分都市伝説ですよ)、機械の薄型化、アイソレーションキーボードの採用と変化が起きているにもかかわらず、キータッチ、キーストローク、剛性は維持しているそうです。

時流の変化に対応しつつ、ThinkPadクオリティは変えてないってことですね。

ちなみに、後半のThinkPadに関する質問のコーナーで「アイソレーションキーボードからレガシーキーボードの選択はできないのか?」という質問があったのですが、それに答えた土居さんの回答は「現在はアイソレーションキーボードを主流と捉えているし、メーカーとして自信をもってリリースしているので、選択は考えていない。また選択できるということは、アイソレーションキーボードに自信がないと思われる。」といった主旨の回答をしていました。

ThinkPad Tabletはこうして育った

続いて、レノボ・ジャパン 製品開発統括担当/ノートブック製品 木下秀徳氏による「ThinkPad Tablet」の開発の考え方と「ThinkPad Tablet 2」の紹介をいただきました。

いや、、木下氏は話しぶりこそ淡々としていますが、製品開発のかける熱い思いがヒシヒシと伝わってくるプレゼンでした(そのためか、時間はかなりオーバーしていましたね)。

ThinkPad Tablet 2のことだけでも文字数が凄いことになるので、ここではざっくりとしか書きませんが、とにかく言えるのはThinkPad Tablet(初代ね)で不満があったところを的確に潰して製品として一回りも二回りも進化した製品だということ。

特にこれは!と感じたのはタッチペンで、今まで電池内臓のアクティブペンを採用していたが、ThinkPad Tablet 2ではワコム製のデジタイザー(電池不要)を採用し小型・軽量化に成功。これに加えて液晶もデジタイザー対応に変更したため、薄く反射も少なくすることに成功したと。

完全自社開発ではなく、他社の技術を取り入れる柔軟さも大事なんですよね。

ThinkPadに関する質問

セッションの最後は、こんな機械を使って参加者の意見を集める「ThinkPadに関する質問」。

質問は、ノートパソコンのバッテリーでの使用時間や求める液晶サイズ、解像度などパソコン全般にかかるものや、TrackPointの使用方法や使っているTrackPointのキャップの種類などThinkPadにかかわるものまでありました(全部で何問あったかカウントしてません^^)。

全体の回答をざっくりとまとめるとパソコン(タブレットも含む)に求めるものは

「軽さ」「適度な液晶サイズ」「高解像度」

の3点ですかね。

適度な液晶サイズとしたのは、パソコンなら12~14インチ、タブレットなら7~10インチと幅があるのと、実際の所液晶サイズよりも解像度のほうが重要性が高いので曖昧な書き方になっています。ただあまり大きな液晶は持ち歩きには不便なので「大きい液晶」は不人気でした。

バッテリー駆動時間を気にする人も多いと思ったのですが、あまりバッテリーだけで作業をする人が多くなかったようで、それほど長時間ではなくてもいいみたいです。

質問タイムが終わった後はレノボ・ジャパンのスタッフ、ThinkPadユーザーが揃って記念撮影をしましたが、これは自分では撮れないため写真はありません。たぶんレノボ・ジャパンのサイトかパソコン系のメディアで紹介されると思います。

また長いレポートになってしまいましたが、最後にレノボ・ジャパンの皆様、そして一緒に会場にいたThinkPadユーザーの皆様、ThinkPadだけを考える濃厚な時間ありがとうございました。

そして
ThinkPad生誕20周年おめでとうございます!!

会場には旧ThinkPadも何台か置かれていましたが、ゆっくり見る時間がなくざっとしか見られなかったのが心残りかな、、、

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